山の古別荘のDIY記

みかんの冬支度で1日が終わった

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 寝床から這い出してすぐさまストーブに火を入れました。





 灯油を8.91L買ってきてファンヒーターと小さい方のストーブに入れたら終わり。

 8.91L!

 なぜ、そんな中途半端?


 ガソリンスタンドでポリタン容量いっぱいの10Lを購入しようとして、10L指定して入れていたらいきなり給油が止まってレシートが出てきました(カードでの購入)。
 あれ?と思って給油の数字を見ると8.91L。


 なぜここで止まるんだよ!!(`△´+)

 ワケワカラン。
 
 で、レシートが出てきて終了しているから継ぎ足し給油も出来ません。
 また最初からカード入れて、残りの分、1Lだけ買うのも面倒だし馬鹿らしいし、蓋をしてプンプン丸で出てきました。

 一晩で使い切ってしまう量ではないからいいんですけどね。
 なんか変な感じ。



 お湯を沸かして遅い目の朝食にします。
 お湯が沸くまでの間、ベランダに出て森の様子を見ます。





 木々は少しだけ色付き始めていますが、紅葉と言うにはまだほど遠い。
 今年は葉が色づくのがすごく遅いように思えます。
 いい天気なので日中は暖かくなりそう。



 食事を終えたら今日のお仕事を行います。
 今日は新しいミカンの木の植樹と冬支度。
 だいぶと慣れてきたので午前中には終わるだろうと思っていたのですが・・・・





 新たに木を植えるのはこの場所。
 前回草刈り機で全ての草をなぎ払った約1坪ほどの場所。





 既存のミカンの木から少し下。
 ここが日当たりが一番良くて、背後に大きな切り株があるので北風も防いでくれる場所です。

 植えるミカンは鉢植えの小さな早生温州みかん。



 

 鉢植えだから小さいけれど、樹齢はおそらく3-4年だと推察しています。


 地面を掘り起こす前に、前に植えたミカンの防寒対策を先にやっておきます。





 春先は葉っぱを全て食べられてしまって一時はどうなるかと思いましたが、すっかり元気になって大きくなってきています。

 根元を見ると2本ばかり枝が出てきています。





 何だろう?これ。(*。*)ホヨ?

 ミカンの木とは色が違うし、トゲトゲだし、葉の形状も異なる。
 よくわからないから帰ってから調べましょう。



 調べたらわかりました。

 この根元から生えている枝は、ミカンの枝ではなくて別の物。

 ミカンの木の多くは「接ぎ木」で増やします。
 台木となる木はカラタチや柚が用いられることが多く、台木から出てきた芽を「台芽」と呼ぶそうです。
 つまり、この新しく出た枝は台芽。
 トゲトゲの枝から察すると、台木はカラタチだと思います。





 このままだと栄養がカラタチにも行っちゃうので、次回剪定することにします。

 ちなみに、カラタチを台木とするのは大きくなるのを防ぎ、成長を早くして結実を早めるためとか。
 いろいろ勉強になります。

 

 防寒対策として買ってきたのが『不織布』。





 西日本ですが山間部なので平地より気温が低いです。
 特に山小屋の周辺は近畿地方の瀬戸内海側の中でも気温が低い方。
 近くにある姫路市などは、いつも他の地域より寒い気温を示しています。



 霜が降りて葉を凍らせてしまうと木が死んでしまうそうです。
 霜が付かないようにこれで包んでやります。





 不織布を適当な大きさにカットして被せてインシュロックで固定します。

 今年はまだ害虫が数多く飛んでいるようなので、この上から防虫ネットも施しておきます。

 日光の透過率は85%と書いてありましたが大丈夫かな~?
 ただでさえ日当たり悪いんだけど。(´ヘ`;)





 防虫ネットの固定は後回しにして、植樹を開始します。
 まずは穴明け。


 毎度のごとく電動工具を使用します。





 ハンマードリルで予定の場所に穴を開けて地面をほぐしていきます。
 50センチx50センチ、深さ50センチぐらいの穴の予定です。

 ハンマードリルを使っていたら、またビットが抜けます。
 この工具はダメだな~。
 やっぱりマキタにしておけば良かったかなあ。('◇')ゞ





 ほぐし終わったらショベルで穴を開けていきます。

 ここ、木の根だらけ小石だらけ。(;´Д`)ノ


 木の根を切断しながらショベルを突き立てていきます。
 ほんの数センチ掘るのに悪戦苦闘。
 気温は低いのにすっかり汗だくです。

 ここまで掘るのに小一時間かかってしまいました。





 まだ浅いし狭いので、もっと掘り下げていきます。

 最後に大きな石が二つ出てきてそれを掘り出すのにまた十数分。(>ω<)


 これでいいだろうというぐらいまで掘って、一番底に肥料。
 次に石を取り除いた掘った土をかぶせ、百均で買ってきた草花の土を混ぜ込んでいきます。
 枯れ葉や枯れ草なども混ぜていき、植木の根の深さぐらいまで埋めていきます。


 植木鉢から木を抜き外して穴の中へ。

 周囲に掘りだした土と草花の土を混ぜた物で埋めていきます。





 土の表面に少しだけ肥料を振りかけて、たくさんの枯れ葉や枯れ草で覆って、、水をたっぷりと撒いて終了。

 次に不織布で覆って冬支度をします。





 気付いたらもう12時を過ぎている。(゜ロ゜)ギョェ

 半日で終わると思っていたのに・・・。
 昼食にします。





 昼食を済ませたらさっそく作業にかかります。
 防虫ネットを取ってきてカット。
 まだまだ害虫がいるので覆いをかけます。





 箱状になるようにネットをかけたいのですが、市販のネットって寸法が中途半端なんですよね。
 ああでもない、こうでもないと考えながらやっていきます。

 ネットの縁をつないでをまとめるのに何かいい物はないかな~?
 インシュロックでまとめるか、ナイロンテグスで編むしかないのか・・・・

 そう考えていてふと思いつきました。

 こういう物はホッチキスが最適かも!~(^○^)


 ホッチキスの芯は錆びやすいけれど、木はどんどん生長していくのでやり直せばいいだけ。

 でも、山小屋にステープラーとかホッチキスの類は持ってきてないことに気付かされます。
 数万円の工具があるのに、百均で売ってるホッチキスがない。(;´Д`)ノ

 今度買ってこよう。


 端をインシュロックでまとめて固定。
 支柱にもインシュロックで固定。

 一端だけはいつでもOPENに出来るように園芸用のクリップで留めました。


 日照不足になんねえか?これ。(-""-;)





 結構たいへんな作業でした。
 木が大きくなってきたら、1本の冬支度だけで一日が潰れるだろうなあ。(-。-;)



 二つの木をやり終えたらもう午後3時!(>ω<)

 いつの間にか空は曇っていて薄暗くなってきました。





 出してきた道具を片付けていきます。



 空は晴れているけど太陽が雲の陰に隠れていて薄暗いです。





 敷地は山の影が伸びてきて母屋も薄暗い。
 夕方が迫ってきました。


 最後に敷地内の森を一周だけして帰り支度を始めます。



 キノコが生えていたよ。

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