オイルランプ紹介
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インテリア編などと表題にしているが、この山の家にインテリアなどという洒落た家具など無いし、また買う金もない。
だから、今までに紹介してきたのはなけなしの金で買ったガラクタと、必要かと思われる少しの所帯道具だけ。
金目の物と言えば、あとはこのマンガぐらいのものか・・・
山小屋なんてのは本来、質素・簡素の極みで、そこで雨露しのげればいい、風さえ防げて暖を取れればいい、って性質の物だから、自然とそうなってきます。
廃屋と何ら変わりはねえっ!
20年後の将来、団塊世代が死に絶えたらこの高原も、別荘村跡廃墟群になるんだろうな。(゚Д゚;)!!
東北の震災で電力事情が激変した時から、オイルランプやキャンドルに少しばかり注目が集まりました。
私もご多分に漏れずオイルランプに注目。
山の家購入の当初の目的が、災害時の避難場所のつもりだったので
(その意志はどこへ行ったやら)、生活用品も来たるべく非常事態に備えて最低限の照明用品を購入したのでした。
ところが・・・
オークションとか中古品をあさって眺めているうちに、近代の照明器具として一世を風靡したランプの魅力にハマってしまい、少しばかり散財してしまっていたのです。
むしゃくしゃしてやった。今は反省している。
どれもこれも2000円/個以内で入手しました。
まあ、なぜこんなに可愛らしい小さなオイルランプを集めたかというと、
当初は家族の友人などを呼んで楽しく過ごしたいと思ったわけですよ。
ブルジョアなる奥方様などやそのご令嬢などを、この家に
だましてご招待して、山間の自然を満喫していただいた上で、ささやかながらお食事でもお出ししようかと。
注:やましい気持ちはありません。
貧相なディナーですとご満足いただけないでしょうから、電灯を消してランプを食卓に乗せておくです。
オイルランプは電球より遙かに暗いですから、手元もよく見えません。
そうするとあ~ら不思議、貧相なお食事も豪華なディナーへと勘違いさせることが出来るかもしれない。
料理は一応出来ますが、レストランやペンションの食事のように見栄えのいい料理は出来ませんので、多少は良さげに見せられるかも。
という目論見があったんですね。
( ^▽^)<わっはっはw
和風と中華しか出来ないので、論外かも・・・(;´Д`)ノ
左の赤いランプはイギリスの「ケリー」という製品。
1900年代初頭にイギリスの家庭で、子供の寝室の明かりに用いられていた物らしいです。
これの色違いを今でも探していますが、程度の良い物は高価で、なかなか安価に入手出来ません。
現代で作られた製品。
可愛いらしいので思わず2個買ってセットにしてみた。
国内でこういうオイルランプを取り扱っているお店というのはもう殆ど無くて、町中の店頭ではアウトドア用品メーカーが中国あたりで僅かばかりに作らせている物ぐらいしか見つけることが出来ません。
ネット上で日本全国を検索して探し回ってみたら、新品で販売している専門店はたったこれだけ。(見つけるに至ってないだけかもしれませんが)
訂正:以前より増えています。
2020年5月現在
オイルランプと輸入雑貨 銀の船http://www.rakuten.co.jp/ginnofune/
壁掛けランプなど灯油ランプの専門店 江戸川屋ランプ
http://www.edogawaya.com/index.htm
アンティークランタン・オイルランプの販売・通販 ラフジュ工房
https://www.rafuju.jp/products/list.php?category_id=260
あかり雑貨等の通販専門店 なごみ
https://item.rakuten.co.jp/753nagomi/c/0000000149/
森茂八商店(もりもはち) 日用雑貨 販売
https://www.aramonoya.com/lamp.html
などなど。
銀の船さんは何度か用品類を購入させていただいております。
ガラス加工の職人さんがいない、採算が合わないという理由で、日本国内では製造するメーカーが皆無に近く、今売られているオイルランプの殆どが輸入品です。
主な生産地は中国かアラブ諸国とか。
手持ちの取っ手が付いたランプ。
バーナー部は新しい物に交換されているが、本体はかなり古い物。(年代不明)
これだけ可愛いのを揃えたら、かなり好感度上がる?
きっと、モテ期が訪れるに違いない。
と思っていました。
(モテたことのない私は、モテ期というのは都市伝説だと思うようになってきた。)
だが!
何の因果か私は今までの人生において異性との縁が薄い。
顔が悪いのか、性格が悪いのか、
はたまたハゲ頭のせいなのか。
←これだ!
今や、ブルジョアなる奥方様もお嬢様達も、遊びに来てくれる可能性などは殆ど無くなりました。
趣味に熱中し出すと周囲が見えなくなって、人間関係とか交友とか疎かにしてしまうタイプだから仕方ないか。
で、いつも最後は独りぼっちになって、
「孤独は友達さ。ヽ( ´ー)ノ フッ」と、うそぶいてひきこもることになる。
山奥にひきこもっていれば、よその人に迷惑をかけることはないから、社会的にはその方が良いのかも。
こんなにたくさんのオイルランプを集めたのに、使い道が無くなってしまって棚の肥やしと化してしまっている。
30年ぐらい前に撮りだめしたビデオテープが押し入れの中から出てきた時ぐらい使い道がない。
結局は私が死んだ後に、子供達が、
「もう、あのクソ親父。こんなガラクタいっぱい買いやがって、仕方ねえな、ったく!」
とぼやきながら片付けて、古道具屋に一山幾らで引き取ってもらうことになるんだろうな。(;´д`)
山小屋風吊りランプ。
これは中古品。
以前、オイルランプは暗い。
ガソリンランタンとは比べものにならない。
匹敵するのは、ケロシンランタンか
アラジン社製のランプぐらいだと書きました。
昨年ですが、ネットオークションにアラジンランプのコレクションを放出された方がいて、その中の一品を入手することが出来ました。
実際に手に取ってみて驚かされたのはその大きさ。
アラジン社のオイルランプ。
市価の半値で入手出来た。
デイツのハリケーンランタンが大きい物だとは思っていましたが、これはそれを遙かに超える物。
高さは底からホヤのてっぺんまで51㎝。
この大きさで、アラジンランプの標準の大きさです。
バーナー部にコールマンのガソリンランタン同様マントルというグローブを使用する製品ですので、明るさは50wの電球相当。
夜に読書が出来るのはオイルランプの中ではこれぐらいのものでしょう。
ただ、こいつを日常の明かりとして
使うような夜が訪れないことを祈る。
*アラジン社のオイルランプは上述の「銀の船」さんで常時販売されています。