山の古別荘のDIY記

作業を一気にこなす

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 昼メシはコンビニ弁当。
 電子レンジで軽く温めてガツガツと食いつきます。
 飲料水で水分もしっかり補給して、すぐさま表へと出ていきます。

 午後から曇ってきてきつい日差しはなくなりましたが、気温が暑くもなく寒くもなく。
 じっとしている分には適温。
 動き出すとすぐに汗ばんできます。





 天気予報では明日から再び雨模様です。
 気温がまだ低いこの時期の間にやれること。
 雨がまだまだ多く降りそうなので気になる場所のメンテもします。

 今日はできる限り多くの作業をこなしていきます。



 最初はこの場所。





 玄関前通路の給湯器の機械があるところ。

 屋根がちょうど切れていて、雨がレンガ柵などに当たって跳ね返り、しかも日が差し込まない場所なのでずっとジメジメしています。
 地面やコンクリートの壁にコケが生えてきてどうもよろしくない。
 湿気が多い場所はカビだけでなくシロアリを呼び込むことにも繋がります。
 前々回、このコンクリ壁にシロアリ除けのスプレーは吹きかけてあったのですが、こんなに濡れるのが続くと薬剤も落ちてしまいます。

 そこで、シロアリ防除の簡易的な手段として、「粉」を撒きます。





 
これは洗剤。

 仕事場での住人さんが引っ越しの際に要らないからと置いていった物。
 洗剤成分の界面活性剤はカビ、苔、シロアリ、害虫などを殺す役割を持っています。


 *注:界面活性剤は殺菌効果を持っているのはご存知だと思います。
 カビの種類の中には、この界面活性剤をエサにするカビが存在します。
 洗濯機の中にはびこるカビがその仲間で、真菌の一種です。
 このカビは室内の空気中にはあまり存在しないらしいのですが、大量に発生するとアレルギーなどの悪影響を及ぼすみたいです。

 また、シロアリも駆除するわけではありません。
 シロアリが嫌がって建物に近付かないようにするための物で、シロアリの巣や個体を全滅させるわけではありません。
 羽アリとなって飛んできた場合は避けようがありません。
 この記事を読んで洗剤撒いておけば大丈夫なんだとは思わないでください。




 サジ何杯分撒いただろう。
 一箱の約半分ぐらい撒きまくりました。





 雨が降れば湿気で溶けて地中へと染みこんで行きます。
 雑草やコケ類はほとんど枯れてしまうけれどやむを得ない。


 そもそも、この場所がこんな事になったのは、真上に有る雨樋に穴を開けたせい。
 雨樋の勾配が取れていなくて、ゴミが溜まりやすい上に端っこに水も溜まっちゃって、軒天の破風板を腐らせてしまうのを恐れたために開けた穴。
 それが仇になって、屋根ではなく地面部分に弊害をもたらすようになっちゃったのです。

 



 今日は最後に雨樋の穴も塞いで、少し勾配を取り直して調整するつもりです。

 本来ならこういう場所は排水溝を構築するか、埋設配管などを施して雨水を逃してやるかすればいいのだけど、この場所はこの先が擬木で組んだ階段があります。





 階段横には、くっつくようにプロパンボンベを置くコンクリートの架台があり、おまけにその地面の下には上水の配管が通っています。
 下手に穴なんか掘れるような場所ではない。
 うまい具合に側溝を設けることが出来たらいいのだけど、側溝を設けても終端部分で垂れ流しになっちゃう。
 そしたらまたその部分で土が削れだして悩む羽目になりそうな予測。(´ヘ`;)

 軒を延長させるか、通路部分だけ簡易の屋根を設けるかしたら濡れずにいいんだけどねぇ。
 予算と時間があったら何かやりましょう。





 次は雑草が伸びてきた庭のお手入れ。
 物置から草刈り機を出してきます。

 鎌や植木鋏でちまちま刈っていたら時間がいくらあっても足りません。
 草刈り機を入れることが出来る場所は、雑草を機械で一気に刈ってしまいます。





 特に梅の木の周辺。
 しだれ梅が病気にかかってすっかり弱ってしまっています。





 シダが覆いかぶさって日を遮ってしまっていると思えるので、周囲を刈り取ります。


 庭の下側から順々に刈っていき、大きく伸びたシダやススキ、サルトリイバラをことごとく刈ります。
 ついでに森の奥へ行くための新しい道筋の部分も刈り取っていきます。





 今まで、桜の木の下を経由して奥に入っていたのですけど、桜の根の部分を踏み固めてしまうのは良くないなと気付いて、ずっと上の方に新しい道筋を作り始めていました。

 梅のネットの周囲に草刈り機を入れたら、

 
ガギャンッ!



 
やっちまった。(;´Д`)ノ

 
ネットが刃に絡みついた。


 円盤タイプの刃ではなくて、プラ製のノコギリ刃タイプですから引っかかって刃に絡みついてしまいました。

 絡んだネットを外すこと数分。
 ようやく外し終えて、刈り取り再開。

 そしてすぐに・・・・


 ガギャンッ!! (T_T)


 3枚有る刃の一つがどこかへ飛んでいって見当たらない。ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ~


 とりあえず再び絡みついたネットと格闘します。





 ネット周辺は後ほど手作業で刈り取ることにします。
 ちょっとはすっきりしたかな?
 
 絡んで強い力で引っ張ったからネットがうにゃうにゃになっちゃった。
 単に鹿よけのためのものですから、このままでもいいか。(^^ゞ





 予備刃を持ってきて取り付けます。
 刈り取りながらどんどん斜面の上に登って行き、路上に出て再び柵を乗り越えススキなどを見つけ次第刈ります。
 ついでに伸びてきた樹木の若葉も刈っちゃいます。
 斜面上に粉砕されてバラバラになった雑草やら葉っぱやら小枝やらが飛び散っています。

 終わったらブロアを持ってきて、少しだけ通路をきれいにしておきます。



 続いて鎌を手にしてツツジの植え込みの中に入ります。





 ここは非常に密になっていて草刈り機を入れることが出来ません。
 ツツジを切ってしまわないように、雑草だけ選びぬいて刈っていきます。

 雑草が生えてこないほどツツジが丸く大きく生い茂ってくれていたらいいのだけど、長い間放置されたツツジは貧弱で枝がまばら。
 どうしても雑草がはびこっていきます。
 根のあたりを踏んで固めてしまいたくないのだけど仕方ありません。

 約30分ほど雑草と格闘。(;´Д`)


 刈った草は刈った場所にそのまま放置していきます。
 枯れて積み重なって長い間に腐葉土となっていきます。
 
 表土がむき出しになって乾燥してしまい土が流失してしまうのを防ぐのと、枯れ草に覆われてしまって新たな雑草が芽生えにくい。
 こういう効果も狙っています。 

 住み着く虫達も増えるので、混み合った住宅街の庭なんかでは、刈った草を放置しないほうがいいです。



 雑草の刈り取りが終わったら施肥を行います。
 物置から購入しておいた配合肥料の袋を取ってきます。

 桜の木の周囲にパラパラパラ。





 分量はほぼ適当。(;^_^A
 ここらへんに根があるだろうという箇所にバラ撒いていきます。
 桜はもう少し早めにやりたかったのですが、前回は大雨で動けなかったもんで。


 梅の木、ユキヤナギ、ヤマハギと順に回って、八重桜、サザンカ、ツツジとその植わっている樹木の周辺に抵当な量をパラパラと撒いていき、一袋全量撒ききりました。
 雨が降って肥料が溶けて勝手に地中に染みこんで行くでしょう。



 雑草を刈るために踏み込んだ場所は、地面が固くなって次に植物がなかなか生えてきません。
 土壌も悪いみたいできちんと耕して、グランドカバーになる植物を買ってきて植えてやらないとダメですね。
 




 
山の家の日記・・・つーか、すっかり庭いじりレポートになってきたな。。・゚・(つД`)・゚・



 最後に雨樋の穴を塞ぎます。
 随分前に取り外した雨樋を置いてあるので、カットして破片を作ります。
 破片に塩ビ用の接着剤を付けて貼っていき終わり。





 この場所の雨樋は雨水タンクを付けた際の集水のために残してあります。
 簡易の雨水タンクも既に購入してあるのだけど今のところ使用する機会がありません。
 水は基本料金分しか使っていないので雨水溜めてもメリットがありません。

 水道の供給が止まってしまうような時が来たら役立つかも。
 そんな時が来ないほうがいいのですけどねえ。


 気がつけば夕方近く。
 そろそろ帰宅の準備をせねば。

 愛猫がお腹を空かして待ってるだろう。



 気付くとセミが鳴き始めていました。
 今年の夏も猛暑でしょうか?
 今の天気の流れを見ると、なかなか梅雨が開けそうにありません。

 非常に雨が多くていつまでも続く。
 太平洋高気圧が何だか弱い。

 
もしかして・・・今年は冷夏になるかも?


 そんな予感も少しだけします。

 ま、だいじょうぶでしょう。

 

 

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