山の古別荘のDIY記

新しい寝袋を購入したよ

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 夏場の泊まりは寝具いらず。
 薄手の毛布だけ腹に掛けて充分。
 近年は夜間でも蒸し暑いですが、さすがに山の中の家。
 窓を開放しておくと朝方は涼しいです。


 春秋は従来の寝袋で問題無いのですが、問題は冬場。

 通気性の良い、断熱性の乏しいこの山小屋では、室内気温が外気温とほぼ同じになります。
 床下がスカスカなので、ストーブで暖めても床面から冷めてきて、寒さが応えます。



 これまでの山小屋での寝具遍歴。

 1.コールマンの封筒型寝袋購入。
 快眠使用温度10度以上、限界6度。
 晩春や早秋には最適な寝具。





 2.もう少し設定温度が低めのコールマンの封筒型寝袋を購入。
 快眠使用温度5度、限界0度。
 上の製品とあまり変わりがありません。
 少し暖かいなという程度。
 春、秋用で真冬では性能不足。




 3.モンベルのマミー型寝袋購入。
 快眠使用温度2度、限界温度-4度。
 暖かいのは暖かいけど、今度は窮屈さに悩まされるようになりました。

 朝起きると体がこわばっています。
 ゆっくりと休んで疲れを取るというわけにはいかない。
 やはり山用ですね。




 いずれも厳冬期はエアーマットと寝袋の間に電気毛布半身用を敷いて足先を暖めて寝ています。
 靴下を履かず素足で寝るので電化製品無いときついです。
 場合によっては、寝袋の上から毛布を掛けて寝ます。

 
 所有している寝袋類が昔の製品なので、封筒型で大きさが75センチx190センチ。
 中に入って動くには狭い。
 マミー型は伸びる素材だけどやはり狭い。

 とにかく窮屈さから開放されたい。
 ぬくぬくと暖かい布団にくるまって寝たい。
 山小屋での寝泊まりで日頃の睡眠不足や疲れを癒やすことに念頭を置くようになってきたので、ますますその欲求が高まってきました。

 かと言って従来の羽毛布団などは、安くなってきたとは言え高価。
 お手入れや保管にも問題が生じます。
 

 で、今年の夏から快適寝袋を探しておりました。





 ジャーン!!

 見つけたのがこれ。

 大きさ90センチx230センチ。
 快適睡眠温度-10度、限界温度-30度、というごつい封筒型寝袋。
 表地、中綿共に化繊。


 カタログデータでは封筒型寝袋の中ではおそらく最強。


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 ネットで購入した寝袋が届きました。





 気温がマイナス域で睡眠する寝袋となると、登山用のマミー型で羽毛が主流になってきます。
 値段は5-6万円ぐらいします。

 登山用はコンパクトで軽量。
 1グラムでも軽く、収納は小さく持ち運びを配慮した設計がなされます。


 この製品は、収納した状態でも従来の寝袋2-3個分の大きさがあります。
 これはごつくて登山には向かないですね。
 重さは3.4kgと重いし、容積がありすぎます。
 自動車利用のキャンプか車中泊でないと大きな荷物になります。






 さっそく部屋で広げてみます。

 収納袋にぎゅうぎゅうに詰まっているので出すのにちょっと力がいります。





 大きいです。

 四畳半の部屋でほぼ端から端までいってしまいました。
 ワンルームで住む、一人者の寝具としても使えますね。


 分厚いです。
 ずっと収納袋に納まっていて圧縮されていたはずなのにこの厚さ。





 封筒型ですのでファスナーで大きく開きます。





 片付ける時はそのまま丸めて袋に入れるだけ。





 袋に入れる時に手こずるかと思いましたが、もともと収納袋が大きいので、案外スムーズに片付けられました。
 ただ、テントの中とか車の中とかだとかなり苦労すると思われます。

 さっそく週末にこれを山小屋へ持って行きました。





 現地の気温は9度ほど。





 今夜は曇天。
 お月様に雲がかかっています。

 室内の温度は12度少々。





 少し暖かめなので厳冬期のテストとはいかないようです。
 この気温だとやはり肌寒くて、ジャージ上下に素足だとストーブが無いとじっとしていられません。





 到着して寝酒で一杯やる前に寝床を作っておきます。

 電動エアーマットが膨らんでいく間に寝袋を広げていきます。





 うひゃあ!

 やはりでかいです。
 一番上の写真の従来の物と比べてみてください。
 その違いがわかります。

 幅はエアーマットとほぼ同じ。
 長さははみ出してしまっています。



 さあ寝ましょう。
 ファスナーを開いて潜り込みます。

 ああ・・・、これいいですわ。(*゚∀゚)=3

 熟睡。





 製品の使用感想です。
 まずはメリットから。 

 入りやすい!
 潜り込んでから寝袋のシワを伸ばしたり、姿勢を工夫したりする必要がありません。

 動きやすい。
 今までは中からファスナーを閉めたら、腕を動かすのにも体を動かして腕が動くスペースを作ってやってから動作に入ったのですが、体の位置を変えることなく普通の可動範囲で腕や足が動かせます。
 
 私は眼鏡をかけていて、寝る際に外します。
 布団に潜り込んでから外していないのに気付いて腕を動かして外します。
 今までの寝袋だとその動作にも違和感がありました。

 もう布団の中にいるのと何ら変わりはありません。

 暖かい。
 この分厚さですから当然と言えば当然。
 中が広いのでインナーに毛布を入れても余裕の大きさ。

 
 特に背中。 

 薄手の寝袋だと、背中部分に当たる凹凸が如実にわかりました。
 エアーマットでも凹凸があり違和感を感じます。
 背中面の中綿が結構あるので、非常にソフトです。
 違和感はほぼ無くなりました。

 また、体を動かす度にエアーマットと寝袋とがこすれあう時にググッググッという音がして、うとうとし始めの時に不快な音として耳に付くことが多々有ったんですが、これがかなり低減されました。



 次にデメリット

 暖かいとは言え氷点下に下がるような厳冬期で、肌着だけや素足での使用はやはり寒いです。
 家庭で使用している極厚の羽毛布団などとは同一には語ることは出来ません。

 肩口と首回りがスカスカ
 幅が広くて肩回りが大きく開いており、素材に重みがないのでどうしても空いてしまいます。
 
 従来の寝袋同様、頭部回りを内蔵の紐で引っ張って狭くすることが出来るのですが、面積が大きいため限界があります。



 *商品販売ページの写真をお借りしました。


 販売ページのようにきゅーっと絞り込むのには力が必要。
 おまけに、どれだけ引っ張ればいいの? 紐ちぎれないか?という不安感。


 首回りは密着せず微妙な隙間が出来てしまいます。
 冷え込む夜は、肩が寒いので毛布を掛けるなどの一工夫をしなければいけないでしょう。



 耐久性は長期にわたって使用しないとわからないのですが、この価格です。
 ファスナー部が一番破損しやすいので慎重に取り扱っていきます。
 家屋内での使用なら問題無いのではないかと思われます。
 

 デメリットと言えばこんな事ぐらいです。




 この日は朝の最低気温が5度。
 室内気温は午前7時に目覚めた時に見たら9度ほど。
 就寝中は全く寒さを感じず、快適な睡眠でした。

 この商品、購入するとおまけ付き!(2019年11月現在)

 足先とかを包み込める「インナーフリース」。(ちょっと薄手のフリース素材でしたが)
 「LEDライト」。(ボタン電池、5センチぐらいの小さいライト)

 ちょっとお得感有ります。f(^ー^;


 この性能でこの値段は他には見られないので、冬期の簡易寝具をお探しの方にとってはお買い得だと思いますよ。
 おすすめ出来ます。




 山小屋での寝具は、使用する度に必ず干しています。



 天気の良い日はベランダで、悪い日は室内で、必ず全開して干します。


 また、保管は中の空気を掃除機で吸い取る「布団圧縮袋」を使用しています。
 今まで、ダニなどの害虫が出たり、カビが生えたりすることは一度もありません。

 寝袋は洗濯機で丸洗い出来るタイプを選ばれることを推奨します。



 他にもいろんなタイプ有るよ。↓

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