山の古別荘のDIY記

2013年今年も終わり

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 年内最後として、郵便物のチェックを兼ねて山の家へ行ってきました。

 この日の気温は現地の温度、日中で5℃。
 天候は晴れ時々曇りで、寒さが少々堪える気温です。






 室内へ入り明かりを付けて異常があるかないかを確認します。

 いつもなら必ずある虫の死骸もほぼ見当たらず、前回来た時のまま家具類が鎮座しておりました。


 お掃除は今回パス! (゚∀゚)



 室内の気温は外気温と同じ。
 日頃人間が住んでいない家は冷え切っています。
 とりあえずストーブに燃料を入れて、部屋を暖めることから始めます。






 この灯油は一年前に購入した物。
 冬にあまり来ることが出来なくて、タンク1杯分まるまる物置で眠っていました。

 灯油成分が分離している可能性があるため、使用できるストーブはだるまストーブのみ。
 *石油ファンヒーターなどに古い灯油を入れると、燃料ノズルが詰まって故障の原因となります。
 日本海側や山間部の寒い地域に住む人はよく知っておられるが、暖かい地域や太平洋側に住む若い子達は知らない人が多いのです。

 
 燃料を一杯にして着火しますが、これ1台ではぜんぜん暖まらない。

 このブログを読んで下さっている読者の方のおうちでは、薪ストーブをお持ちの方がいらっしゃって、うらやましか。

 やはり、炎というのは一気に室内を暖めてくれます。
 小さなストーブ程度では、天井が高いこの家はなかなか暖まってくれません。
 床下はすーすーだし。(;´Д`)ノ


 今日は今シーズン初で囲炉裏も活用します。



 炭火が熾きたらケトルを乗せてお湯を沸かします。







 今、この記事を書きながら写真を見てあらためて思いました。
 炭が少なすぎると。

 この量では夕方まで保たず、途中で加えたのですが、量が少なくてなかなか火が回りませんでした。
 囲炉裏の大きさからしても、もっと多くても構いませんね。


 お湯が沸くまでの間、音楽を聞きながらぼーっとしてすごします。







 至福のひととき。ε=(^。^)



 そう言えば、この家には壁にいろんな物が掛かっています。

 機関車や帆船の写真パネルや、何かの記念に作ったであろうどこかの会社の壁掛け贈答品。
 達筆で文字が書かれた色紙(読めない)。

 全部、前のオーナーさんが置いていった物。

 完全に無価値と思える物の一部は、この家を入手した時に廃棄処分にしたのですが、殆どの物を現在でもそのままにしてあります。

 その中で油絵の絵画が2点。







 ↑キャンバス20号ぐらいの大きい物と、
 キャンバス1号ぐらいの小さい物。↓







 一見価値がありそうで、無さそうで。
 誰が描いたのか、いつか描かれたのかもわかりません。



 もしかして、すげえブツだったらどうしよう・・・・(*゚∀゚)=3



 そんなことを考えていたら、お湯が沸いたので、コーヒーを作ってすすります。








 来年はまた虫達が出てくるまで、山の散策道を開鑿する作業が待っています。


 「そう言えば、ナタがあったな・・・(´・ω・`)」







 前のオーナーさんの置き土産のナタを持ってきます。
 細い灌木や雑草が生い茂る山の中に入っていく時は、ナタより軽い手ノコギリの方が使い勝手が良いです。
 本当はブッシュマンナイフ(蛮刀)があれば一番なのですが、銃刀法違反になっちゃいますのでありません。

 それでも、ナタが1本あれば、太めの枝をはらう時などに活用できます。
 イノシシが出れば武器にもなりますし。


 取り出してみて、刃をチェックします。
 刀身はさすがに錆が浮いていて、刃の先端部分も丸くなって落ちています。
 使用するには研がないとダメでした。

 刀身には銘が入っています。






 何と読むのでしょうか?
 思い当たる漢字で調べてみても工房はわかりませんでした。
 値段シールが貼ったままで、20年前の物とは言え安価な製品です。
 そんなに有名な物ではないかもしれませんね。



 そうこうして過ごしているうちに、向かいの山にこちらの山の影が映ってきました。
 山の夕暮れは早いです。







 炭火もちょうど無くなってきたので、帰り支度を始めます。


 また来年。






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