山の古別荘のDIY記

暖冬だけどやはり寒い

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 昨年年末からずっと猛烈に忙しかった。
 忙しいのは今でも続いていて、パソコンの前に座る時間が通常の1/3以下にまでなっています。


 建物大家業は運営が安定しているときは暇。
 部屋が満室だったり、トラブルが何も無いときは、することが無くてぼーっとしているもの。

 空室があるとそれを早く入居者を募集したくて急いで修理したり走り回ったりしてあくせくします。
 部屋が空いているということはその分収益が途絶えているということ。
 複数室空くと経営が悪化します。

 または厄介な問題が発生しているとかの、トラブルが起きた時は対処に追われている。

 リフォーム費用とか不意の破損とか起きると、大きな出費につながるので資金繰りに頭を抱えているもの。
 忙しく動き回っているのは良い状態ではない。 



 和室→洋室化のため和室にあった縁甲板を解体している。


 世間では儲かる時は休む暇もないほど忙しいのだけど、大家業は逆で暇なときが儲かっている状態。
  ↑この状態を見て、世間では『不労所得』などと勘違いしたことを言う。
 昨今では、増税やら物価高騰やらで席が温まることなどありません。


 加えて建物に大きなトラブルを抱えていることが発覚しました。
 昨年末からその対策に追われていましたが現状でどうすることも出来ない状態で、そのことについてはまた機会を見つけて記述しましょう。
 建築業、建物管理やリフォームなどに関心のある方にとっては興味深い内容となると思います。



 壁紙を貼る前に壁面の凹凸をなくすためにパテ塗り。



 休みの日は家庭内で引っ張り回されました。

 初詣に京都へ行きたい、京都の下鴨神社がいいんだ、「水みくじ」をひかないと一年が始まらないんだぁ!!

 と言い出しやがる。
 
 「自分で車運転して平日に行ってきたら・・・?」

 上の子供はレジャー施設に勤めているので平日が休み。

 「嫌だ、怖い!京都のドライバーは乱暴だし、道が狭い。」


 いや、俺のほうが運転は乱暴だし。(-。-;)

 と思うが、仕方なくドライバーに徹する。




  
 それを聞いた下の子。

 「私も下鴨神社で水みくじをひきたあいっ!!」

 こちらは日曜日が休みのお勤め。
 しかもペーパードライバー。
 ハイエースみたいな大型車両など自由自在には運転できない。
 仕方がないので連続で京都へ。



 下鴨神社境内の本殿の横にある御手洗社に流れるみたらし川が水みくじ会場。
 みずみくじは写真上に写っている社務所で販売されています。


 そうこうしているうちに1月はまたたく間に終わったのでした。





 2020年の年が明けて初めての山小屋詣で。
 今朝の気温、0度。





 今年は暖冬で雪も全く降らないけれど、山はがたがた震えるほど寒いです。
 道が凍結しないのが幸い。
 今日は雨も雪も降らなさそう。

 山の木々は装いを全て落として、森の深くまで見通せるようになっていました。





 昆虫たちも獣たちも姿を見せず、子鳥だけが木から木へ飛んでいます。
 少し遠くでココココという音が聞こえてきます。
 あの音はキツツキの仲間のはず。
 静かなので、くちばしで木を叩く音がここまで聞こえてきます。





 支度をして今日の作業を開始します。
 今回の予定は肉体労働中心。
 重労働するにはうってつけの気温。(;´Д`)ノ


 まずは車に積んでいる荷物を下ろします。
 ハイエースの荷台に満載にして運んできた物。





 材木と土!


 土は実家にあった植木鉢に残っていた物。
 草花が枯れて植木鉢と土だけが放置されていたのを分別して土だけ持ってきました。
 重いのでゴミ袋の半分ほどしか入れられませんが、3袋分。

 材木は、上に書いたリフォーム部屋を解体して出てきた木材類。
 カビが生えていたり、釘が錆びていたり、壊すときに折れたり削ったりして使い物にならなくなった木が、ビニール袋6杯分と、束ねたもの3個分。

 これらを全て森の中に捨て自然に還します。
 

 土はこの場で庭に撒いていきます。
 草木を刈って、歩き回ったことで斜面の土が幾分か流れ落ちてしまっているので、斜面の上部に捨てていきます。
 少しは何かの足しになるでしょう。


 木材を下に運び下ろします。
 これがけっこう重い。(;´Д`)ノ
 5往復ほどして敷地の一番奥へ。

 そして袋を開封し、紐を切り離して森の中に放っていきます。





 すっかり不法投棄現場!!f(^ー^;


 自分の敷地内でなかったら捕まってしまう。


 ここは降雨時に沢になる場所で湿地帯。
 こういう材木は樹皮に覆われていない分、分解の速度は早いです。

 夏頃までには湿気と腐朽菌で色が変わり周りの景色に同化し、シロアリやキクイムシの餌食になります。
 秋には落ち葉に覆われてしまって見えなくなり、来年にはすっかりボロボロになります。
 釘も数本残っていますが錆びて溶けていきます。

 約2年ほどかけて腐葉土へと変化していきます。





 天気が良くてずっと動いているので寒さはあまり感じません。
 投棄を終えたら庭木の様子を見ます。

 みかんは不織布から葉っぱが飛び出ていました。





 常緑樹でこんな冬の間でも成長していくのですね。
 今年は気温が高いからかもしれません。

 しだれ梅には花芽が出ていました。





 出ているのはいいのですが、芽が付いている枝は3本ほど。(>ω<)
 まだまだ若木ですし、土地に定着していないのかも。
 今年はあまり花を期待できそうにありません。

 ソメイヨシノも花芽は付いていますがポチポチと数えるほどです。
 多くの花が咲き乱れるのはまだ何年もかかりそうです。

 ヤマツツジたちは順調に花芽が出てきています。





 小休止を取ったあと、森に虫達がいない間に陽光を遮っている樹木を間引きします。





 このソメイヨシノの横にある細いヒョロヒョロの背の高い木をことごとく切り倒します。
 それと、森の中に入り、何本か木を切ってしまいます。

 物置からチェンソーを出してきます。





 母屋のコンセントから距離があるので電圧低下を防ぐため、2sqの20mの極太ケーブルを延長コードとして出してきます。
 樹木の奥に深く分け入って少し大きめの木を3本切り倒しました。

 切り倒したと言っても周囲に同じような高さの木が数多くあるので地面まで倒れてきません。
 全てかかり木になって横の木にもたれかかっている状態。
 完全に倒れてしまうまでそのエリアには立ち入り出来なくなりました。
 通常は入りませんし、他所の人が入る場所ではないので構いません。


 戻ってきて手前のヒョロ木を順々に倒していきます。

 詳細は動画で。

 庭に倒した木々を切断して片付けていきます。
 木を切り倒すより、この後片付けのほうが時間がかかるし労力を使います。
 分別し終わった丸太を柵に立て掛けていきます。


 本日の成果!(^ω^)





 丸太を多く入手しました。
 これを母屋下に運んでいくのが一苦労。(;´Д`)
 運搬は最後にします。


 さて、昼メシにしましょう。

 

 ・・・で、この昼食が今回のメインイベントだったのです。
 動画を撮ったのに、SDカードを忘れて帰ってきてしまって。(T_T)

 この日の続きはカードを持って帰ってきてからになります。エーン


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