山の古別荘のDIY記

花見でのんびりする予定が・・・

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 4月の第一週。
 近畿地方ではもうあちらこちらで桜が盛期を迎え春爛漫の季節になりました。
 山の家のソメイヨシノも満開ではなくとも7分-8分咲きぐらいだろうと、心を踊らせて夜の道を走ってきました。

 前回交換した階段灯がとても明るくて暗い玄関先をしっかり照らしてくれています。





 いそいそと母屋の中に入り荷物を下ろして照明器具を携えて庭に出てみます。

 桜をライトアップして夜桜見物を楽しんでやろう。
 Myさくらを独り占めするのです。

 石段を降りて庭の暗闇を投光機で照らします。





 ええ~~~っっ!!!?(;´д`)

 咲いているのは咲いているのですが、数は20個ぐらい。
 あまりにもしょぼい。
 しばしぼーぜんと佇んでしまいました。

 まだ開花していないのか、今年は花を咲かせないのか。
 この夜の闇の中ではよくわかりません。
 明日確認することにしてがっかりして母屋に戻りました。


 今の気温は3度ほど。
 数日前までは暖かだったのに寒の戻りで気温がぐんと下がって、明日朝の予報では0度付近まで落ちます。


 


 石油ストーブの灯油が切れていたので今夜と明日の分2リットルだけ買ってきました。

 明け方の冷えが予想されるので寝具も真冬仕様。
 寝袋の上に分厚い毛布を重ねます。





 一杯飲んで夜遅くに就寝。





 翌朝、午前6時半頃に一度目が覚めました。
 普段起き出す時刻。

 もう一眠りしようと思いましたが、ちょっと起き出して早朝の様子だけを撮影しておきます。
 カーテンを開けてベランダから森を見ると、ちょうど朝日が向かいの尾根から出てきたところ。





 この時期は朝から鳥たちがやかましいぐらいに鳴いているのですけどあまり鳴いていなくて静か。
 気温計を見ると1度ほど。
 鳥たちがおとなしいのもこの冷え込みのせいでしょう。
 寝袋に戻ってもう一眠りします。



 完全に目が覚めたのが午前11時前。
 ちょっと寝すぎました。(;^_^A
 このところハードワークで疲れ切っていて、久しぶりに十分な睡眠が取れました。

 ベランダに出てみて周囲の様子を見てみます。





 快晴ではありませんが晴れてます。
 曇りではないですが空には雲がかかったよう。
 花曇りという天気でしょうか?
 今日は崩れる心配は無さそう。


 ベランダから見える景色はお向かいの尾根の家々の庭にほぼ満開で咲いている桜やらコブシ。
 私の家の敷地には山桜が2本あるのですけど蕾も膨らんでいません。(´;ω;`)

 なんでやねん!?

 谷の向こう側とこちら側で眺めが大違い。
 日照時間のせいか、それとも気温の低さのせいか。

 もう昼に近いので朝食はパスして服を着替え表に出てみます。


 最初に芽に飛び込んでくるのはユキヤナギ。



 

 まだまだ小さな木ですけどしっかりと花を咲かせていて満開。

 石段の途中と階段上部には可憐なスミレ。





 いつ頃からか毎年勝手に生えてきます。
 普段は雑草と思って葉をむしり取っているのですけどねえ。

 上の道路に出てみるとヤマツツジがもう咲きだしていました。





 いつもはGW前ぐらいから咲きだすのです。

 森には椿の花も咲いているのが見えています。
 椿は5月中旬から咲きだすのですけど。
 今年は花の様子が少し変。
 何もかもがあわてているような感じ。

 なのに我が家の桜だけは・・・。(>ω<)





 近寄って枝の様子を見てみます。
 どの枝にもしっかりと芽が付いています。
 相変わらず葉芽が多いのですけど花芽も幾つも付いています。





 花を咲かせないのではなくてまだ花が咲いていない状態のよう。
 理由はわかりませんが我が家の桜だけ開花が遅れているようです。





 たぶん来週には満開になっているでしょう。

 1週間早かった!

 翌週は用事があるので来ることが出来ません。
 残念ですが今年のソメイヨシノの花見は今咲いている分だけで満足するしかないです。
 梅の開花も見ることが出来なかったし。

 残念!


 動画:




 今日は花見でゆっくり過ごすつもりでしたが、肌寒いし肝心の桜が無いので他の作業をして過ごすことにします。

 業者に依頼していた鉄骨基礎の筋交いの修理。
 直したよ~!というメールが来ていたので見に行きます。





 組まれてあった足場も撤去されていて筋交いは元の状態に戻っていました。

 従来の物に溶接したのでしょうか。
 それともこういう仕様なのかな?金属部に段差があります。





 私としてはきちんとした強度が得られればそれで良し。


 下に降りてきたついでに森の中を散策してみます。
 今はまだ昆虫たちも出てきていないので気軽に森へ入れます。
 GW頃にはもう入れなくなるでしょう。


 敷地の沢筋から下流へと下っていきます。





 この2本の木が敷地内に生えている山桜。
 上を見上げても蕾も付いていません。
 花を咲かせるのはもうしばらくかかりそう。

 確かコブシの木が1本あったはずなんだけど・・・。





 線香林となっているこの森の中にいると、上を見上げても花が咲いているのかどうかもわかりません。
 人の手が加わらない森はこんなひょろひょろの木ばかりになってしまいます。
 薮をかき分け降りていくこと数分。
 谷の一番底の沢筋に到着しました。





 ちょろちょろとした水が流れています。
 この沢筋は下流にある貯水池へ流れ込んでいて、この地域の水源の一つとなっています。

 しばらく沢筋に沿って歩くと広めの平場に出ます。
 この山を開拓した当初はここも別荘分譲地の予定だったのかもしれません。
 ここから再び山の家へと上がっていきます。

 数年前に目印として木に巻き付けた青テープは今でも残っていました。





 実を言うとこのテープが無ければ登り口がわからなかった。
 また道を見失って森を彷徨うところでした。

 もう少しで敷地内という所で道がすっかり背の高いシダで覆われてわからなくなってしまいました。
 ただ真っ直ぐに上がれば敷地の周回路に必ず出るはず。
 足元が見えない状態でシダをかき分けて登っていきます。





 胸元まであるシダをラッセルして直登します。
 ようやく敷地内へ。
 森の中は手入れをしないと1-2年でこういう状態になり自然へと戻っていきます。




 気温が高くなってきて暖かくなってきました。
 母屋にたどり着いたらもう一仕事。

 今回は重量物を少しばかり運んできたのを車から下ろします。
 レンガとコンクリートブロック。





 あとベニヤ板と木材の端材を少々。

 母屋の床下の基礎の整地のために少しずつブロック類を集めています。
 これらは全ていただきもの。
 全然足りていませんので徐々に作業していく予定です。

 さあ、これらを母屋下まで運ぶのが一仕事。(;´д`)

 僅かですが運び終えたら汗をかくほどになりました。


 ベニヤ板や材木は早速利用します。
 まだ作っていない斜面の階段として使用します。
 木槌で杭を打って板を這わせていきます。





 作ったのは僅か4段だけ。
 こういう階段も徐々に作っていきます。

 最後に通路の落ち葉を掃除して庭木を少しばかり手入れして今日は終了~。

 動画:





 日が長くなったとは言え、東向きのこの家は夕暮れがやってくるのが早い。
 次回はGW前にまた来ます。
 


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