山の古別荘のDIY記

みのむしふとん

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*2017年1月に掲示板上で紹介した記事を編集し直した物です。


 冬の時期の山小屋は、暖房で室内を暖めても高床のせいで風通しが良すぎて就寝中に室温がぐんぐん下がり、夜明け頃には外気温と同じぐらいになります。
 暖房点けっぱなしは危ないし費用はかかるしでデメリットが大きい。

 暖房無しで一夜を過ごすとなると、完全防寒の寝具が必要です。
 あまり使用しない寝具、羽毛布団などのセットを購入するのは保管やメンテ面に困難な面が多すぎ、どうしてもアウトドア用のシュラフなどに頼らざるを得ません。

 ところがこのシュラフと言うヤツは「快適使用温度0度」とか書いてあっても、気温0度の環境下では非常に寒い思いをします。
 登山家が使用する時は、防寒用アンダーウエア、ミドルウェア、防寒着を全身に着込みながらシュラフに潜り込むのですから、日常生活の上下スエット着だけで潜り込めば寒いのは当たり前。
 実際に春先や秋にこの山小屋に寝泊まりしたときには、気温がそんなに低くないにも関わらず、就寝中に寒くて目が覚めてしまって眠れなくなったことが何度か経験しました。

 手持ちの器具ではホットカーペットが一番安全な就寝時の暖房で、これに何度か助けられています。


 北海道の住宅のように石油ストーブが母屋と一体で煙突があるような作りだといいのですが、従来の石油ストーブや炭火では常に一酸化炭素中毒の心配をしなきゃならない。
 こんな厳寒期は薪ストーブはいいですよね。
 煙突があって人体に害のある排気を表へ放出してくれる。
 燃料調達に手間はかかりますが、うらやましいなあと思う今日この頃。



 外出好き、アウトドア好きの私はテント泊はしませんが頻繁に車中泊を行います。
 釣りに加えて、最近では遠方の町並み散策や山歩き(古道など)をするので、前夜から現地に入って車の中で一晩を過ごす機会が多いです。

 車中泊は車の中という閉鎖空間で一見すると居心地が良いように感じますが、実際には厳しい環境下に体を置くことになります。
 夏場はこもった熱で眠れず、冬場は外気温とほぼ同じになり眠れず。
 エンジン切ってエアコンが動かなくなったら快適空間はすぐに無くなります。


 アウトドアメーカーのモンベル社の本社ショールームへ先日買い物に行ったときのこと。
 店員兼インストラクターのお姉さんに商品の質問をしていました。
 
「私は車中泊でシュラフ使いますが、テント泊の方が暖かく感じますよね?」
 と聞くと、店員さんは。
 「そうなんですよ。 殆ど同じなんでしょうけど、感覚的に車の方が寒く感じますよ。」
 と、愛想良く答えてくれました。
 
 「今の時期のキャンプ、車中泊ならやっぱりこれぐらいのシュラフは要ります。」
 と指差したのは、快適使用温度-10度、リミット温度-18度、という定価6万円もするダウン入りの厳寒期用シュラフ。( ̄▽ ̄;)

 さすがにホイホイと買えませんわ。





 
「これ私も使ってますけど、これ一個で雪山でもどこでも平気ですよ。」とニコニコ。
 やっぱり山屋さんは少し違う。

 

 さて、6万円も大枚はたけない私は、何か良い物は無いかとネットで検索。
 するとこういう物を見つけました。


 『みのむしふとん』



 これはダブルタイプ。


 滋賀県の布団メーカー、(株)ワタセ さんの商品。
 http://www.watase.co.jp/detail.html


 おお!これはいいじゃないかっ!!
 暖かそうだし寝心地良さそうだし。
 車のベッドキットの上に置けば快眠が得られそう。(゚∀゚)アヒャ♪



 で、値段は・・・・・・


 
(ノ><。)ノ)) イヤァァァァ



 けっこうすごい値段でした。


 これなら厳冬期用シュラフ買うし。


 ご興味ある方は(株)ワタセさんのページを覗いてみてください。
 *いろいろ種類があって楽天で買えます。

みのむしふとん すりむ

価格: 60,480円
(2019/05/09 11:40時点 )

感想:0件


みのむしふとんカップル(ダブル)コットンタイプ

価格: 145,800円
(2019/05/09 11:41時点 )

感想:0件



*文中に紹介している各社の製品はカタログより抜き出した物です。
 全てを使用したわけではありませんので性能や特徴を質問されてもお答えできません。

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