山の古別荘のDIY記

天高く

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 只今、深夜0時。







 週末に仕事を終えて、一度家に帰り、こもごもの事をやり終えて夜中の高速をすっ飛ばしてきました。
 これぐらいの時間帯の道路は、長距離トラックばかりで普通車は数えるほど。
 予想より早く山小屋にチェックイン。



 眠くなったらいつでも寝られるように、一番始めに寝具を出しておきます。
 いつものエアマットに封筒型寝袋。







 気温18度。
 涼しいのを通り越して寒い。
 明け方はもっと気温が下がるだろうと考えて、今回はスエットの下を用意してきて正解。
 リビングの雨戸だけ開けただけで、あとは明日朝に開けることにします。


 ベランダに出てみると星がきれい。
 もう蛾もヤブ蚊も姿を現しません。
 山の深夜はすっかり秋になっていました。

 近くの町の灯りの影響で満天の星空とはいきませんが、都会の3倍以上の量の星が見えます。
 天体望遠鏡で星の観察をしてみたいという気持ちわかりますね~。
 一眼レフカメラを持ってきていたら、バルブ撮影に挑戦するのだけど。


 秋の虫の声を聞きながら、深夜遅くに就寝しました。









 翌朝目覚めたら午前8時。

 日々の平均就寝時間は6時間ほどで慢性寝不足。
 もう少し寝ておこうかと思いましたが、トイレに行ってリビングに出たらすっかり目が覚めてしまいました。



 この山小屋のベランダは東向き。
 朝日がさんさんと照りつけて、既に気温が上昇し始めて暑くなってきています。







 ぼーっとした頭でヤカンに水を入れてコンロにかけてお湯を作ります。




 お湯が沸くまでの間にベランダに出ます。







 あ~!(゚∀゚) 空はもう秋ですぜ!!



 幾つかの台風が夏を連れて行った模様。

 まだツクツクボウシが鳴いていますが、確実に季節が移り変わっています。




 山小屋に異常は無いかとあたりをキョロキョロ。



 げっ!!∑(´□`;)







 ハチの集団!!


 よ~く見るとアシナガバチの集団。
 この山小屋はハチにとってよっぽど居心地のいい環境なんだな。
 この軒下を越冬場所に決めたのだろうか?

 まだ気温が低くてハチの活性も低いらしくあまり動いていないが、気温が高まってくると少々まずい。
 あまり人間を刺さないハチだと言っても、女王蜂がこの中にいれば話は別。
 そばに寄れば確実に威嚇してくる。


 誠に申し訳ありませんが、立ち退いてください。人(-_-。)


 物陰から軽くハチ除け殺虫剤を噴霧して、ハチ達に明け渡しの強制執行。
 数匹直撃しちゃったみたいだけど、ほぼ全員がどこかへ飛んでいきました。
 この後も未練がましい奴らが、始終この軒下をうろうろし続けるのには参った。









 インスタントカップ春雨で朝食。
 気温は既に上昇を開始して23度。








 簡単な食事を終えたら、寝具の寝袋をベランダに出して干します。







 これをやっておかないと次に使うとき気持ち悪いですよ。
 日が降り注ぐ午前中にやってしまいます。



 ん~、後ろの廃エアコンを始末しないとな。


 ・・・・面倒くせえなあ~。(;´Д`)



 室外機が激重。
 担いで家の前の階段を上がらなければいけないと思うと気が萎えてしまって延び延びになってる。
 フィンの間に虫達が巣を作っちゃって、定期的に殺虫しないといけない状態。
 いつかやんないとね。






 そう言えば話は変わるが、今日、山小屋に来る直前に少しだけ子供と話をした。

 今から山に行ってくるよと告げると、

 「いいなあ。趣味が満喫できて。」

 と、のたまう。


 「いやいや、趣味じゃないんだよ。 家は定期的にメンテナンスしないとダメになっちゃう。 仕方ないんだよ。」

 と、誤魔化す。


 「一度ぐらいお父さんもコスプレやってみたら?」

 と、自分の趣味に引き込もうとするので、



 「え? 俺に銀魂の宇宙坊主(うみぼうず)でもやれっていうのか?」






 「いやいや、あれはもう他の人がやっていて、すごく似ているので・・・」


 「じゃあ、あれか? シティーハンターの海坊主か? 本名は伊集院隼人って名前なんだぜ。」






 「え?誰それ・・・?( ̄▽ ̄;)」




 「あ、ドラゴンボールか。 フ、フリーザかっ!!p(-x-〃)」






 「いやいや・・・、f(^ー^;」





 「あ!わかった!! やっぱりそうかっ!!!」


 「クリリンのことかぁーーーっ!!」







 「・・・そういうオチを言いたかったんだろ。Σ(゜д゜;) 」














 家の周囲の樹木を伐採してしまって日当たりが良くなったのはいいのだけど、更にその回りの樹木が勢いよく伸びてきています。
 細かった木がどんどん太く高くなってきている。
 放置していくと収拾が付かなくなってくるので、今日は植木の剪定と、雑草の刈り取りをします。








 植木バサミと剪定バサミを持ち出して、雑草とか木の枝を切っていきます。
 通路の雑草も抜いていきます。



 それが済んだら、久しぶりに刈る刈るボーイを持ち出して草刈り。








 機械音が周辺にこだまします。






 







 涼しいと思っていたら意外に日差しがきつくて暑いです。
 Tシャツも頭に巻いたタオルも汗でびっしょり。


 冬になって葉が落ちたら伐採する木を選別しながら、階段に沿って草刈りしていきます。






 






 下へ行くほどうっそうと草が生い茂っています。
 敷地を一周する通路の草刈りは、延長コードを持って来なきゃいけないし、マダニと蜘蛛の巣が嫌だからまた今度。



 一通り作業を終えて一番上の道路に出ました。


 ふと、空を見上げると・・・







 雲が少なくなっていて、


 空が高い!



 馬肥ゆる秋。
 そろそろ昼食にしましょう。






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