ドリルドライバーとクランプ
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いくつかのお役立ち工具類をピックアップします。
*文中に紹介している各社の製品は、参考としてカタログより抜き出した物です。
全てを使用したわけではありませんので性能や特徴を質問されてもお答えできません。
ドリルドライバー
これはもう10年以上使ってるよ。
家の修理・補修、家具の組み立てなど、木工作業には書かせない存在の工具であるドリル。
ドリルには豊富な種類と形状がありますが、その中でも是非とも1台揃えておいて欲しいのは、「
ドリルドライバー」。
この手の製品にはドリルドライバーとインパクトドライバーとの2種類があるのですが、どう違うのか?と言われると・・・
ドリルドライバーは、負荷がかかると空転してしまい、それ以上の負荷をかけません。
回転部分にクラッチ機構が付いていて、、ある一定以上の負荷(回転に対して止まろうとする力)が加わると、空転させてそれ以上の締め込みをしないようになっています。
インパクトドライバーは、一定の負荷が掛かるとドリル軸を回転方向に叩きながら、どんどん締めこんでいきます。
クラッチの変速調整部。 回すことで変更する。
この製品は6段階。 20段階に細かく調整できる製品もある。
現在販売されている一般的なドリルドライバーは、クラッチの負荷
ネジ締め能力を段階的に調整できるようになっています。
負荷を一番弱いポジションに設定すると、弱い力で締め付けて、設定されたトルクの範囲で空転します。
ポジションスイッチを変更することで段階ごとに、強い力で締め付けていき、それぞれのポジションに設定された一定の負荷がかかれば空転を開始します。。
クラッチOFFのポジションにすると空転しません。(止まってもモーターは動こうとします。)
ドライバービットを使う時はクラッチ機構を利用して、柔らかい材質の木材のねじ締めをする時や、ねじ山を舐めたりしないようにします。
クラッチOFFはドリル刃を付けて穴あけをする時などに使います。
木工製品の製作・修理の際に長いビスを何本も締め込んでいくのは、手作業ではたいへんな労力です。
こいつが1台あると、格段に作業効率が上がります。
ドリルドライバーは、外部電源タイプと充電電池付属タイプがあります。
電源の無い場所は充電タイプが必須ですが、どうしても高価になりがちです。
建築屋さんは電源の無い場所で作業するのが主ですから、プロの方は充電タイプが主流になってますね。
私たち一般家庭で用いるならば、住宅の周囲で延長コードで簡単に電源を取れるならば、安価でコードの付いた外部電源タイプで十分です。
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ドリルドライバーは基本的には簡単な木工穴あけ、薄い鉄板の穴あけ程度、ねじ回し用とお考えください。
大きな家具や建築物の施工など強いトルクが必要な作業はインパクトドライバー。
金属加工やコンクリートなどの加工は、それぞれ用途にあった製品を購入した方が良いです。
私は平気で使っているが。(;^_^A
私が使っている製品は、ドライバービットを付けるチャック部は写真のようにネジ締めの構造で、ドリル付属のアダプターのキー(ドリルチャックハンドル)で締め込んでから使います。
コレットチャックと呼ばれています。
以前は殆どこのタイプが主流でした。
今のドリルドライバーは、チャックの締め込みがキーではなくて、手でノブを回すだけになってる
キーレスチャックと呼ばれる構造の物になってきました。
ビットの根本が六角形の
ロック式チャックの仕組みが普及してきて、ワンタッチでビットの交換取り外しが出来るようになって便利になりました。(インパクトドライバーが多い)
先日、家庭用に安価なドリルドライバーを買ったらロック式で、従来のドリル刃が入らず現場で困っちゃいました。(ノД`)・゚・
皆様もお買いになる時はお間違えにならぬように。
*チャックを変更するアダプターがあります。
私は使用する条件に合わせて、この2種類の電動ドリルを使い分けています。
クランプ
木工製品の組み立てをする際に、落下したり、ずれたりしないように固定する金具です。

100円ショップでも類似の物が売っていて、ホムセンでも安く売られています。
(各種サイズあります)
あるといざというとき非常に便利です。
電源延長ケーブル伸ばす時、コンセント部を塗れた地面に接地させないようにしたりする時にも、木枠などに挟んで使えて応用がききます。

2016年追記
以前はクランプはホームセンターで安価に売っていました。
上の写真の製品なんか280円でしたよ。
ところが、最近は値段が倍近くになりました。(>ω<)
ダイソーに1個200円で売ってるのが一番安いかな?
