山の古別荘のDIY記
梅雨に入った週末
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うわあっっ!!
夜遅くに山の家に到着し、玄関を開けて荷物を置き、何の気無しに郵便箱を開けて思わず叫んでしまいました。
木製の郵便箱の中にいたのは可愛らしい子猫!
おそらく生後3ヶ月ぐらいでしょう。
白い小さな生き物もいきなり開けられて驚いたようで、箱の中から飛び出て、家の裏手へと消えていきました。
子猫はおそらく二度と戻ってこないでしょう。
ああ、驚かしてしまったな。
最近、この別荘地にノラネコが増えたという噂は聞いていましたが、まさかこんな場所にまでやって来るとは。
この山小屋のある地域は、開発が最後の方になされた山域のようで、メインとなるエリアほど建物は混み合って建てられていません。
隣接する家屋が無いのが気に入ってこの地域を選んだのです。
誰かがエサでも与えていたんだろうか・・・?
それにしても、この投函口の細い隙間からよく入ったもんだ。(゚Д゚;)・・
家屋に居着く生態のネコがこの大自然の山中で生きていくのはかなり厳しいです。
子猫ならタヌキやキツネ、猛禽類、蛇などの餌食になります。
運良く成長して大人になっても、寿命は短いです。
野生のノラにエサを与えることは生態系を狂わせてしまうことになるので、子猫は探しもせずその子の運命に任せます。
梅雨の雨音を聞きながら夜遅くに就寝。
新型コロナの非常事態宣言の期間は私の周囲でも仕事が止まってしまったようになっていたのですが、宣言が解除されると途端に猛烈に忙しくなって、この山小屋に来る機会が少し伸びてしまいました。
外注工事の遅れ、資材の搬入の遅れから、リフォーム作業がすっかり遅れてしまった。
新しい住人さんの入居日が近付いていたため連日の突貫作業で疲れ果てていました。
疲れが溜まってくると、毎朝目が覚めると体全身がなかなか動き出さずに悲鳴を上げるようになります。
一度溜まった疲労は少々の休息では取れ切れず、積み重なっていきます。
老化というやつですね。
老いは確実に着実に進んでいきます。
この年になってようやくわかる。
この年ぐらいにならないとわからないこと。
一度、早朝6時に目が覚めました。
敷布団代わりにしているエアマットの空気が抜けるのが異常に早いです。
違和感を感じて目が覚めてしまいました。
「今日は休もう。 もう少し寝ておこう。 どうせ雨だし。」
そう自分に言い聞かせて、エアマットに空気を充填(電動充填式)して二度寝します。
この1ヶ月間の疲れが溜まってしまって抜けきらない。
様々な誘惑や障害の多い都市郊外の自宅ではしっかりと休めないので、この山の中にリセットしにやってきたのです。
もうそろそろいい年齢なので、先祖や祖父から代々継いできた財とか仕事とか、様々な事を次の世代にバトンタッチしたいのだけど、次の世代は安易な道ばかりを選択して、受け継ごうという気は起きないようです。
まあ、私の若い頃も同じだったので仕方のないことなのですが。
いつか気づく時が来るだろうと思います。
この年になってやっと気付かされます。
この年ぐらいにならないと気付かないこと。
再び目が覚めたのは午前10時半。
またフニャフニャになったエアマットの違和感で寝られなくなりました。
カーテンを開けてベランダに出てみます。
表は相変わらずのシトシト雨模様。
森が迫ってくるような錯覚に陥りました。
圧倒的なと表現するぐらい。
鮮やかな緑が目に飛び込んできました。
雨のせいもありますが、木々が大きくなったみたいです。
気温は暑くもなく寒くもなく。
湿気は高いですが不快感はなく心地よい気温です。
こんな雨の日にも関わらず、野鳥たちの声が谷間にこだましています。
栗の木が花を咲かせています。
名前もわからない木も花をつけているのがわかります。
晴れていたら良い一日なんですがね~。
もうお昼も近いので朝食はパスします。
先日の休みの日に観光客が激減している京都の嵯峨野へ行ってきました。
外国人観光客で溢れかえっていた頃から見ると激減していますが、以前の時代の嵯峨野を知っている私の目から見れば確かに観光客は少ないですけどそこそこ十分な人出はありました。
観光地も少しずつ戻ってきているようです。
嵯峨野のお土産屋さんの軒先に「のれん」が幾枚か掛けられていました。
お値段、1枚12000円にXが付けてあって、1枚2700円になっていました。ホントカナ~
その中の1枚に興味をそそられたので帰路に寄ってみることに。
一巡りしてその土産物屋さんの軒先を見ると、先ほど見かけたのれんがありません。
「ちっ!他の客に買われたか!」 (;´Д`)
お店の兄さんが出てきたので、
「ここに掛けてあったのれんは売れちゃいました?」
と聞くと、
「ああ、ここにありますよ。」
と言って見せてくれます。
おお、これこれ!と思って値札を見るとこれだけ
¥5000円!!(゚Д゚)!!
「ええ~っ?これだけ高いの!?」
と思わず口に出してしまった。
なんでもこれだけ手書き染めで他の印刷物とは異なるからという理由。
のれんに5000円も出すのは勇気がいる。
でも、せっかく店に来たのだから、他の2700円の物を自分のお土産にして買って帰ってきました。
キッチンの入り口にあるのれんと架替え。
素材が麻でとても涼やかです。
ただ、あの5000円ののれんにちょっぴり未練が残る。
お金を貯めて買いに行こうか。
お昼過ぎまで動画を撮ったり森を眺めていたり。
やはり雨の日は手持ち無沙汰ですね~。
動画:
昼食が済んだら雨が少し小やみになってきました。
これはチャンス!とばかりに少しだけ剪定などします。
作業用の服に着替え、頭にタオルを巻いて出てきます。
小やみと言っても完全にやんだわけじゃないです。
パラパラと細かい雨が降ってきます。
玄関先のサツキが開花しています。
すごく貧弱で今にも枯れそうだったんですが、今年に入って急激に成長してきました。
やはり手を入れるのと入れないのとでは異なりますね。
その反面、サツキの向こう側を耕して撒いた
ディコンドラ
。
壊滅!(;´Д`)
何が荒れ地でも芽吹きますだよ。
半日陰でも育ちますって嘘じゃないか。
ちょびっとだけ目が出て後は育たず終わり。
やっぱり土作りからきちんと手がけないとダメなようだ。
別のグランドカバーになる植物を探そう。
ツツジの花が終わったら、来年咲かせる花芽が出るまでに剪定をしようと思っていたんだけど遅かった。
既に新しい花芽が出てきています。
来年の花を犠牲にして今のうちに剪定しておくか悩みどころ。
(結局この後に剪定して形を整えました。)
ヤマハギもユキヤナギも順調に育っています。
ススキとかサルトリイバラとかまた増えてきました。
この夏も雑草の刈り取りに追われそうです。
しだれ梅がおかしい!Σ(゜д゜;)
葉の色も形も変。
何かに齧られている葉も多くある。
散ってしまったのかはたまた病気か?
帰ってきて調べたら縮葉病かアブラムシによるものらしい。
次回、晴れているときにじっくりと観察して処置する予定です。
この森の中では弱い個体はあっという間に淘汰されてしまいます。
枯れてしまったなら生き残ることの出来なかった弱者ということになりますが、出来る限り手を尽くしてみます。
ツツジを剪定していたら再び雨脚が強くなってきました。
シャツも頭のタオルも水気を含んでどんどん濡れてきました。
カメラは防水ですが、水滴が付いてまともに写真の撮影も出来なくなってきました。
そろそろ屋内へ退避しましょう。
母屋に戻って着替えてしばらくしたら、本格的な土砂降り。(;´Д`)ノ
今日はもうダメだね。
また手持ち無沙汰な時間が過ぎていきます。
最後に、この別荘地で起きていることについて少しだけ思うところを書いておきます。
部外者にはわからない内輪の話。
以前も書いたことあるのですけど、私は住人が形成する自治会やら町内やらの煩わしさが嫌で別荘地を選択しました。
だから運営に対しては出来るだけ首も突っ込まないし、声を挙げたりすることも避けています。
欲で頭がトチ狂った認知症気味の糞老害たちが、この巨大な別荘地を管理する自治組織内部で、あいも変わらず傍若無人な振る舞いを行っていると聞いています。
今の新型Cウイルスのどさくさに紛れて悪さしてる国の政権と同じだけど、どうしてこの世代はこうも破廉恥なヤツが多いんでしょうね?
そんな連中から正常な状態に戻そうとする人たちもいて、自治組織が長い間紛糾しています。
ルール無視、規約無視、マナー無視の連中に正面からぶつかっても無理ですよ。
やり方がヤクザと同じだもの。
追い出すには異なる手段使った方がいい。
糞老害に尻尾降って従ってる奴らが少しばかりいるようだ。
金も無い、地位も無い、こんな若造だけど、一言忠告しておくよ。
適当な所で見切りをつけておいた方がいいと思うよ。
今は威勢がいいけどそんなもの長く続かない。
ルールを破っても平気なやつに未来は無いから。m9(゚∀゚)
ま、この別荘地に属していて、事態を静観している本当のお金持ちを怒らさないように、せいぜい悪あがきしてくれや。
連中がこんなしょぼいページ読んでると思えないから伝わらないだろうけど。(^^ゞ
端材を使って小さなテーブルでも作ろうか?
押し入れ内の道具類をきちんと整理し直そうか?
と、手持ち無沙汰な時間の中で考えるけど、もはや動く気がしなくなっちゃいました。
雨の勢いは弱まる気配がありません。
「ある程度の期間、居続けられたらなあ・・・・。(´ヘ`;) 」
いろいろとすることはあるのですが。
その前に。
様々な資材を購入せねば。
早く給付金送れ!
と、欲にまみれたハゲオヤジが曇り空に向かって叫んでみる。ヘ(゚◇、゚)ノ~ ケケケ
振り込みは各自治体がするのはわかってるんだけどね。
自治体の公務員さんたちを責める気はおきない。
給付金の決定とか、遅かった政府の責任だと思ってるからね。
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