山の古別荘のDIY記

ようやく秋らしく、なったんか?

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 さむいっ!(>ω<)

 夜明け前に目が覚めてしまいました。
 
 外界より数度気温が低い山の中。
 町中にいる時と同じ格好をして、春秋用寝袋と毛布で就寝したのですが、予想より気温が低い。
 急遽押し入れから電気毛布を出してきて寝袋の下に敷きます。


 カーテンを開けて表を覗いてみると空が明るくなっています。
 もうすぐ日が昇ってくるでしょう。





 昨夜、星のタイムラプス撮影のためにベランダに出したままのウェアラブルカメラをもう一度設定して夜明けの空を撮影します。
 表でウロウロしていたら寒さで震え上がってしまうのですぐに寝床に潜り込んで二度寝しました。


 次に目が覚めて起き出してきます。
 今、何時だろう・・・? 時計を見ます。


 午前11時!(;´д`)ノ


 今日もすっかりお寝坊さんです。
 表に出たらすっきりとした秋晴れ。





 朝の寒さはどこかに消えてしまって、夏の残りがいつまでも残る暖かかな山です。
 寝坊した時間は取り戻せません。

 朝食兼昼食の前に各部屋のサッシ、窓を開けて室内の空気を入れ替えます。
 ついでにカメムシチェックやっておきます。





 いねーっ!(^◇^)

 ベランダサッシも和室の窓にも虫は見当たりません。
 前回撒いた薬剤が効いているようです。
 まだカメムシ越冬の本番の季節ではないのでこんなものかもしれません。

 昨年はカメムシが大発生したから、今年は少ないかもな。
 少しばかり期待を抱いてます。





 遅めの昼食を取って着替えをして表に出ます。
 本当に今日は天気がいい。





 いつものことですが、表に出てきてすることはビデオカメラで庭の様子を撮影します。
 三脚に付けたビデオカメラを持ってウロウロ。

 例年よりかなり遅く萩の花が咲いています。
 まだ虫たちもブンブン飛び回っている。






 カメラを持って通路の奥へ行こうとした途端、道が塞がれているのに気付きました。





 大きなジョロウグモの巣。

 幅は2mを越えているでしょう。
 見事な蜘蛛の巣の造形美に見とれてしまいました。
 クモがこの家を作るのにどれぐらいの時間がかかったのでしょう。
 どれぐらいの労力を使ったのでしょう。
 あまりの力作なので壊してしまうのは忍びない。

 頭をかがめて下をくぐっていこうかと思いましたが、目の前の巣の向こう側にも2つ別の巣があって通路を遮っています。
 毎年、9月初旬から10月頭にかけてジョロウグモの巣だらけになるのはわかっていましたが、今年は少しばかり遅れている。
 こりゃ、下手に森の中に入らないほうが良さそうだ。

 木々の葉っぱはまだ青々と茂っています。
 見通しがきかないし、不意にヘビとか獣たちに出くわしたくないし。
 前庭の周辺だけウロウロとしておきます。


 道向かいの栗の木はイガが殆ど落ちてしまっていました。
 植物だけはきちんと季節通りなのがちょっと不思議ですね。

 そしてイガはことごとく中身が無い。





 森の動物達が食べていると思うのだけど、どの動物が食べているのかわからない。
 リスかたぬきがいるのかな?見たことありません。
 ハクビシンかイノシシかも。


 ビデオカメラを持って上の道をあっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
 何かいい被写体はないかと狭い範囲を歩き回るけど、あまりいいのが無い。
 毎度ワンパターンの動画ばっかりになっちゃう。
 仕方ないので今日の作業をやりましょう。





 みかんの木の冬支度。
 少し早いかもとは思ったが、朝晩の冷え込みを考えるともう行ったほうがいい。





 このみかんはちっとも大きくならない、そして毎年春に出てきた葉っぱが落葉してしまう。
 みかんって常緑樹なんだけどね。 
 山の寒暖差と日照時間の短さが原因とはわかっているが・・・

 ごらんのありさま。(;´д`)ノ

 



 実を一つだけ付けてくれているのはまだマシか。

 後ろに切り株があって西日を遮りがち。
 植えた場所が悪かった。
 だけど、この切り株があるおかげで北西の風がまともに当たらなくてなんとか冬を越してきた。
 条件の良さそうな場所に植え替えたら枯れてしまう可能性がある。
 この切り株が無くても冬の夕方には西日が当たらなくなるんだけどね。

 温室を作ってそこに植え替えたほうが良いのかも。
 植え替えなんてしたことないから、私がやったら木に大きなダメージを与えかねないので躊躇してます。
 昨シーズンからプチプチでくるんでやったら葉の色艶が良くなってすくすく伸びてくれたから今年も同じ手法で防寒します。


 プチプチってロールで買ってもホームセンターで800円ぐらいのもの。
 保温効果があるし安上がりで良い。





 プチプチですっかりくるみ終え、ネットを閉じようとした時にネットの継ぎ目がほつれているのを見つけました。
 金具やプラ製品が劣化してきて外れてきたようです。

 もう涼しくなってきたとは言え害虫が全て姿を消したわけではないです。
 遅めの産卵をするかもしれないので、急遽ネットの補修をします。



 最初に植えたみかんは、防虫対策が甘くたった1ヶ月で葉っぱを全て食べられました。
 その後は元気が無くてうまく育たず、2年目に枯れてしまいました。
 この別荘の敷地は植物にとっては少しばかり過酷。
 午前中の日差しは母屋の遮られ、午後からの日差しは山のために早々と影になる。
 隣接する隣の土地の木々は冬場の低い太陽を隠してしまう。




 午後3時で太陽はこんな位置。

 隣地境界ギリギリの木をことごとく切ったんだけど、ぜんぜん日照は良くならず、反対に隣地の樹木がすくすくと伸びる始末。(;´д`)ノ
 隣地は所有者がいないから越境して切っても誰からも文句は言われないのだけど、どれもこれも背が高く太い。
 ナラ枯れが広がっているので枯れたら事故防止という名目で切りに行けるのだけどね。
 足場が悪く伐採は怖いし危険だし。
 下から順々に間引いてこないとかかり木だらけになって厄介なことになる。ナンボンキレバイイノ?

 と言うわけで植物の育成は悪戦苦闘中。
 農作物なんか夢の夢状態ですよ。


 ネットの継ぎ目を固定するのはホッチキス。(゚∀゚)
 パチパチと止めていくだけです。





 支柱を固定しているインシュロックも劣化しているので交換しました。

 みかんの実を摘まなきゃいけないのでプチプチの上部は被せるだけ。
 冬支度に思いの外時間がかかってしまった。





 しかし、気温が高い!少し暑い! 

 ハエとかトンボとか飛び回っているし。
 もう藪蚊はいないだろうと思って油断していましたよ。

 長袖の上から3箇所刺されました。(;´д`)ノ

 本当に秋になったんか?





 少し時間があるのでもう一つの課題をやってしまいます。
 母屋の外壁の再塗装。

 2015年に大規模修繕で塗られた塗料が劣化して剥がれてきました。





 古い塗膜を削って落として上から塗料を塗ります。
 塗膜を削ると言っても研磨スポンジで軽くこすっていくだけ。





 めくれかかっている弱い塗膜を剥がし終えたらコテバケで木材保護塗料を塗っていきます。
 この塗料はベランダで使っているもの。





 面積が狭いのでこの作業は簡単に終わりました。
 塗料が余ったので、玄関横の壁とかもついでに塗っていきました。



 日が陰ってきました。
 母屋に戻りましょう。

 これから日中の時間がどんどん短くなる。
 帰宅準備をする前に、玄関や窓、サッシ枠にカメムシ忌避剤を散布しておきます。

 昆虫達が越冬に入るために寄ってくるのはこれから本番です。
 どれぐらい効き目があるか実証実験です。
 複数の忌避剤を使用します。





 次回来た時に、カメムシがサッシ枠にいなかったら。
 屋内にもいなかったら、カメムシの侵入経路は玄関とサッシのわずかな隙間ということが証明できます。









 これから厳しい冬がやってきます。

 紅葉はまだまだと思うが気温はぐんと低くなるだろう。
 次回は灯油を買ってこなくちゃ。




動画:*動画の内容はこのページの記事と異なる部分があります。


 

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