山の古別荘のDIY記

芽吹き 春

★目次ページに戻る


 ホーホケキョッ!!


 ウグイスのけたたましい鳴き声で目が覚めた。
 ウグイスは春の訪れを告げる鳥で、山間をこだまする鳴き声に雅な趣を感じる鳥というイメージがあるのだが・・・


 ホーホケキョッ!!


 意外にもその鳴き声は大きくて、山小屋のすぐ横の木に止まられて鳴かれたら、目覚まし時計ぐらいの効果があります。


 ああ、うるさいっ!!(>ω<)

 一度目覚めたけれど、まだ朝は早いだろうと思って二度寝します。



 次に起きたら午前9時前。
 休日起き出すにはちょうど良さげな時刻。

 寝袋から這い出して、カーテンを閉めきった部屋から出てきたら、リビングには明るい日差しが降り注いでいました。
 徐々に朝が早くなってきて、お日様はもう見上げる位置に登っています。
 今日もいい天気です。





 天気はいいけれど気温は低い。
 今朝の最低気温は0度ぐらいだろうと予想する。


 午前9時で4度。


 毛布を肩にかけたままストーブを次々と点火して部屋が暖まるまで我慢。
 キッチンへ行きお湯を沸かします。

 カップスープの軽い朝食を済ませモーニングコーヒーを1杯。




 インスタントコーヒーがうまい。
 ささやかな時間、ささやかなひととき。


 肌寒いけれどベランダに出てみます。
 森はまだまだ冬の装い。
 春が近いと感じた鳥たちだけが求愛の声を奏でています。




 高齢の愛猫が病気になって、あとどれだけ生きていられるかわからなくなって、介護の日が続いています。
 今日も早めに帰宅しなきゃいけない。

 時間も限られているので作業服に着替え、温まってきた室内に未練を残したまま表に出ます。


 表はいい天気。
 すかっと抜けた青空。
 気温も上がって穏やかな日になりそうです。





 車から運んできた荷物を降ろし母屋に運びます。
 物置小屋から作業道具を出してきて玄関前に並べていきます。
 今回も終日庭の手入れ。


 前回植えた梅の木の開花を見てみると・・・




 し、しょぼい・・・Σ( ̄д ̄ノ)ノ


 もっとたくさんの花芽が付いていたんですが、今咲いているのは5つ?6つ?
 すぐに数えられるほど。





 た、たったこんだけ。(;´Д`)

 これは花が咲いて散ったのではなくて、蕾のまま落ちてしまったと判断した方が良いだろう。



 買ってきた時、蕾はこんなにたくさんあった。


 購入した時には既に蕾が膨らんできていたから、急激な環境の変化でびっくりして落としたんだろうな。
 植え付けの時期が早すぎたかもしれない。
 今の時期はこの山の上では毎朝の気温が氷点下になるから。

 土壌も痩せていて悪いし、きちんと育つかどうかわからない。
 難しいものだ。
 来年に期待しよう。
 枯れたりして・・・(゚Д゚;)・・


 
 ソメイヨシノは、今年もほぼ全てが葉芽しかない。




 花芽のように見える物もあるが、期待しない方がいいだろう。




 半分ほどにそげ落ちていた幹が少しずつ盛り上がってきて、心なしか太くなったようだ。
 このまま傷口を覆うように成長してくれればいいのだけど。
 残り少ない健全な部分に変な虫や病原菌が入らないように祈るばかり。





 山ツツジの枝も芽吹いてきた。




 昨年は4月7日にほぼ満開だった。
 今年は少し早いだろう。
 その頃に来れたらいいな。

 ちょうど町内会の総会をやるって言ってたな。
 役員なんてやるもんじゃない。
 一番いい時期に自由が効かない。(-""-;)

 クソがっ!!




 敷地の境界線がある一番端はまだ奥まった所にある。
 今の時期は木々の葉が落ちて森の奥まで見通せます。
 夏場にははっきりと見えない獣道が森の奥へと続いています。




 通るのは主に鹿。
 猪もいるらしいが食べ物の無い別荘付近で遭遇したという話はあまり聞かない。
 すぐ近くにあるゴルフ場や、山の下の畑には出没した形跡が頻繁にあるようです。

 鹿が庭に入って木の幹を囓ったり踏み荒らしたりされないように、別のルートを通らせるように獣道を倒木で遮断するようにしています。





 この周辺は多くの背の高い立木があるせいで庭は半日が日陰になります。
 樹木を何本か間引きたいのだけど藪化しているのでなかなか倒せない。
 無理に倒すとほぼ全てがかかり木になって後の始末に困る。
 ここら辺まで切り開くのはいつの日になるかなあ。


 今回も作業をがんばりましょう。




★目次ページに戻る

▲このページのトップへ



トップページに戻る