大発生! 例の臭い虫
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本題とは違う話だが。
別荘地の
なんたら自治会って言うのが、私の個人宅にいろいろ郵送物を送り付けてくるけど。
別荘所有者として名簿に登録してある代表住所は個人ではないし、個人宅住所でもないやろ!
個人情報を勝手に閲覧して濫用するのはいかがなもんかな。
迷惑だからやめろ! (-_-#)
お互い訴訟だ反訴だなんだと無駄金を使ってるようだが、本当に別荘地のことを憂えてるのなら、会員から集めた会費をそんなことに費やすのも、相手に費やさざるを得なくさせるような行為も、
とっととやめろや!!
別荘地の品位を落としているのは自分たちだと自覚しろよ。
いい年こいたジジババがみっともないったらありゃしない。
だから老害って言われるんだわ。
↓ここから本編です。
すっかり寒くなりました。
短い秋。
本当にあっと言う間に秋が過ぎ去って初冬の気候になっちゃいました。
昼間に降っていた雨も上がって、深夜の夜空は満天の星空。
風が強く、空気が澄んで星々がきれいに輝いています。
買ってきた灯油のポリタンを下げて母屋の中に入ります。
昼間のぬくもりが少しだけ残っている室内は何の変化もなく、前回出てきた時のまま。
玄関に入ると例の臭いにおいを出す虫の悪臭が漂いました。
「死骸でも落ちていたのだろうか? 踏み付けちゃったのかな?」
カメムシの悪臭は少しぐらいならあまり気にならない方なので、その時は気にも止めませんでした。
翌朝はぐんと気温が下がる予報なので石油ストーブに灯油を入れていきます。
「着替えてくつろぐ前に、星空撮影のセッティングをしておこう。」
そう考えてサッシを開けてベランダに出ます。
今夜は小雨がぱらつく時があるのでベランダにカメラを据えます。
もう害虫はいない季節になったのでサッシを開け放したまま機材を持ってベランダに出ました。
夜空のタイムラプス撮影は数時間、長い時は朝までかかりますのでカメラ任せ。
セットしたらすぐに室内に戻ります。
肌寒く感じるのでさっそくストーブを点けて、部屋が温まるまでシャワーを浴びてきます。
シャワーを終えて、晩酌のビールを飲みながら就寝までのひとときを過ごします。
次第に部屋が温まってきました。
頭上でブーンという昆虫の羽音が聞こえてきました。
上を見上げると天井にカメムシの姿があります。
「ああ、今年も潜り込んできたか。」
カメムシが侵入してくるのはいつものことなので特に気にはなりません。
別荘の天井は高い。
捕虫網では届きません。
下りてきたら捕まえればいいやと考えてゆっくり過ごします。
次第に部屋が温まってきて虫達の活動が活発になってきます。
照明器具付近の高さまで下りてきたら捕虫網でさっとすくって、ベランダのサッシを開けて表に逃します。
天井を見上げて壁紙の上を歩いている虫の数を数えます。
1,2,3,4・・・・
それにしても数が多いな。
おつまみを取りに行こうとキッチンの明かりをつけたら壁面にカメムシがいます。
捕虫網を持ってきてまたすくって窓の隙間から表に。
窓の枠にも数匹いる。(・へ・;;)
リビングに戻って室内の天井や壁を観察します。
壁面にも額縁の周りにもカーテンにもいる。
ここでようやく異変に気付きました。(;´д`)ノ
どこから入ってきたんだろう?
いや、思い当たるフシは幾つもある。
寒くなってハエや蚊、蛾などの不快昆虫がいなくなったという考えで、表戸もサッシも何度も開け放しにしていた。
今年、秋の始めに世間を騒がせた小さな出来事。
『各地でカメムシが大量発生!』
春から夏にかけてちっともカメムシがいないなと思っていました。
原因は不明ですが、大量のカメムシは夏が暑すぎて森の中で静かにしていただけ。
気温が下がって適温となった途端に一斉に活動を開始。
農村で、山間部で、日本各地の家庭で悲鳴が上がることになりました。
実際にこのニュースを耳にした時、カメムシ類の殺虫剤や忌避剤が近所のホームセンターの棚から消えていたのは私も見ていました。
すっかり頭の中から消え去っていた!(;´д`)ノ
網戸を閉めていても、サッシのレールなど僅かな隙間から入ってくる狡猾な種族なのに。
刺したり噛んだりしないくさい液を出す以外は実害の無い昆虫なのですっかり忘れていた。
油断が原因です。
出来ることはとりあえず捕まえて表に放り出すこと。
カメムシは動作がゆっくりなので捕まえるのは簡単。
激しく刺激さえしなければ実害は無い。
しかし・・・
数が多すぎる。(-""-;)
取っても取っても、捨てても捨てても湧くように出てくる。
カーテンの裏、額縁のへり、照明の梁。
リビングだけでなく、トイレも洗面もキッチンもいる。
気が付けば小さな物体がのそのそ歩いている。
そして、刺激しないようにと用心してもどうしても刺激させてしまう。
室内が特有な刺激臭で充満された。(;´д`)ノ 匂いは平気だと言っても限度がある!
濃度が濃すぎる。
頭痛がしてきたのでお香でも点けて臭いをごまかそうと思ってやってみる。
この刺激臭には勝てなかった。orz
何匹表に出しただろう。
ストーブを点けているので換気もしなきゃいけない。
何回サッシを開け閉めしただろう。
←これも間違いの元凶だったと翌日気づいた。
天井を歩いて飛び回っている数だけ片付けたら終わると思っていたが甘かった。
幸い、両サイドの和室は戸を閉め切っていたのでカメムシに侵入されていなかった。
深夜、疲れ切って逃げるように和室に入って就寝した。
翌朝。
和室からリビングに出てみる。
室内の温度はすっかり冷え切っているのでカメムシたちは大人しい。
カメムシの色と梁や木枠の茶色が同じなので見分けられない。
どれぐらいの数が残っているのかわからない。
そ~っとサッシを開けてベランダに出てみます。
いつもの眺めの山が、森がそこにあります。
まだ紅葉が始まったばかり。
野鳥の声と、強い風音と、枯れ葉がバラバラと落ちていく音で、妙ににぎやかな秋の森。
虫がいなくなり静かになった森は枯れ葉の落ちる音がけっこうやかましいのです。
先月、別荘地の掲示板に告知が書き込まれました。
上の写真に写っている山の地域で
「親子連れの熊」の目撃が数回ありました。と。(あの山も別荘地の敷地内)
この山域には熊はいないはずなのですが。
近畿北部の山はよっぽどどんぐりなどの食料が無いのでしょう。
こんな南部の山域にも熊が下りてきたようです。
昨日と夜中に降った雨のせいで森の木々は濡れそぼっています。
今日は森の中での作業は出来ません。
陽の光を入れようと雨戸の1枚を思いっきりスライドさせて開けました。
ドサドサドサッ!!
雨戸のレールに落ちてきたのは、
大量のカメムシ!! ∑(-∀-ノ)ノ
それと大きな蛾。
数は50匹、いや60匹を越えているでしょう。
雨戸の継ぎ目を見るとまだたくさんのカメムシがしがみついている。
越冬するために雨戸とサッシの隙間に潜り込んだ虫達。
この時、リビングに無限に湧いて出てくるカメムシの出現理由がわかりました。
サッシや網戸を開閉する度にたくさん落ちてきて、レールなどの隙間から室内に入り、温かい室温で目覚めて移動を開始した。
キッチンやトイレの小窓も一酸化炭素中毒防止のために少し開けていた。
雨戸を一枚ずつスライドさせる度にドサッドサッっと落ちてくる。
落ちて死んだふりをしたカメムシは少しすると動き出して再び網戸を登ってくる。(T.T ) ( T.T)
屋内への侵入を少しでも減らすためにカメムシの排除を開始しました。
箒と鉄バサミを持ってレールや網戸に付いているカメムシをベランダ外へ掃き出していきます。
強い異臭がベランダを占領します。
我慢して、雨戸を強くスライドさせてしがみついているカメムシを落としていきます。
あ、そうだ!(゚∀゚)
虫コナーズのスプレーを持っていたんです。
部屋からスプレーと念のためハエ蚊用の殺虫剤も持ってきます。
網戸とサッシの枠全体にスプレーの液をふりかけます。
カメムシは液がかかってもビクともしません!(;´д`)ノ
殺虫剤を吹きかけます。
ポロッと落ちた虫は死んだふりをしてしばらくすると再び動き出して逃げていきます。
殺虫剤は全く効きません。(T_T)
作業していたら雨が降ってきました。
数百匹は排除しただろう。
一通り、カメムシを排除して室内に戻ってきました。
もうすっかりカメムシの悪臭に慣れてしまいました。(;´д`)ノ
あとは室内のカメムシをどうするか?
部屋を温めて虫を活動させて捕虫網で捕ることしか策が思いつきません。
天井付近から下りてくるのを待つしかありません。
昼前になったので昼食を取ります。
カメムシは放っておいても実害が無いのが幸い。
人間の方には近付いてこない。
昼食後、充分に部屋を温めている間に屋外で少し作業を行いました。
みかんの木の冬支度したよ。
「一酸化炭素中毒でフラフラになって落ちてこないかなあ。」
淡い期待を抱いて屋内に戻ります。
カメムシが下りてくるのをひたすら待つ。
届く範囲に見つけたら捕虫網で捕まえて屋外で網を激しく振り森に捨てる。
この繰り返し。
サッシを開閉する時は虫が紛れ込まないよう慎重に。
必ず確認。
捕虫網からはすっかり異臭が漂うようになった。(;´д`)ノ
だが、臭いからと言って表に出す訳にはいかない。
カメムシを捕まえる唯一の武器だから。
午後はいい天気になった。
悪臭ですっかり疲れてしまいました。
天井にいる虫は依然として数が減った気がしない。
まだ数十匹屋内に潜んでいるのだろう。
夕刻が近付いたので早々に帰ることにします。
次回は専用の殺虫剤や忌避剤を持ってくる。
屋外は農薬撒いてやる!(▼、▼メ)
リベンジじゃあ!
続く
動画: