山の古別荘のDIY記

サイクロン集塵機(試作1号)

★目次ページに戻る

*2016年6月9日に掲示板上で紹介した記事を編集し直した物です。





 
これは「サイクロン集塵機」です。

 詳しく言うとサイクロン型粉塵分離機です。
 他の方のページを参考にして自作してみました。


 サイクロンと言うとTVCMとかで聞き慣れた言葉ですが、実態は遠心分離器の一種です。
 飛び出たノズルに既存の掃除機を接続して吸引することで、サイクロン型分離器としてダストボックス内部にゴミやホコリを分離して回収出来ます。

 サイクロン掃除機の構造原理についてはこちらのページを参照してください。
 http://motosyuuriyadesu.blog.fc2.com/blog-entry-75.html


 中身はこう。




 製造原価は、\324円+αです。(゚∀゚)♪


 100円ショップで蓋付きゴミバケツと、掃除機先端アタッチメントを2個買ってきて、穴を開けて隙間をコーキングで埋めただけの物です。

 オフィス内で木工をやっていると、木屑と粉塵が大量に放出されて、それをいちいち掃除するのがたいへんなのと、家庭用掃除機ではすぐに満杯になってしまいます。
 おまけに床に木屑を散らすと、掃除機の後ろから出る排気で更に粉塵を巻き上げ拡散させてしまって掃除がたいへんになりました。
 で、掃除機とは別に集塵分離器をDIYで作りました。






 
テストは上々。(*゚∀゚)=3
 細かいゴミやホコリがこのゴミバケツの中でしっかりと分離されていました。

 ただ、高さが20センチほどしかないゴミバケツなので、集塵したゴミが多くなってくると分離できなくなって掃除機の方に入ってしまいます。
 集塵ボックスで適当なのがなかったので、100円ショップで透明な植木鉢?の様な物を買ってきて装着してみました。

 アマゾンとかでサイクロン分離集塵機のDIYキットを売っていますが、そんなにお金使わなくても作れる事がわかりました。



 
透明のダストボックスの底に木屑が分離されて残っているのがおわかりになるでしょうか。


 掃除機の排気で切り粉が飛び散るようなことが無くなったのは少し助かってます。
 細かい粉塵まで回収しきれないですが、家庭用掃除機ではこれが限界でしょうねえ。
 本気でやるならブロワークラスの送風機が必要みたいです。



 
・・・そして。






 
試作1号機は長時間の負圧に耐えられずあっけなく壊れてしまいました。( i ◇ i )

 実働30分の短い運命でした。

 粉塵がくるくる回る様子を撮影しておけばよかった。
 損害金額\108円也。
 薄いポリプロビレンはダメだとわかりました。

 パーツを取り外し、2号機の開発に取りかかります。


★目次ページに戻る

▲このページのトップへ



トップページに戻る