山の古別荘のDIY記

猛残暑

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 少し肌寒い朝を迎えました。
 カーテンを閉めきった室内はまだ気温が上がっていません。
 だけど、その快適さはすぐに奪われてしまう予感。(-_-#)





 東向きのサッシからまばゆいばかりの日の光がカーテン越しにあふれてきています。

 今日も暑くなりそうだ。(>ω<)


 初秋の空と夏の太陽が混ざってここ数日は猛残暑。
 連日、気温30度オーバーが続いています。
 真夏のセミ達は姿を消し、ツクツクボウシの声が鳴り響く里山です。





 ささっと朝食を済ませて今回の作業を行います。

 ここ数回、この山の日記がすっかり庭いじり日記と化しています。

 それだけ手間がかかるということなんだけど、読み手は飽きてくるよなあ。(´ヘ`;)

 荒れ地に植物を植え育てるってのは時間がかかります。
 なかなか思い通りになりません。
 ある程度育って放って置いても、花が咲き枯れないようになるまで手を入れていくしかありません。
 家庭のプランターのように、咲いてる花を買ってきて、植木鉢の中身を植え替えるってのとは訳が違いますね。




 今回はこのミカンのネットを直します。





 ぐんぐん伸びてきて、枝先がネットにつっかえています。
 もう少し広げてやりますが、伸びるのが早いので来年は全部やり変えないといけないだろうな。

 ネット内の地面は雑草だらけ。
 これも全部抜きます。





 ネットを固定してあったピンを抜いてめくり上げます。
 ポールも刺し直し。
 少しエリアを広げます。





 雑草抜く時、間違ってディコンドラの小さな芽を抜いてしまった。(;´Д`)ノ

 しゃーねえなあ。





 日差しが強くて炎天下では暑い。
 台風の影響か風が強く吹いてくるので助かるけれど、これで風がなかったら熱中症になってしまうだろう。

 空は青空。
 天気が崩れるような気配もありません。





 汗をだらだら流しながら、ネットをインシュロックで固定し直し。
 縁に沿って土をかけて害虫が入らないように密閉。

 これでしばらくは大丈夫でしょう。






 みかんのネットが済んだら庭を一週。
 周辺の雑草を刈り取っていきます。
 とにかくススキがあちらこちらに生えてしまって、間を置くとどんどん茎を伸ばしてきます。
 放っておくと庭全体に広がってしまうので、ことごとく刈ります。
 根が残っているのでキリがありません。(-_-#)


 ディコンドラですけど、種を撒いたらすぐに芽が出て辺り一面に繁茂すると思っていたのですが・・・





 どれだかわかりますか?

 荒れ地、日陰に強いって聞いたから蒔いたのに。(;´д`)トホホ

 種蒔いて水をやっておきゃ、日向でも日陰でも育つって・・・

 嘘だろう!
 

 たくさん種を撒いたのに発芽したのはわずか。
 これがディコンドラの小さな芽。





 葉の直径がわずか1㎝ほど。
 これが、大きくなってこの一面に繁茂していくのかなあ?

 雑草の方がぐんぐん伸びて成長していきます。
 きちんと土作りをしておかなかったのがそもそもの間違いのようです。
 後で肥料を与えるつもりですが、成長するまで1年ぐらいかかりそう。



 すっかり汗だくでしばらく軒下の日陰で休憩を取りました。
 炎天の気温は既に30度を超えているでしょう。
 まだ午前中半ばです。










 今回新たにやり始めること。
 秋に備えて植樹の準備です。

 みかんの木が1年生で実が実るまで数年かかるので、別の場所にもう1本か2本、4年生あたりの苗を買ってきて植えるつもり。
 予め土を掘って場所を決めておきます。

 予定地はここ。





 家の南側になって、一番日当たりの良い場所です。
 
 私がこの家を入手した時、ここにはアジサイらしき物が植えられていたのですが、辺り一面草ボウボウ。
 小さな木も生えていて藪化していました。



 当時の庭の状態。


 外壁や物置の補修、小庭を復活させるために草刈り機で全て伐採して現在まで放置していました。

 ちょうど低木が1本か2本植えるにはうってつけで、南面しており母屋が防風の役目を少しばかり果たすので、冬場でも霜が降りにくいかと思われます。

 ただ、砂利が表層を覆っていて、雨樋の排水管の残骸が埋まっています。





 これを掘り出さねば。( ノo|o)シ


 このクソ暑いのに土木です!!


 ショベルを地面に突き立てて掘っていきます。
 土かぶりが浅いので簡単に抜けるだろうと思い、管を引っつかんで強引に持ち上げますが・・・





 抜けねえ。(;´Д`)ノ


 会所に突き刺さっているはずなので、会所周りの土をどけてようやく抜けました。
 この配管は使い道はないので、取りあえず床下に放り込んでおいて、この場所に穴を掘っていきます。





 植樹予定場所の砂利を除けて、ひたすら土を掻いていきます。
 小石が非常に多くて掘りにくいです。

 やがて、30㎝ほど掘ったところで、この山の岩盤に突き当たってしまいました。





 白い箇所が岩盤です。
 シャベルをどんなに突き立てようともこれ以上入っていきません。

 岩ではなくて石灰岩の層で、強い力なら砕けてくれるのですが、人力では崩せません。
 ツルハシ使えばいけるかな?
 これより深くは電動工具の力に頼ることにします。

 深く掘るのは苗を購入してきてからにするとして、この周辺の地面を耕しておきます。

 周辺の土を掘り返していき、岩盤にぶつかったらストップ。
 石が出てきたら取り除けて、土を軟らかくしておきます。

 ある程度耕せたら掘った土を元に戻して完了。





 これで2本ばかり植えられるかな?
 ちょっと狭いかな~。


 暑くて汗だくですっかり疲れてしまいました。
 昼食の休憩を取るために物置にシャベルを返しに行こうとしたら、トンボが飛んできて通せんぼ。
 なぜか私の前を行ったり来たり。





 シオカラトンボのメスですね。
 何かいいエサでも見つけたんでしょうか。
 ぼーっと見続けてしまいました。

 暑さで参ってきたようです。
 早く母屋に入って休もう。


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