山の古別荘のDIY記

掃除機について

★目次ページに戻る

*2017年12月に掲示板上で紹介した記事を編集し直した物です。


 木工は言うに及ばず、コンクリート補修とかでも必ず多量の廃棄物が出ます。
 備え付けの電気製品類の交換作業などを行っても、今まで天井裏に積もっていた細かなホコリ類が落下してきます。
 木やコンクリートの粉塵や多量のホコリを掃除するために、私は電気掃除機を用いています。

 一応建物の管理のプロなんだから業務用掃除機を使っているんだろうなと思われるかもしれませんが、私が普段用いているのは紙パック式の家庭用掃除機
 10年以上前に作られた中古でおんぼろの国産品です。(何とサンヨー製だぜ!(゚Д゚;)!!)
 もちろん業務用のバキュームクリーナーもありますが、使いにくさから紙パック式に戻ってしまいました。

 家庭用の掃除機の吸引力は、同じ電力、同じモーターなら空気の流路経路の抵抗が少ない分、紙パックの方が上です。
 評判のダイソン製はモーターのパワーが段違いで、同じ大きさの製品に比べて吸引力は上です。
 だけど消費電力も大きい。
 製品の価格も高い。
 相方が持っているのでそのパワーは十分に知っています。


 
問題は粉塵なんですよね。


 写真は安物の業務用掃除機とサイクロン式分離器。
 この梅酒ビンのサイクロン分離器は大活躍してくれています。




 ご存知と思いますが、木工作業など行うと大量の木屑が出てきます。
 これを家庭用掃除機なんかで吸い込むとあっと言う間に一杯になってしまいます。
 そこで分離式(サイクロン装置)なんか作って掃除機内部に木屑が入らないよう分離してやります。
 作業場のように一定の範囲内で移動しない場合ならこれでいいんです。

 ですが、現場作業となると掃除機を運んで行かなくてはいけません。
 分離装置まで運んで行くわけにはいかないので、掃除機はそのまま使います。
 ホコリや粉塵類はダイレクトに掃除機の中に入ってきます。
 コンクリートの粒子なんて非常に微細です。
 これが目詰まりを起こしてしまう原因となります。
 粉塵の量が多いと本当にすぐに目詰まりを起こします。

 サイクロン式掃除機だと最終的にモーターの手前のフィルターにゴミが引っかかります。
 目詰まりを起こしたらフィルターの掃除、掃除機の掃除が必要になっちゃいます。
 ささっと作業を済ませてしまいたい現場で、そんなことやってられないわけです。
 紙パック式だと目詰まりしたパックを交換すれば済むだけ。
 それが紙パック掃除機をメインに使う要因となったわけです。


 圧倒的な吸引パワーのある業務用掃除機。
 業務用掃除機の紙パックはもちろんあります。
 容量が大きいのですが粉塵を吸い込んで目詰まりを起こせば、紙パックが満杯にならなくても交換しなくてはいけなくなります。
 この業務用紙パックのお値段は1枚150円から200円もします。(;´Д`)
 一方、家庭用紙パックは100均で1枚35円程度。


 家庭用ではサイクロン式が主流で紙パック式はあまり見られなくなりました。
 ところが、建築や清掃の作業現場では、充電紙パック式の掃除機がコンスタントに売れています。

 電動工具メーカーのマキタの製品は使いやすく、紙パック式もカプセル式も人気ですね。


[広告]

Amazon

スタンレー
バキュームクリーナー
乾湿両用 容量20L

Amazon

ミナト
乾湿両用 業務用
掃除機 バキュームクリーナー

Amazon

京セラ 旧リョービ
集じん機
VC-51 683654A

Amazon

マキタ
コードレス掃除機
CL107 紙パック式


*文中に紹介している各社の製品はカタログより抜き出した物です。
 全てを使用したわけではありませんので性能や特徴を質問されてもお答えできません。

★目次ページに戻る

▲このページのトップへ



トップページに戻る