台風の被害はありませんでした
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カメムシはどこから入ってくるのかなあ。(;´Д`)
密閉されたはずの室内に死骸を含めて20匹以上のカメムシが入っていた。
死骸は箒で集めて表にぽいっ。
生きているやつは捕虫網の射程内に入ったらすぐに捕まえてベランダからぽい。
本当にどこから入ってくるのだろうか?
と、室内に隙間がありそうな場所をあちらこちら探してみる。
怪しいのはキッチンの換気扇の羽の隙間。
もしかして天井のどこかに小さな隙間が空いているのだろうか。
家の四角をよーく観察してみると、玄関扉と扉枠にわずかな隙間があるのを発見!
扉を閉めていてもこの隙間から入ってくる可能性が大きい。
人間が見つけられない裏口から入ってくるのかと思っていたら、
正面玄関から堂々とご入場されていたのかもしれない!!(;´Д`)ノ

冬場に玄関側がとても寒くてすーすーするのは、対流のせいだと思っていたけど、この隙間から冷気が差し込んできていたようだ。
隙間を強引に塞ぐわけにはいかないので、たっぷりと虫コナーズを撒布する。
ついでにキッチン換気扇とか怪しい部分にも撒布する。
冬将軍が突然やって来た。
寒いっ!!
気温は室内で9度。
外気温は5度を下回っている。
まだストーブはいらないんじゃないか?と思ってやって来たけど、おもいっきり暖房が必要な気候になってしまった。
山々はすっかり秋化粧。
夜中から降り出した雨がますます気温を下げていき、上昇する気配は全くない。
遠くの山には雲が下りてきて、あちら側から見ればこっちは雲の中なんだろう。

こんな日は母屋の中でゆっくりしておくに限る。
10月に日本列島を襲った台風は大きな被害を残していきました。
同じ町内会に住む四国に実家のある親父さんの山では、柚が2本と栗の木が1本折られたと言ってました。
この山小屋周辺では風向きが違ったのでしょう。
ほぼ被害は見られず、木々も家も実害は皆無でした。
杉も松も折れることなく無事。
ベランダに残した丸太も転倒することなく無事。
玄関前通路はさすがに落ち葉や杉の枝が散乱。
羽の大きさが10㎝近くもある大きな蛾。
ヤママユガ君がベランダの壁で瞑想していた。
君はここで雨宿りかい?
絹糸を作るカイコの仲間で、成虫は口が退化していて幼虫時代の栄養分だけで生きていて、餌を食べることはなく次世代を残して死んでいく。
世の中には不思議な生き物が多いもんだ。
ところで、この蛾の繭からとれる糸は「天蚕糸」(てんさんし)と呼ばれる最高級絹糸が取れるそうな。
しかも高額で取引されるそうな。
君の育った場所と、友達を紹介してくれないかな。カモーンщ(゚Д゚щ)
山の中で幼虫を見つけ出すのは超絶たいへんだそうです。
想定外の冷え込みでベランダにいたら体が冷えてしまった。
薄着をしてきたものだからたまらない。
2つのストーブに灯油を入れてリビングを暖めます。
雨音だけが聞こえてきて森はとても静か。
表での作業は出来ないし、屋内のお仕事はささっと済ませてしまったし。
することが無いので撮りだめした映画でも見ますか。
書く様な出来事が無かったもので、ちょっと大幅に脱線して自分のこと書きます。
聞いてくれよ~。(;´Д`)ノ
仕事の方でコンクリートとの戦いが始まった。
管理する建物が築35年の鉄筋コンクリート造り。
老朽が進んでいるだろうなと思っていたけれど、秋の長雨と猛烈な台風でいきなり老朽部分が正体をあらわした。
無数の亀裂、数カ所の爆裂(コンクリートが剥がれ落ちること)、地下排水菅の主要部分の詰まり。
一つ一つ片付け始めているのだけど、一気に出てきたので簡単には片付かない。
もちろんDIYの範疇を超えていて、工務店とかと相談しながら作業を行っているが遅々として進まない。
資金がない、時間が無い、協力者がいない。
一匹狼で一人でやっているから、こんな時に相談に乗ってくれる人がいない。
修理のために単純に計算して数千万から億単位の資金が必要とわかってきました。
金額の大きさ、重さに、家族や親族まで顔をそむけて逃げ出そうとする。
ただでさえ巨額の借金が残っていて、返済に追われているのに更に上乗せなんて・・・。オワタ\(^o^)/
ダメだこりゃ。。・゚・(つД`)・゚・
何度も何度もめげそうになる。
逃げ場が見あたらない。
雨は降ったり止んだり。
上に書いたような泣き言を言うと、世間の方は
『苦しければ売ればいいじゃないか。』とすぐにおっしゃる。
完全に追い込まれたらそうします。
「せいぜい今まで甘い汁を吸ってきたんだろ。ザマアミロ!」と笑ってやってください。
甘い汁を吸ったことなど身に覚えはないけど。(´ヘ`;)
『たった数パーセントの望みがあるならば、その僅かな希望に望みを託して挑戦していくのが男だろ!』
ドラマじゃこんなこと格好良く平気で言うけれど、実際に崖っぷちに立たされたらこんな言葉は絵空事だと言うことがわかる。
生きているだけめっけもん、という言葉にすがって突っ走るしかない。
資産活用!相続税対策!
自己資金が無くても出来る!
マンション経営で年収アップ!
昨今、こういううたい文句の宣伝がテレビでもネットでもバンバン流れてます。
この甘い言葉に釣られて不動産運営に手を出した人がすごく多いそうですね。
そして破綻した方、破綻寸前の方。
親がやり始めて亡くなって、相続税は何とかなったが運営に行き詰まって負債を抱えて頭を抱える息子さん。
数が急上昇していると聞いています。
まさしく負動産!!
山茶花が咲き始めた。
ちょっと気になって、管理する物件が建てられた頃の家賃相場と現在の家賃相場を比較してみた。
建物はバブルの前の昭和に建てられた物だけど、途中バブル時代に家賃相場が上がったものの、バブル破綻以後は下落に下落で、今ではほぼ同じかそれ以下!
一方、建築や補修のコストは約2倍から3倍に跳ね上がっていて、おまけに税負担が大幅に増加している。
これじゃあ不動産運営は破綻するのも納得。
よっぽど経営の才にたけた人でなきゃ持続は難しいね。
そう言えば、「
大家業は不労所得」とののしる言葉をこの頃聞かなくなった。
逆に、賃貸物件で自殺や殺人があると事故物件となって、「大家さんかわいそう。」という声が聞かれるようになった。
資産家。 不労所得。 安定収入。
こういう文句に憧れてこの大家業をやってみたい!成功したい!というチャレンジ精神のある人は頑張ってやってみてくれ。
一代で財を築いた人は、最初はカスと言われながらのし上がってきた。
チャンスを掴むことが出来れば成功も夢じゃない!! と、煽ってみる。f(^ー^;
ピンクのさざんかも咲いてます。 次回行ったら満開になってるでしょう。
ただ、私のようなプチ資産家が無念の涙を飲んで手放した財は、大手かもっと大きな資産家の手に独占されてしまって、一般にはほぼ回ってこない。
大都市圏中心部という好条件の立地の物件は、その殆どがそこそこの大きな企業や金融系が独占か、分譲マンションのような共有資産に変化した。
私のような個人オーナーはほぼ絶滅危惧種になった。
若い人が夢を叶えるには厳しくなりすぎだよな。
シトシト降っていた雨が小止みになった。
山々が身にまとっていた雲が次第に晴れてきた。
冷え込みは更に厳しくなってきたようです。

次回来たときは冬の準備を終えた木々になっているでしょう。
さて、水抜きしてから帰ろうか。
年内はもう一度来ることが出来るかな?