山の古別荘のDIY記

囲炉裏端で

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 お金が無い。(´;ω;`)


 昨年、資金を使いすぎて予算オーバーで新しい年を迎えてしまいました。
 従いまして、貯金が回復するまでしばらくの間は様々な計画はSTOP!
 あれもしたい、これもしたいと考えていましたが、しばらくお預け。
 直ちにやってしまわなければいけない事柄を除いて、今年の冬はゆっくり過ごすことにしよう。
 寒くて行動が鈍るからちょうどいいか。☆(ゝω・)vキャピ



 ぼけっと過ごしてきたので、今回の日記は文章が主体です。








 本日はメチャ快晴。
 こんなにいい天気なのに道路はいつもの渋滞もなくスカスカな状態です。
 空いているけど安全運転で一路山の家へ。
 と言っても、この貨物車はスピードが出ない。



 別荘を所有していると言うと、私が一般の人と異なりお金持ちだと思われる方もいるかもしれない。
 一般の方と少しも変わりはないです。
 毎月決まったお給料を貰い、借金を返済して、家のローンやら光熱費を払い、食費やら学費に食われながら、何とかやりくりしています。

 少しばかり異なる点は、

 夜の飲食費を使わない。
 おつきあいという物が無いので夜に飲みに行ったりすることがほぼ無い。
 盆前と年末の2回ぐらいしか飲みに行かない。
 大酒飲みなので決まって割り勘勝ちするし。☆(ゝω・)vキャピ


 服を買わない。
 これまた年に2回ほど季節の変わり目に消耗した衣類を補充するぐらい。
 衣類に関する年間の購入費用は1万円ぐらい。
 職場は作業服兼の私服なので、高価なスーツなど買わなくて済みます。
 数年事に大きな買い物、冬用アウターでちょっとお金を使うけど、一度買えば同じ物を5-6年は着てます。
 流行?何ソレおいしいの?(・ω・;)


 博打はやらない、旅行は行かない、レンタルDVDさえ借りない。
 平日の食費などは一日1000円も使わない。

 その分、趣味や別宅につぎ込めるわけです。
 趣味って言っても釣りと山歩きぐらいで、一度道具類が揃えばエサ代か昼メシ代ぐらいしか使いません。

 車が好きで改造費や燃料代で年に数百万つぎ込んだり、鉄オタでレア物グッズを集めたり鉄道に乗り回しているような、趣味を満喫しているお兄さん、お父さん達と何ら違いはないのです。

 別荘という物が、昔に比べて格段に安く売り出されるようになったので、誰でも所有出来て、贅沢をしなければ誰もが維持出来るようになりました。
 所有すると売却するのは容易ではないので、安易な購入絶対お勧めはしませんが。☆(ゝω・)vキャピ




 山も晴天。
 本日の朝の気温-1度。
 空気がぴしっと張り詰めていて気持ちいい。









 ペンキを塗ったばかりの屋根を見ると、ところどころが白色でまだら模様になっている。Σ(゚д゚lll)







 ええっ!ペンキ塗ったばかりなのにもう剥げたのかよっ!!


 もしかして、大幅に手抜きされたんじゃ?

  p(-x-〃)



 太陽光の反射の加減かと思って、見る角度を変えてみても同じ。
 屋根材が老朽しているからといっても、これはないんじゃないの?
 後で電話して文句言ってやろうと決めて、屋内に入ります。プンプン




 室内の温度は-3度

 何もしなければ体が冷えてくるので、すぐにストーブに火を入れます。
 ここで灯油の残量が少ないことに気付きました。(・ω・;)
 置いてあるポリタンには、5Lぐらい残っています。
 これをストーブに補給します。

 一番大きなストーブには殆ど燃料が入っていなかったので、全部入れてもまだ足らない。
 灯油を節約するために、3つあるうちの石油ストーブを1台だけ稼働させることにして、炎全開でなく、少し絞って使用していきます。



 これだけではなかなか家が暖まらないので、久しぶりに囲炉裏に火を付けます。

 ベランダに火付け器と炭を運んで備長炭に火付けをします。
 火付けには30分ぐらいかかるので、その間他のことをします。









 前回の続きで梁の防腐・防カビ処置をやります。






 ホウ酸塩水をコテバケに染みこませて、梁に塗っていきます。
 小さな脚立の上に乗るだけで数分で添付完了。
 最初からこうすればよかった。(;´Д`)ノ




 水抜きしていたので、水を通すため表に出ます。
 給水栓の元栓を開けて母家に戻ろうとした時、雨樋の無い場所の軒から水がポタポタと落ちています。


 え?雨?

 お日様はさんさんと照りつけています。

 屋根を見ると、水滴がいっぱい。






 あ!あの屋根の白いのは霜が降りていたのか!!


 工務店に苦情の電話をしていたら大恥かくところでした。

 都会っ子ってこういうことも気付かないんですよ。

 や~ねえ。 屋根だけに・・・(・ω・;) (・ω・;)



 皆さんお気づきでしょうか?
 屋根の色。
 修繕に伴って色を変えました。












 家全体が暖まるまで、朝の天気の良い間に敷地の周囲を散策します。

 今年も一人で行動しています。



 切る予定だった家の真横の杉の木。
 切り倒すのに手間がかかりすぎるので下枝だけ払うだけにした。
 この木に愛着があるので私は嬉しい。 もちろん伐採費用は見積もりから除外されてあります。




 時々書いていますが私は人付き合いが苦手。
 だからと言って孤独好きでも、人に馴染めないヒキコモリというわけではありません。

 こんな情報発信スペースを利用して、自分自身の事をつらつらと綴っているぐらいですから、全くの人嫌いというわけではないのでしょう。
 もしかしたらものすごい寂しがり屋さん。(*‘ω‘ *) ホー


 取っつきにくくて、わがままで人に嫌われる言動をしているようで、出会う人出会う人みんな去っていくので、自然と独りぼっちになってしまうのです。
 私としては出会った人のために良かれと思い、一生懸命何らかの行動をしているつもりなのですが、ことごとく裏目裏目に事が運んで、気が付けば誰もいなくなってしまう。

 子供の頃から少し変わった家庭環境に育ち、親に二枚舌を使われ、兄弟に欺かれ、恋人に裏切られ、知人に罵倒され、取引で知り合った人間に騙され。

 そんなことを何度も何度も繰り返して、重度の人間不信に陥り、いつか本心から人を信じられなくなり、人付き合いに怯えるようになってしまいました。

 同居している家族ですら心の中を打ち明けるようなことはしなくなって。
 年齢も高くなってきたので、「もういいかな」って極力人に接することを避けるようになりました。

 真冬の人がいない別荘地は私にお似合いかも。




 今年はこちら側の木を間引かなくちゃ。



 少し離れたところに昨年の夏に所有者が変わって、リフォームをしていた家があります。
 半年近く経つのに、まだやってる。Σ(゜д゜;)
 よく見ると屋根に新しい採光窓が付けられている。

 そんなに汚い物件ではなかったのに、外装だけでなく内装もほぼ新調するぐらいの大規模リフォームをしています。
 今日は電気設備屋さんの車が停まっていましたから、キッチンかエアコンか?

 昨年から横を通る都度見ていますが、ベランダとか玄関とか窓枠とか全取っ替えして、道から母屋に通じるコンクリの階段も新しく直しているし、回りの木々も殆ど伐採してある。
 小さな家なら一軒建てられるぐらいの費用かけているようです。

 お金持ちさんは違うな~とは思うけど、ちょっと工期が長すぎない?(;´Д`)




 この後森の中へ散策に。
 その時のお話しは次回で。




 40才代中頃から、親戚や親兄弟がぽろぽろと涅槃へ消えていき、50才の声を聞いたら昔の同級生達が少しずつ冥土へと旅だって行くようになってきました。

 若い頃悪さをして、落ちに落ちてシャブにまで手を出した同級生。
 お上に掴まってからは改心してかたぎでやってました。
 滅多に合うことはなかったのですが、気心も知れて「あいつとなら何でも言い合える」とお互いが言っていた友人。
 麻薬が原因で心臓が弱ってたのですけど、数年前に突然逝ったと聞きました。


 小学校一年生からの腐れ縁で、学生時代はいつもいっしょに飲み歩いていて、社会人になってもお互い交流を欠かさなかった旧友がいました。
 ここ2年ほど音沙汰が無いな、どうしたのかな?と思っていたら、肝臓癌で闘病していたが亡くなったと奥さんから連絡がありました。

 少しずつ寂しさが増していくな。











 母屋に戻ってきたらすっかり部屋は暖かくなっていました。
 中毒を防ぐために少し換気をします。


 赤く熾った炭火に新しい炭を継ぎ足してから昼食の支度。
 食べ終わったらコーヒーを入れてひとすすり。
 窓からの景色を眺めながら物思いに耽ります。









 昨年末に町内会の役員として、歳末夜間の町内夜回りに参加させてもらった。
 私が住む町の町内会は、役員同士がすごく仲が良く、夜回りの時は盛大な酒盛りが始まるのが通例。
 下は30才代から上は長老の85才まで、年齢の隔てなくさしつさされつで日本酒がどんどん空っぽになります。

 70代後半の前会長さんいつになく杯が進み、一升瓶を抱えてお酌して回っていた私に、
 「おい!注いでくれ!(^◇^)」
 とのご注文。
 この大先輩、数日前に突然左手の自由が効かなくなって、「腕が上がらん。痛い痛い。」とこぼしているにも関わらずです
 随分とお酒を召されていたので心配になった私は、
 「え~!?大丈夫ですかぁ? 過ぎると体に悪いですよ。」
 と心配気に問うと。

 「大丈夫!大丈夫! 死ぬまで生きられるっ!! ( ^▽^)」

 と、豪快に笑いながらグラスを持ち上げていました。
 さすがに飲み過ぎて翌日は辛かったらしい。f(^ー^;



 70才を大きく過ぎて、男性の平均寿命に近づいて、もうあと何年生きられるやらと指折り数える年齢。
 既に年老いて体も自由が効かなくなりつつあり、夢や望みは全てやり終えたかあきらめたか。。
 そう言う人生の終着間際の大先輩が言った一言でした。

 その時は何気に聞き流していましたが、夜回りを終え帰って来てからしみじみと思い返しました。
 「そうだよなぁ。 死ぬまで生きられるんだよな。」
 当たり前の単純な言葉ですが、その裏側にある山のように詰まっている深い意味、含蓄のある言葉。
 生きているうちは、この世にいる限りは、その生を楽しめ!
 そのように教えられた気がします。







 炭火の遠赤外線は手元に届くけれど、赤外線が当たらない足下はいつまでも冷たくて寒い。

 囲炉裏の炭を突いたり、ケトルの水をつぎ足すだけで時が過ぎていく。
 たまにはぼーっと過ごすのもいいけど、足が冷たくて居眠りを催すほどには温もらない。
 天井が高くて床下がすーすーの家の欠点だな。





 今、不治の病と闘っているブロ友さん。
 私がブログ運営をやめてしまったので疎遠になっていたのだけど、しばらくぶりに今年の正月の年賀に一通の便りが来て、かの人の苦痛を知りました。

 人生の終末が近いことを宣告されて、今は絶望のどん底に突き落とされているのかもしれない。
 苦しみを同期できない私にとっては、かの人に伝える言葉が見当たらない。
 何を書いても、何を伝えても、それは苦しみ進行形の方の心情を真に理解しきれない人間がほざく、空っぽのたわごとに過ぎない。

 人々の生活のどこにでも転がっている、生と死の分岐点に直面する風景なんだけど。
 この世に生を受けた限りは誰にも必ず訪れる日常の出来事なんだけど。
 別のケースで何度も経験していてわかっている事柄なんだけども。
 いざ、目の前に新たに現実を突きつけられると、何と言葉を発すればいいのか戸惑ってしまう。


 かの人の病の進行が止まり、快方に向かいますように。






 今回は寒いからと思って炭を入れすぎた。
 中途半端な大きさの消し炭がいっぱい出来てしまった。
 小さくてコンパクトな火消し壺が欲しいな。

 あ~、予算が無いから我慢しよう。(;´Д`)






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