山の古別荘のDIY記
外国製照明器具
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*2015年7月10日に掲示板上で紹介した記事を編集し直した物です。
皆様は
『CCFL』
という照明用電球管をご存じでしょうか?
従来ある20Wや40Wの蛍光灯に比べ格段に細く、LED光源にほぼ等しいぐらい省エネの電灯管です。
CCFL=冷陰極管(れいいんきょくかん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E9%99%B0%E6%A5%B5%E7%AE%A1
↑Wikipediaのページです。
上が一般の蛍光灯、下がCCFL管。
私たちの身近な場所ではノートパソコンのモニターのバックライトなどに使用されている極細の蛍光管です。
約2年ほど前、私が管理している建物の共用部照明を、電気代の大幅な値上がりや照明器具の老朽化から交換することにしました。
その時はまだLEDの直管電球の出始めで、
・当時のLED直管電灯の信頼性が確かでなく、高価でコストがかかりすぎること。
・既存照明器具の内部配線改造はトラブルの原因となり、メーカーの保証が得られない。
・共用部では広い面を照らし出す必要があり、配光性の狭いLEDは不向きであること。
という幾つかの理由からCCFL照明器具への導入に踏み切りました。
当時懇意にしていた業者の勧めで、某K国製の照明器具が安かったのでそれを取り付けて貰ったんですね。
それからと言う物のトラブル続き。(;´Д`)ノ
最初は電灯端の電極が加熱によりプラスティックが溶けて抜け落ち。
→保証期間内なのでメーカークレームで全交換。
次は、LED並の寿命があるはずのCCFL管が突然点灯しなくなる。
4本一組の照明器具で、1本故障が出ると4本とも点かなくなる。
しかも、どの電灯管が悪いのか目視で判断できず4本とも交換。
まあ、中には初期不良製品もあるだろうと思って、予備電球を幾つか購入しました。
で、先日2機の照明器具が点かなくなり、また電球の不良か?と思って電球を取り替えても点灯せず。
訳がわかんないので照明器具を取り外して、オフィスでチェックしてみると・・・
コンデンサが液漏れしとる!∑(´□`;)
黄色のコンデンサが2つとも膨らんで上の方は液漏れしてます。
コンデンサの破損はヤバイんですよね。
下手に破裂なんかしたら火災の原因になります。
保証期間が過ぎているし、たった2年で壊れてしまうような照明器具なんてもう信頼できないです。
急遽LEDの国産品を取り寄せているところです。
(最近のLED器具は配光性かなり良くなってます。)
この某K国製器具、よく見たら原産国表示はどこにも書いてありません。
ひっくり返してもカバー裏を見てもありません。
もちろん日本製ではありませんからJISマークなんてのもありません。
どちらの表示も法的には表示義務なんてありませんから仕方ないのですが、やっぱりなあという感じです。
現代の家電製品では完全Made in Japanの製品は殆どありませんが、やはり日本のメーカー技術で組み立てられ、最終チェックを済ませてある商品がまだまだ信頼できるなあと思います。
家電量販店などで聞いたことがないようなメーカー名の製品を購入する時は充分お気を付けあれ。
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