山の古別荘のDIY記

森でクアッドで遊ぶのは危険

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 おもちゃのラジコンクアッドを手に入れてから約二ヶ月。
 練習で狭い家の中で飛ばしていましたが、やはり広い場所で飛ばしたい。

 大阪はラジコン飛行物体は全ての公園で禁止と条例で定められています。
 住宅街の路上ではよそ様の家に飛び込んだり、駐車中の車にぶつかったり、人に当たったりする危険性があるので、とてもじゃないけど飛ばせない。

 今回も山の家へ持ってきて遊んでみることにしました。



 前回紹介したクアッドのおもちゃは、何度も落下させてクラックが複数に入り、何度も瞬間接着剤で補修していました。
 しまいには接着剤だけではしっかりと固定できなくてビニールテープまで使ったのですが、とうとうアーム部分が断裂してしまいました。(ノД`)・゚・
 ただいま交換パーツを取り寄せ中だけど、海外からなので2週間ぐらいかかるらしい。


 別のタイプの製品を購入しましたので、それで遊びます。








 クアッドを飛ばしている様子をビデオに撮りたい。
 Youtubeにアップしておこづかいを稼ぐんだ!


 という安直な考えからビデオに収録することを考えていました。
 ちなみにYoutubeで収益を得たことは一度もありません。


 でも、私はウエアブルルカメラ?

 ・・・・、ウエアブラルカメラだっけ??


 小型のアクションカメラの類などは持っていません。

 わざわざこれだけのために大枚はたいてアクションカメラを購入できませんので、手持ちの機材を使って工夫することにしました。
 考えに考えた末思いついたのが、マジックテープ式の梱包用結束バンド。


 「これを頭に巻き付けて、ハンディビデオを固定すりゃええやん。(゚∀゚)アヒャ♪」

 ってことで、ホムセンで一巻き2m¥450円也を買ってきました。



 テキトーな長さに切ってビデオを固定して、頭にバンドを巻き付けます。
 鏡がないので、車の窓に映った自分の姿を眺めながらカメラの向きを調整します。









 は、恥ずかすぃ!(;´Д`)




 管理会社のメンテの車が通過する度に、コソコソと車の影に隠れたのは言うまでもありません。


 出来上がった動画はカメラの角度があらぬ方向を向いていて、動画として使えずボツとなりました。orz








 今日はとにかく風が強い。

 木々に挟まれたこの道路に立っているとあまり風の強さは感じないのだけど、時折強い風が吹いてきたり、風が通り抜けてくる場所があったりですごく飛ばしにくい。

 高空撮影はあきらめて、低空ですっ飛ばして遊びます。




 動画のスナップショットなので画質が悪くてごめんなさい。



 手のひらサイズのこのおもちゃ。
 小さいので少し遠くへ飛ばしてしまうと、前を向いているのか後ろを向いているのかわからなくなります。
 びゅーんと飛ばして、道の端で旋回させて戻ってくるつもりが、旋回しすぎて片側の森へ突っ込みそうになります。

 あわててスロットルを戻したら、勢いづいてそのまま反対側の森の中へ・・・・∑(´□`;)


 登り斜面側に突っ込んだら、斜面の木か土の壁にぶつかって直ぐ止まるんですが、反対側の下り斜面に飛び込んだらたいへん!


 最初は木にぶち当たってすぐ手前の藪の中に落ちました。
 LEDの点滅ですぐに見つけたけど、急傾斜地で雑草に混じってイバラだらけで拾い上げるのに一苦労しました。




 流し撮りなのでブレブレごめんなさい。




 しばらくして。

 またもや操作を誤ってしまって、小さな機体が森の中へすーっと消えていきました。



 『今のはマズイ!ヤバイッ!!』 (゚〇゚;)




 左の森の中へ消えていきました。(T_T)




 高度を保ったまま勢いよく突っ込んでいったので、木に当たっていなければかなり奥まで飛んでいったはずです。

 突っ込んだ地点まで行って奥を見ましたがどこにあるのか見えません。
 プロポを操作すると、かすかに「キュッ、キュッ」とモーターの動く音がどこからか聞こえてきます。
 崖っぷちみたいな急傾斜地なので、上から侵入するより、下側から登った方が楽なようです。
 一度戻り、家の横の森へ通じる階段を下りて、森の中に入って行きます。

 森の中の小道を作った時に、この周辺の探索をしていたのである程度地形は把握しています。
 木々をかきわけ、クアッドが突っ込んだ思える場所まで歩いて行きます。


 雨後の森は嫌ですね~。(;´Д`)ノ
 雨露のしずくは首に垂れてくるし、蜘蛛の巣は縦横無尽にかかっているし。
 腐葉土の地面はグズグズで足を取られるし。
 ヘビがいるかもしれないし。


 「ここらへんだったかな~」

 落ちている地点と思われる場所に到着しましたがLEDの明かりはどこにも見えません。

 プロポを操作して機体の反応音が返ってくるか確かめてみます。


 カチャカチャカチャ


 「・・・・・・・」



 げっ!電波ロストしていやがるっ!!\(●o○;)ノ




 この奥へ入って行きました。



 ぐるりと回ってきている間に、機体とプロポとの電波が途切れてしまいました。(;´Д`)ノ
 こうなると、機体に灯ったLEDの光だけが頼り。


 予測落下地点の地面を木をかき分けながら探し回ります。

 「ダメか。とうとうロストか・・・・(T_T)」


 もうあきらめて戻ろうと考えながら、もう数mほど森の奥に入った場所で、

 ようやく見つけました!(*゚∀゚)=3




 機体を拾い上げて森から抜け出します。

 気温は高くはないけど湿度が高いので汗びっしょり。
 半袖シャツなので腕のあちらこちらが木の枝にこすれて痛がゆい。


 道に復帰したらどっと疲れが・・・



 視野がかすむので何故だろうとメガネを外したら、レンズに蜘蛛の巣がビッシリと付着していました。
  ( ̄▽ ̄;)





 これ以後はさすがにロストが怖いので、森の中に飛び込みそうになったらすぐさまスロットルを離して、下に落下させるように努めます。




 空撮してみた。 今日はこれぐらいの高さが限度。



 とにかく少しでも強い風が吹いてくると、レバーをどんなに操作しても流されていきます。
 その度にわざと地面に落下させるものですから、数分後には機体は傷だらけ、プロペラはボロボロ。

 落下してひっくり返るとその場所までトコトコ歩いて拾い上げに行きます。
 僅か50mほどの道を何往復したことでしょう。

 1時間ぐらい遊んでいましたが次第に疲れてきたので終了~。


 旋回させる時の操作が雑で、まだまだ長時間飛ばすことが出来ない。
 もっと腕を磨かねば。(>ω<)




 家のこちら側は上空が電線だらけで飛ばしにくい。









 家の中に入って一息つきます。


 ん~、なんだか痒い。


 太ももとか、ふくらはぎとかあちらこちらが痒い。(;´Д`)ノ


 ちょっと作業ズボンを脱いでみると、赤い斑点がポツポツ。
 森の中の小さな住人にやられたようです。
 防虫スプレーを用意すべきでした。
 今は赤く腫れて痒いよ~。



 マダニではないと思いますが・・・
 まずいですよね。
 ツツガムシとか感染症とか。




 自宅に帰ってから子供にお願いをしました。


 「お父さんが、高熱で倒れて意識不明になったら、救急隊員に『先日、お父さんは森の中を徘徊していました。』と言ってくれ。」

 「それ次第で、処置が早くて助かる可能性がアップするはずだから。」と。


 暖かい時期の森の中は危険がいっぱいです。






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