山の古別荘のDIY記

キクイムシ被害

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 本当に次から次へと難問が生じてくる別荘です。
 山小屋では深刻なのがキクイムシの被害。


 築29年を経過するこの建物。
 住人不在の期間が長すぎたせいでしょうか、見えていないところでけっこう自然からの浸食が進んでいます。

 昨年は既に発生シーズンが過ぎていて発見できなかったみたいで、今年になってからキクイムシがあちこちに居着いているのがわかってきました。
 7月初旬に、バルコニーの手すりに、キクイムシの仕業と思われる小さな穴と木屑を発見。
 すぐさま殺虫剤を注入しました。

 次の訪問時、バルコニーの柱に木屑と小さな穴を発見。
 ついには梁にまで穴が開きました。








 この家に訪れる度に、虫の形跡がどんどんと増えていきます。

 玄関横の化粧柱にも穴が数カ所。








 ここ数年の夏の暑さで、虫が生息する環境が良い状態になっているのかもしれません。

 ずっと常駐して住んでいたら、被害を確認する度にこまめな対応が出来るのですが、2週間に1度ずつぐらいの頻度でしか来れないので、対応が後手後手になります。
 
 非常に悔しいです。(T_T)




 床下物置の柱もやられた。



 これ以上成虫を寄せ付けないために、柱や梁、壁に殺虫剤を念入りに吹き付けます。
 しかし、既に木材の中に生み付けられた卵に対しては、どうすることもできません。

 晩秋にもう一度薬剤噴霧を行います。
 そして、来春、幼虫がふ化する時期を見計らって特に念入りに。
 梅雨時から夏にかけて再び。
 根絶するまで徹底的に。

 殺虫剤の購入費用だけでもバカにならんぞーっ!ヽ(TдT)ノ




 殺虫剤をネットでまとめ買い。


 この建物を購入したとき、床や畳の上に無数の虫の死骸がありました。
 3㎜程度の小さな甲虫。
 こいつらはキクイムシの死骸だったんです。

 室内の床や壁面、天井には全くキクイムシの存在を示す穴などはありませんでしたからすっかり油断していたのです。
 もしかしたら天井裏に多数生息しているのかもしれない。







 長い戦いになりそうだ。(;´Д`)ノ






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