山の古別荘のDIY記

猛暑に降参

★目次ページに戻る


 道路から玄関へと続く階段を下りていて、少し景色に変化があるのに気付きました。

 何だっけな?







 あっ!!!



 こ、これは・・・・





 昨年12月撮影



 すげえ!! 生きている。(゚Д゚;)・・



 根本から切られた玄関前の木の幹からたくさんの新芽が伸びてきていました。
 樹木の生命力の強さに脱帽。

 昨年から木を切ってばかりが続いていて、命をどんどん奪っていくという思いがあったので、生きてくれていると言うだけでもありがたい。
 放置しておくとまたずんずん伸びてしまって手に負えなくなるので、ある程度の高さになったら先端を揃えて大きくならないようにしていきます。








 朝から室内気温は既に32度。







 来るときに見た国道の温度計は30度でしたよ。
 この山小屋は冬は外気温より低く、夏は外気温より高く、まるで砂漠の気候のよう。(;´Д`)

 雨戸を全開放して外気を入れ替えます。



 家の中にいたら、じっとしていても暑苦しくなる熱気。
 少しでも気温が低くなるようにさっそくミストを接続して周囲の温度を下げます。







 水に冷やされた山の風が室内に入っていくはずなので、少し温度が低くなったかな。
 ここまで気温が高いとあんまり効果が無いみたい。
 バルコニーが水浸しになってくるので、しばらく散水したら止めます。







 今の時期はすぐに乾いてくれるからいいけど。
 短時間の散水でバルコニーだけなんて効果殆ど無し。
 やっぱり屋根から降り注ぎ続けないとダメかもね~。(;´Д`)ノ






 着替えを済ませたら庭に道具類と木材を出して前回の木工の続き。








 今日はキクイムシにやられた丸太材も物置から出して、別の場所に移動させます。
 物置から運び出すだけでもう汗だく。







 とにかく体力のあるうちに一気に片付けてしまおう!

 切断しておいた材木を組み立てていきます。



 切ったり繋いだりして小一時間。
 木挽き台のもう1台が出来上がり。







 これで1セットとなります。




 んで、
 この木挽き台を使って何を作ろうとしていたかというと、脚立台







 この雨樋の会所を掃除するときに、脚立の高さが足りなくていつも困っていました。

 地面が微妙に斜めになっているので脚立が真っ直ぐに立たない。
 危ないから脚立をはしご代わりにして母屋に立てかけて登るのですが、最上段に立っても体のポジションは軒下。
 軒下から手だけを伸ばして、アクロバチックなスタイルで探りながら落ち葉をかき出していました。


 で、脚立を立てるための台を作ってその上に脚立を立てればいいんじゃないかとは前々から考えていたんです。
 ちょうど太い丸太があるので、作ってみようかと。




 で、実際に通路に脚立を立てて採寸を開始してみると・・・・







 あきまへんわ。(;´Д`)ノ



 通路が狭すぎる上にプロパンボンベとか石垣とかいろいろ障害になっていて、ここに台を組んでも結局軒下の内側位置。
 あまり台の高さを高くしてしまうと危険になってくるし、そんな大がかりな物作るぐらいだったら、単管買ってきて小さな足場組んだ方が早いです。


 と言うことで、これはボツ。Σ( ̄д ̄ノ)ノ




 次に、
 前から考えていたバルコニーに置く簡易テーブル。

 半切り丸太を使って天板を組もうと思っていましたが、あまりにも虫食いがひどいので木挽き台の足にしたのは前回書きました。

 で、もう少し小さくていいかと、平板があったのでそれを適当な寸法にカット。







 で、足はどれにしようかなと物置を探ったんですけど、適当な寸法の材がない。( ̄□ ̄;)!!
 一番細い物でも75x150という極太の木材。
 あまりにもバランスが悪いので、木材を作るか買うかしなくちゃ。(;´д`)
 切りだすのはめんどうくせぇ~。




 先にサンダーがけして塗装だけ剥がしておこうかと考えたけど、この暑いときにマスクして粉塵だらけになるのはいかがな物かと。
 おまけにTシャツは汗でぐっしょり。
 削り粉だらけになるのがメチャ嫌。
 余計にやる気が起こりません。

 中途半端な状態で材料の前で考え込むだけ。
 暑いとダメだ。
 頭も回らないし、体も動かない。


 おっさんは冬の生まれだから夏には弱いだよ。(,,゚ x 。)/


 と、変な言い訳。

 ぼーっとしていても時間が過ぎていくだけなので、ちょっと早いけど昼食を取ることにして母屋へ戻りました。








 とにかく家の中の方が暑い。



 カンカン照りだ。



 表の方が風が通るので木陰にいたら涼しい。
 昼食を終えたらゆっくりくつろぐこともなくまた庭に下りてきました。


 真夏の庭って安全じゃないですよ。
 ヤブ蚊はあまり飛んできませんが、時折ハチ達が近寄って頭上を旋回していきます。
 炎天下で元気なのは餌を探しているアシナガバチか地蜂。
 急に羽音が近づいてくるので驚かされる。


 汗と木屑の匂いが混ざって変なフェロモン臭がしているのかも。(;´Д`)ノ


 羽音からオオスズメとは区別できますが、中には小型のスズメバチも飛んできます。
 下手な動き方をしたら刺されるかもしれない。
 一度だけキイロスズメがやってきてビックリした。





 木工をやる気が失せているのでお道具の手入れをします。







 長いことチェンソーの手入れを怠っていたので目立てをやります。
 何カ所か石をかいてしまって刃こぼれしている。







 ジグソーもドリルも木屑だらけなのでついでにお掃除。








 いくら木陰が涼しいと言ってもやはり暑い。
 やる気がないので片付けにかかります。


 作った木挽き台は、床下の雨のかからないところにまで運びます。







 この場所が作業場所に出来たらな~。
 いちいち運び出すのが面倒で仕方がない。

 どうしたもんかと考えこむと、しばらくの間ぼーっと佇んでしまいます。
 やっぱり暑さで頭が回らない。





 母屋に戻って温度計を見ると。






 35度オーバー!!!(〇o〇;)


 自分の平熱と同じじゃないか。
 頭の回転が鈍くなるはずだ。

 猛暑には勝てない。
 参った、降参、退散します。





 シャワーで汗と汚れを落とします。
 風呂から出てきたら涼しくなるかと思ったらぜんぜん変わらなかった。


 帰り支度を初めて、ミストのホースをバルコニーの収納庫に片付けます。


 バキッと言う音と共に取っ手が外れた。(・ω・;)
 観音開きなのでもう片方を引っ張ったらこっちも取れた。




 新しい取っ手を買うために採寸してます。



 樹脂製の取っ手の寿命が来たか。




 設置時の収納庫



 もう5年だもんなぁ~。


 この山小屋を購入してちょうど5年が経過して6年目に突入です。
 当時購入した製品類の寿命がそろそろやって来ているのかもしれない。






★目次ページに戻る

▲このページのトップへ



トップページに戻る