山の古別荘のDIY記

どこへ続くの? その3

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 別荘のDIY工作日記が、山の中の廃道探索記になってしまってる。( ̄▽ ̄;)

 いいんだ、どうせ役に立たないページなんだから。


 いつもの事ながらつまんないことばかり書いてるページだなぁと思われて、飛ばし飛ばし読まれているんだ。
 きっとそうだ。

 作ってる自分でさえ面白くないんだから。(;´Д`)



 コイツ頭がおかしいんじゃないか?と思って読んでいるそこの貴方。

 貴方の推察は間違っていません。



 だが、しかしっ!!



 今の私にとって、そんなことはどうでもいいことなのだ。

 あっはっはっは!






 さて・・・







 一旦広がった道はカーブを曲がると再び藪化していました。

 山肌に付けられた開鑿の跡はしっかりと続いていて、私が進む方向を導いてくれています。



 やがて、道は一筋の沢にぶつかりました。







 川幅は細いけれども深くてしっかりとした流れ。
 急角度で貯水池方向へ落ちていっています。


 進行方向対岸には石を積んだような跡。
 元から存在した自然石なのか、人為的な物なのか区別が付きません。







 道の痕跡はここでふっつりと途絶えてしまってわからなくなってしまいました。







 念のため対岸に渡って様子を伺いますが、上にも下にも行けるような行けないような。
 迷子にならないように、木に目印をしながら周囲を重点的に捜索しないといけない気配です。












 う~ん、キツネかタヌキが出てきそうだ。(・へ・;;)

 ここで女性の美しい歌声が聞こえてきたら、間違いなくその方向へと歩き出してしまう。
 例えそれがぼったくりバーのお姉ちゃんの甘い誘惑だとしても。

 だからオレはいつもだまされるんだよな。 (ノД`)シクシク
 ~~ヽ( T∇T)ノカネカエセ~!



 ここから先は別の尾根筋、沢筋へと入っていくことになります。
 先の地形は全く私の頭の中には入っていません。


 貯水池に流れ込む沢筋のもう一つがこの流れなのか、まだ先にもう一つあるのか判断が出来ません。
 たぶん、その沢筋の下流にはもう一つの砂防堤が存在するはず。

 進行方向の先には整備された舗装道路があるはずですが、方向を見失う可能性が高いです。
 その舗装道路から貯水池周辺の地形を下調べしてから、この地にアタックするのが賢明なようです。


 こちら方面の探索はここでGiveUp!


 アクシデント発生の可能性を極力抑えるために撤退をします。
 お腹空いてきたし。(´ヘ`;)。



 山の方向を見上げると、もう一つの他の方の建物の影が見えています。







 こんな所まで来ていたんだな。









 森の探索は昆虫・獣たちがおとなしい冬場にしか出来ません。
 探索は3月中旬まで。


 それを過ぎると木々や草が芽生えて激藪化して視界を奪うだけでなく、蛾、ヤブ蚊、クモ、アブ、ブヨ、そして何よりも危険なスズメバチの楽園になります。
 沢筋近くにはヘビも出没するでしょう。
 イノシシや野生の鹿も子育て時期で気が荒くなります。

 再訪する機会があったとしても来年以降ですね。




 来た道を引き返します。



 小枝を払い。







 木をまたぎ、木の下をくぐり。







 藪をかき分け。







 出発地点に戻ってきました。













 山の家へ戻ろうと上りかけた時、何の気なしに山肌を見ると、






 



 あの掘削の段差がここにまで続いてきています。


 この山の家直下の谷底の平場は、車輌などの転回地点だったのかも。

 待てよ・・・

 この沢の上流側にも何かあるのかな?




 密生した細木をかき分けて数mほど入ってみます。








 あった!

 この方向にも道があった。(゚〇゚;)



 ネットで見る航空写真は緑の多い季節の物。
 もし、冬の木の葉が落ちた時の写真があるならば、この一筋の道はくっきりと写し出されていることでしょう。



 藪から抜け出してから、道を数歩進んだ時、左横に青い物体を見つけました。







 サントリー社のスポーツドリンク、「NCAA」の空き缶。
 *帰って来て調べたら、この缶の製造年は1991年~1992年。


 誰がここに捨てていったんだろう。
 別荘地の住人さんの誰かかもしれません。



 写真を撮って更に先へ行ってみます。
 道の見える範囲は約30mほど。
 その先は藪に覆われた森。
 とりあえずそこまで歩いてみます。







 道の突き当たりは、左に沢筋、前方は深い森で斜度が急になっていってます。
 前方真っ直ぐは車輌が通れるような痕跡はありません。
 後で写真を見ると、この藪の奥にも平場が続いているように見える。


 道は右方向へほぼ直角にカーブしています。


 カーブを曲がって、



 もう一度カーブがあって、それを回ると、



 あっ!









 広い幅の道が山の方へと続いています。








 今日の探索はここまで。
 この先は次回のお楽しみにすることにして、山の家に戻ります。




 帰り道の藪をかき分けていると足下にこんもりと膨らんだ場所がありました。







 大きな木の株の跡のようです。
 道を作る際に切られたのでしょうか。

 この写真を最後に山の家へと戻りました。




 春が近づいてきました。
 次回山の家に行った時に、探索が可能かどうかわかりません。
 この続きはまたいつかの機会に。


 谷のどこかで青テープを落っことしてきちゃった。
 たぶん見つからないだろうなあ。(×_×;)





 今回、装備はヘルメットをかぶり、GPSとマチェットと園芸用ノコギリを携えていきました。
 小枝を払いながら藪を抜ける時に、このマチェットが大活躍。







 手は作業用の薄手のグローブをしていましたが、手の甲や指は尖った枝やトゲのある葉などが、グローブを通して突き刺さってきて、小さな擦り傷切り傷が数カ所つきました。


 一昨日、我が家のネコを抱き上げたら尖った爪が頬に当たって一筋の長い傷が付きました。
 やくざ屋さんみたいな面構えになってます。(;´Д`)ノ
 痛がゆいんだよねこれが。
 
 マチェットが無かったら顔や首筋にも傷が付いたことでしょう。
 しばらく街を歩けないよ。
 買って良かった。


 人のいない野山なんかじゃなくて、こういう刃物を公園や町中で持って歩いてるヤツ見かけたらすぐに警察へ通報してください。
 犯罪に使われて規制されたら森の探索も満足に出来なくなる。
 ククリナイフは野山では使い勝手がいいんだよ~。






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