降雨本気モード
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昼食を取り終えてすぐだった。
来たッ!
パラパラという音が聞こえてきたと思ったらあっと言う間に大雨になってきた。
大粒の雨が青葉を濡らしていく。
雨とともに風も強く吹いてきた。
大荒れの予感。(;´д`)ノ
もう森の中に戻る気は失せた。
かかり木処理は次のシーズン、落葉が始まる晩秋まで放置。
ま、誰も通ることはないからいいか。(゚∀゚)
あの倒れた樹の下をくぐるのは野生の鹿かイノシシぐらいしかいない。
半年も経てばもう少し松の木の腐敗も進んでいるだろう。
その間に対策を練って準備を進めておけばいい。
次第に雨は激しく土砂降りの様相を呈してきた。
さて、道具の手入れでもしますか。
物置から出してきた草刈り機をベランダの作業台の上に乗せます。
老朽で爪をつけるフックの部分が1箇所が欠けてしまったブレードを交換します。
草刈り機などの機器の回転部分の締めナット類は大抵が逆ネジ。
通常とは反対の方向にレンチを回します。
ナットが取れました。
と、思ったらナットがコロコロと・・・・
デッキの板の隙間から落ちていった!\(●o○;)ノ
母屋の下は土。
傾斜面なので土砂が崩れないように丸太を敷いてある。
丸太に当たって良からぬ方向に飛び跳ねたら見つけ出すことは至難の業。
見つけ出すのにどれぐらい時間がかかるかわからない。
見つからない可能性の方が高い。
でも、ナットが無いと作業は進められない。
パーツはネットでも販売されているが、左ネジという特殊な形なのでなんでもいい訳では無い。
また次回に繰り延べというのも嫌だし。
雨降ってますが床下へ探しに行くことにしました。(;´д`)トホホ
・・・幸い、落下した場所が土の上だったようで、砂にめり込んでいてすぐに見つけることが出来ました。
次に落としたら見つからないかもしれない。
落とさないように慎重に作業をします。
交換は付け替えるだけなので至って簡単。
すぐに済みます。
草刈り機が終わったらチェンソーの手入れ。
チェンソーは真冬に使ったきりで放ったらかしていました。
カバーと本体の隙間に木屑がいっぱい溜まっています。
チェーンを取り外してブラシで拭いてきれいにしてやります。
これを放っておくとギアやチェーンが錆びつきやすくなります。
掃除が終わったら組み立ててチェーンの刃を研ぎます。
この一連の作業は毎年行う行事みたいなもんですね。(;^_^A
この夏に我が子が巣立っていきました。
私としては一つ片付いたなと言う感じ。
よく言われるような寂寥感とか喪失感というものは無いなあ。f(^ー^;ヤットイエガシズカニナッタ
彼らはこれから新しい家庭を営んでいく。
親としては出来る範囲内で支援や助言はしてあげるが、「幸せ」になるかならないかは彼ら次第。
幸せになって欲しいとは思うけど。
ここ1年ほど、「幸せ」という物について頻繁に考えていた。
動画の中でも少しばかり呟いているけどね。
幸せと感じることは人それぞれ違うし、対象も異なるし”これ!”というモノは無いのだけど。
人が幸せを感じる機会は、『
心にゆとりがある時。』だと思っています。
何かに忙殺されて追われている時、夢中になっている時、苦しく辛い思いをしている時、我慢をしている時に、幸せとは感じないよね。
今のこの国はその『心のゆとりのある時』をどんどん奪い取る方向に進んできていると感じる。
国を取り巻く現状や、国の運営のまずさから来ているんだと思っている。
歴史を調べれば、いつの時代でも政治というシステムは少しずつ腐敗していく。
人間の歴史は、富の奪い合いで、権力を持つものがその富を支配する。
富を持つ権力は自分の地位を守ろうとして、より多く富を集めようとして腐敗していく。
不満を持つ新たな勢力が生まれ、力付くで富を奪おうとして戦いが始まる。
権力が変わる度に争いを繰り返して来て、そこに多くの不幸と涙が流されてきた。
この国も今その分岐点に来つつあるようで、今の権力者を放置してしまうと取り戻せないような混乱へと突き進んでしまうでしょう。
権力者たちが争いを続けるアフリカや南米の国みたいになっちゃう。
そうならないように止めるのが私達爺さま婆さまの世代の役目なんじゃないかなと思うんだわさ。
自分の息子や娘が涙を流すような姿は見たくないからね。
動画を見てくれたり、このページを読んでくれたりするのは40歳代以上の世代が主。
今の若者が不幸にならない世界を残してあげるのが、先達の勤めなんんじゃないかと、最近つくづく思うわけ。
そして、いろんな手段でメッセージを送りたいわけ。
私には何が出来るのかなと思い悩むことしばしば。
雨がどんどん強くなってきたよ。
作業を終えて道具を片付け、ベランダで山を見ていたらすぐ下から木がへし折れる音が聞こえてきた。
あ、これはかかり木になった枯れ松の周辺で何かが起きたな。と思った。
雨は土砂降りだけど傘をさして現場へと降りていきました。
てっきり松の木が折れたのだと思っていた。
目に飛び込んできたのは、下敷きになってしなっていたナラの木が幹の途中からなくなっている姿でした。
枯れ松が雨水を吸い込んで重量が増えて、ナラはその重みに耐えきれず折れてしまったようだ。
肝心の松の木は更に奥の桜の木の枝に引っかかっているようで倒れきっていない。
この後、どうなるか予想がつかない。
桜の枝が折れるかもしれないし、松の木が折れるかもしれない。
このままかもしれない。
現状では手の付けようがない。
次に森に入る時まで放置するしかない。
私有地内なので、木の下をくぐり抜ける者がいないのが幸いだ。
雨はやむこと無く降り続ける。
次に来る時、梅雨は明けているだろ。
またあの猛暑がやってくる。
動画: