山の古別荘のDIY記

コスプレ会場候補地

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 春たけなわの山の家。
 遅咲きの八重桜が満開です。







 森に緑がよみがえるこの頃、里山のこの別荘地は今が一年で一番過ごしやすい季節。
 晴れていれば寒くもなく暑くもなく、害虫達はほぼいないし。
 山の尾根を越えてくる気持ち良い風が迎えてくれます。



 桜が終わると次はツツジ。







 全体的にまだ蕾ですが、この一輪だけ愛らしい花を咲かせていました。
 この記事をアップする頃はもう満開を過ぎて散り始めていることでしょう。



 敷地の外れの木に白い花が咲いていました。







 これは何の木かわからない。
 とりあえず写真だけ写して帰ってから調べることにします。


 かなり時間をかけて調べましたよ。
 花は小手毬のような花びらだけど違う、ウツギの仲間かと思ったけど開花時期が異なるし葉の形が大きく異なる。

 調べて調べてようやくわかりました。

 「コバノガマズミ」という木だそうな。







 秋になると赤い実を付けるとか。
 ナンテンみたいな実がなる木だと思っていたのは実はこれだった。

 この木の花の写真を見つけたのが、岡山理科大学生物地球学部のページ だからすごいでしょう。
 とにかく植物はどれもこれも似通っていて、特徴を捉えるのが難しい。

 敷地境界の一番端っこにあって、木を間引く予定のエリアだったから、この花に気付かなければ切ってしまうところでした。


 もう少し暖かくなればコガクウツギの花も見ることが出来る。
 藪ばっかりの里山だけど、意外にも花が多くて春は楽しませてくれます。









 私には子供がいているが、その子の趣味が最近流行のコスプレ。(・ω・;)
 普段は毎晩毎晩夜なべして衣装を懸命に作っていて、休日ともなるとどこかへいそいそと出て行きます。
 恋人ぐらい作ってきてくれたらいいのに。(;´Д`)



 そんな子が先日言ったことは、
 「お父さんの山の家でコスプレ出来ないかな?


 と言うのも、コスプレの題材となるのがテレビアニメや漫画の主役達だけでなく、RPGゲームに出てくるようなキャラクターも対象になるそうです。
 RPGゲームだと、森の中や山岳地帯でのバックグラウンドが必要なのだけど、そういう場所は全く無いのだとか。

 公園とかダメなのか?って聞いたら、コスプレの撮影とかは集会に当たるらしく、自治体に問い合わせても滅多に許可が下りないらしいです。
 コスプレ会場で有名なのは、南港ATC、大阪鶴見緑地公園、姫路手柄山などなどです。
 しかも、殆ど原野に近い山などのバックグラウンドは 都会のど真ん中ではほぼ不可能。
 撮影会を行うには、交通の便だけでなく、着替えやメイクするところなどの環境も必要。

 私の山の家は、300坪という広さの私有地だし、プライベート空間で他人に迷惑がかからず、しかもバストイレ、着替え、キッチンまで完備しているのでうってつけと言うこと。




 で、我が子曰く、

 「友達に見せて検討するから写真を撮ってこい!」

 とのこと。(;´д`)トホホ





 まあ季節もいいことですし、久しぶりにベランダにハイチェアのセットなどを出してみて、サンプル写真を撮ってみました。







 森の中の別荘としてはいい感じですよね~。(*゚∀゚)
 でも、こんなのでコスプレ出来るのかな?


 まあ、自然が背景とするならロケーションは最高です。















 「家の横に小さな庭があったろ。 そこにキャンピングチェア出して写真撮ってこい!」



 と、のたまうものですから、母屋からせっせとチェアを出してきて並べてみました。








 縁が欠けた陶器製の丸テーブルを中心に折り畳みの椅子を置いてみます。
 チェアはあと何台かありますが、参考写真なので2台だけ。

 先日、木を切り倒したので、この庭には太陽光線がいっぱい降り注ぎますが、周囲が木々に囲まれているのでどことなく暗い。







 こんなんでホンマにええんかい?(´ヘ`;)




 母屋が障害になっていて、景色など良くないし、床下配管丸見えで殺風景だし。








 試しに椅子に腰掛けてみると。








 あ!これはええわ!(゚∀゚)



 意外や意外。
 今まで気付きませんでしたが、この場所はぽっかりと青空が見えて妙に落ち着きます、









 あと、室内とか母屋の周囲の様子の写真を複数枚撮って、帰ってから子供にデータを渡しました。

 子供はすこぶる気に入った模様。




 「ものは相談だが・・・・」

 話を進める気満点の様子の子供に聞きます。


 「一応、施設を使うんだし・・・、費用って言っちゃ何だけど料金取れないかな?」
 「いや・・・、往復の送迎はどうせ自分も行くから要らないし、シャワーもお風呂も使い放題だし、一部屋着替えルーム付きで仮眠も出来る。」
 「撮影機材もリクエストがあれば用意するし・・・。」

 「昼食とか飲み物だけは自分で用意してくれたらいいんだ。」



 「一人あたま、その・・・2000円と言うことで・・・・・。」






 「安いっ!!」(*゚∀゚)




 と即答!






 し、しまった・・・・(;´Д`)ノ

 もっとふっかけておくんだった。




 よくよく聞くと、コスプレ会の参加費だけで3~5000円ぐらいかかるんだとか。
 もちろん交通費別、機材類実費だそうで。


 ま、いいか。

 ようやくこの山の家も付加価値を生み出してくれそうな予感。☆(ゝω・)vキャピ






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