山の古別荘のDIY記

囲炉裏でのんびり

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 昨夜からの雨は今朝も残り、降ったりやんだりを繰り返しています。
 早朝から高速をひた走り、別宅のある山に入りました。

 森の中を走ってきて驚かされたこと。
 この山の中ではいつもならば4月に入ってから咲きだす花たちがもう咲いていたこと。

 アセビ、コブシ、ユキヤナギ・・・
 まだ咲いている梅の花と同じタイミングで見ることになろうとは。
 そして、何より驚いたのが、4月の下旬に咲くはずのヤマツツジがもう開花し始めていること。( ̄□ ̄;)!!





 日照の良い場所に生えている物だけですが、まだ桜さえ花芽のままなのに。
 今年は本当にいつもとは違う春。



 山の家に着いた時は雨も小止みになりましたが、またいつ降り出すかわからない。
 水抜きしている水道管に水を通します。
 その際に植え込みなどを一巡して様子を見ます。

 普段は目立たないけど、敷石の黒御影がはっきりとその存在をアピールしています。





 しだれ梅は満開・・・、と言っても今年はこれだけ。
 まだ2年生になったばかりの若木です。
 




 今年の夏にはある程度大きくなってきてくれるかな?

 しだれ梅ってのは枝が短いうちはあまり垂れ下がらなくてとても貧弱。
 きちんと枝垂れてくるのはまだまだ先のこと。
 樹高が低いので獣除けネットは当分外せそうにないです。


 ユキヤナギもまだまだ。
 小さな花を咲かせ始めています。




 こちらも垂れてくるのはもっともっと大きくなってから。
 何年もかかりそうだなあ。


 ソメイヨシノは幾つか花芽が出ています。
 今年は昨年より多くの花が咲きそうです。




 植え込みを観察していたらまたポツポツと雨が降り出しました。
 今日は終日こんな天気なのでしょう。

 今日は何も出来ないな・・・。(´・ω・`)
 こんな日は終日ボーッとして過ごすに限ります。



 ストーブに入っている灯油が残り少ない。
 久しぶりに囲炉裏で暖を取りましょう。

 ベランダに置いてあるドラム缶の上で、火付け器と着火剤で炭に火を付けます。
 カメラをセッティングして動画を撮影しながら、炭に火が回るのを待ちます。
 15分ほどで火が回り始めた木炭を運んで囲炉裏の中央に置いていきます。
 五徳の上にケルトを乗せてお湯を沸かします。





 さて・・・・

 本当にすることが無いな。


 何かを作る気はしないし、工具の手入れもやる気無し。
 取り溜め映画でも見るか、本でも読むか。
 BS放送に映しだされる映像を目で追っているだけ。


 何もしないというのは、何かしているときより時間がどんどん過ぎていく気がします。
 ケルトの蓋から蒸気が上がりお湯が沸きました。
 インスタントコーヒーを1杯作ります。





 外は時折雨が通り過ぎていったり、時折陽光がかすめていったり。
 雨が止むと野鳥たちがにぎやかにさえずります。
 あちらこちらでウグイスが声を競い出し、ヤマガラが鳴きながら梢を渡っていきます。



 この小鳥はたぶん、ヤマガラだと思う。


 雨が降り出すと再び静かになります。 

 たくさんの鳥たちの声は聞こえるけれど、鳥については知識が乏しく、鳴き声でこれは何と判断できないのが残念。
 見てもわかんねーよ。( °д°)
 鳴き声で判別出来るのはカラスとウグイスぐらいか。

 動画:

 動画撮影はもっぱらウェアラブルカメラ。
 小さくて安価なので、中国製品の在庫がある今のうちにもう1台買っておくかな。
 無くなってしまうとは思えないが。

 でも、ウェアラブルは画角が広すぎるんだよな~。
 それとマイクが糞すぎで、鳥の鳴き声をちっとも拾わない。(-。-;)

 支那商店のAmazonなんかで売ってる中国製って、メーカーが乱立しているけれど中身はみんな似たり寄ったりで同じだ。
 ちょっとは違うもの作れよ。

 
 毎回撮影に使用しているデジカメは古くて動画が最悪。
 こっちもいいのが欲しい。カネネーヨ





 2月末にひいた風邪。
 一時は治ったと思っていたが、飲み薬をやめると途端に喉の痛みや頭痛など症状が出てきます。
 これは子供も同じ。
 本当にしつこい!( ̄∩ ̄#

 治ったと思っても体のどこか奥底に潜んでいて、体が少しでも弱ってくると首をもたげて出てくるような感じ。
 今流行りの新型コロナではないとしても、こんな状態でコロナに感染したらマジヤバイっすよ。(;´Д`)ノ



 日本は他国のように病気が爆発的に広がっていない(統計上は)。

 きれいな水の国。
 山から海へと注ぐ河川の距離が短くて、水の淀みがとても少なくて、湧き水も清らかで、清潔さを保ちやすい世界でもトップクラスの国。
 雨は恵みの雨。
 地表に落ちた菌や空気中を漂う菌を、雨水が洗い流してくれます。
 
 特に今年は冬が暖かくて雨が定期的に降っていて、いつもの年のように乾燥しがちな冬ではなかったのが、幸いしているのかも。





 それにしても大衆心理というのは怖いもんだ。

 私のところはトイレットペーパーなんかは、会社の備蓄(災害時に住人さんに配布するために業務用のペーパーで一定の備蓄がある)があるので余裕ぶっこいていたが、それでも家族が踊らされる。

 ホームセンターでトイレットペーパーを購入する人達が長い行列を見てあわてた相方。

 「テイッシュも無くなるかもしれない!」

 って、目を三角にして売り場からティッシュ5個パック2つを大事そうに抱えているのには呆れた。

 「いや、うちはティッシュも備蓄あるから。(´・ω・`)」
 「そんなこと言ったって、家には数少ないのよ!切れたらどうするの!!」
 「まあ好きにしなさい。(´ヘ`;) 」


 「ところで・・・・。いつも298円ぐらいで買ってるけど、それは幾らするんだい?」
 「え!? ・・・・・598円・・・・・」


 「バカか? お前さんは・・・・(゚Д゚;)!!」


 この山の家にも1ヶ月は過ごせる分のペーパー類が置いてあります。
 下の街まで頻繁に買いに行けないからね。

 *会社に備蓄があるのは、災害時などにペーパーが入手できなくなって、トイレットペーパー以外の紙を使って流されて、配管が詰まるなどした場合にもっと修理費用がかかってしまうという二次災害を防ぐためです。





 世界的な金融市場の混乱、ウィルスによるパンデミックなど、こういう非常時の時には人間の資質とか対応能力の高さの優劣が際立ってわかります。
  
 マスクが無い、トイレットペーパーが無くなるからという不安に煽られて、行列を作って並んで買い求めている多くが高齢者の家庭。
 中には罪のない店員に暴言まで吐く輩がいるとか。



 私が子供の頃。
 交通事故による傷害や死亡が極めて多かった。
 『交通戦争』とまで呼ばれていました。

 時は流れて、今は「高齢者ドライバーによる暴走」など70歳代から80歳代が運転する自動車事故などが増えてきました。

 よく考えたら、私が子供の頃に事故をさかんに起こしていた世代の人間は、当時20歳代とか30代。
 50年後の今、その連中が高齢者になって、同じように事故を起こしているんじゃないか。( ̄□ ̄;)!!

 
 碌でもない世代だな!オイッ!!

 ダンカイノセダイッツウヤツダロ


 そんな連中と同世代の人間が政治の中枢部とかに腰を据えて居座ってるんですよ。

 良くなるはずがないっ!



 などとつまらない考えをしていたら、雨が上がって日が差してきました。





 少しばかり表で作業をやりましょう。





 雨の日にやってきて気が付いた箇所。
 母屋の前の通路の奥。
 給湯器のある周辺が雨のせいで外壁がずぶ濡れになっています。





 砂利止めのレンガの横はじっとりと湿ってコケが生えてきています。

 原因はこれ。↓





 真ん前にある大きめの飛び石。
 ここに雨樋から落ちてきた雨水が跳ね返って周囲を濡らしてしまっています。

 雨樋は勾配が取れていなくて端部に水が溜まって軒を濡らすので、小さな穴を開けて排水していたのです。
 その水がちょうど真下にあるこの飛び石に当たって跳ね返っていたというわけです。
 このまま外壁を濡らしているとカビや苔だけでなくシロアリを誘引することにもなりかねないので移設します。

 シャベルで石をめくって外し、空いた空間を砂利で埋めます。
 通路にある大き目の石を持ってきて壁にします。
 この大きめの石も雨だれの飛散を防ぐために置いていた物。
 




 玉砂利を敷いてから飛散が無くなったので単なる飾りになっていました。


 石の置いてあった場所に飛び石を据え直します。
 ここは雨がかからない軒下。





 これで大丈夫でしょう。
 あとは様子を見ます。



 もう一つ仕事を片付けておきます。

 冬場シーズンに霜が降りて枯れるのを防ぐために不織布を被せていたみかん。





 たぶんもう大丈夫でしょう。
 日も長くなってきたし不織布を取ってあげます。
 天気予報では明後日の朝は氷点下。f(^ー^;





 防虫ネットの固定をクリップにしてからとてもやりやすくなりました。

 2本目の不織布を取っていた頃から再び雨がポツリポツリ。





 急いで不織布を取り、クリップで網を直して写真を撮って終わり。

 雨はまた本降りになってきました。
 母屋の中に入って帰宅時間までグダグダします。



 次回来た時は桜が咲いているかな?それとも散った後になるかな?


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