高圧洗浄機
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所有するのは定番のケルヒャーの最安エントリーモデルの「K2.010」。
資金節約のためネットで安く購入しました。
家庭用高圧洗浄機 K2.010
(生産終了)
木部の洗浄などで使う分には水圧が十分です。
古いペンキはもとより、ノズルを近づけすぎると、木部の表面の弱くなった部分が削れていくぐらいです。
後日、木部洗浄以外の作業でこの機械を使うときに、満足行かないことが判明。
高出力を要求するような作業をされる方は、もう少し高い水圧・吐出水量と、長いホースや備品の付いているタイプを購入されることをお勧めします。
洗浄1度目ではホコリは取れても、塗装はあまり取れません。
1度水をかけて、数十秒後にもう一度洗浄すると、古い塗装がはがれ始めます。
木部が水分を吸収して塗装面が浮くからだと思います。
3度目、4度目になると古い塗膜が飛び散って、はっきりと下地が浮かび上がってきます。
木材が健全な状態ですと洗浄だけでは表面に傷は付きませんが、木が腐食して柔らかくなっていたりすると木片が飛び散ったりします。
腐敗した物置のステップ部を高圧洗浄したら、腐ってスカスカになった部分が吹っ飛んでしまって、見るも無惨な姿になってしまいました。(>ω<)
①付属のホースが短いと、雨樋や高い場所の洗浄を行うとき、洗浄機の本体も持ち上げる必要があります。
私の購入した洗浄機はホースが4m付属していましたが、雨樋清掃の時に、本体を持ちながら脚立に上がるということが出来ないシチュエーションで、ノズルが届かず不便な思いをしました。
②散水栓から接続するゴムホースは30mの巻き取り式の物を購入。
家の玄関脇に散水栓があり、ホースを室内を通すか、建屋の周囲を回してくるかで考えましたが、洗浄後回収するときに室内が水浸しになる可能性があるので、周囲を回してくることにしました。
ベランダは高所にあるので、ベランダにホース巻き取り器を置き、ホースを散水栓へと建屋周囲に這わせました。
巻き取り器に付属の接続ホースが1.5mしかないため、洗浄機を移動する度にホース巻き取り器もいっしょに動かさなくてはいけない羽目に。(>ω<)
③ケルヒャーの一番安価品であるため、各種アクセサリーは付属していませんでした。
先端にブラシ付きのアクセサリーがあると、放水と同時にこすってゴミや汚れを落とすので、その分使用水量は少なく出来たのではないかと思います。
この後に行った壁の洗浄でも同様な思いをしてます。
購入の際はどのようなアクセサリーがあるのかを確認した方が良いと思います。
*後から購入できるアクセサリー類は高価です。
④ケルヒャーの一番安価な製品ですが、木部清掃には十分の水圧が出ます。
付属の「ジェットノズル」のノズル放水口2-3㎝が一番水圧が高く、木部表面をえぐり取り傷が付くほど強いです。
しかし、放水量が少ないせいで、ノズルを洗浄箇所から20㎝も離すと木部をえぐっていくようなことはありません。
水圧は距離に応じて減っていきますので、ちょっと離れたところですと、放水しても満足な洗浄効果が得られませんでした。
つまり、ひどい汚れの付着した洗浄面には、常にノズル先端を至近距離に保つ必要があります。
足場が悪く移動困難な箇所へ、少し離れた場所からの洗浄などは期待できません。(こういう場合業務用クラスの機械が必要でしょう。)
ケルヒャーの高圧洗浄機 [広告]
*ケルヒャーは電源周波数が「50Hz専用(東日本)」と「60Hz専用(西日本)」に分かれているものと、どちらの地域でも使用可能な「50Hz/60Hz共用」機種があります。
必ずご確認の上ご購入ください。
ケルヒャーのあったら便利だなと思うオプション品。 [広告] Amazon
*ケルヒャーは高圧洗浄機が同じ機種名でも、製造時期でジョイントタイプが異なります。
必ず事前に使用している製品名、型番を確認して購入してください。
*文中に紹介している各社の製品はカタログより抜き出した物です。
全てを使用したわけではありませんので性能や特徴を質問されてもお答えできません。