山の古別荘のDIY記

かかり木ツタ絡み1

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 今朝の気温13度

 3月初旬の朝の気温としてはありえないぐらい高めです。

 まだこの時期の朝はガタガタ震えて、分厚いダウンジャケットなどに身をくるんで、早く暖かくならないかな~って待ち望んでいる時期でしょう。


 今年は暖かくなるのが早すぎて、 じーっとしていたら寒いけどちょっと動き回るにはいい気温。



 年取ってきた私には助かりまっす。(;゚∀゚)=3









 晴れているものの春霞ってやつでしょうか、どことなく霞んでいてすっきりしない空模様。
 これは大陸からやってくる黄砂に加えてPM2.5とおまけに杉花粉という三重苦。

 ふざけんなよ!中国大陸!!


 いや、杉花粉は関係ねーか。

 アレルギーではない私ですが、何となく目がしょぼしょぼしょぼしております。(;´Д`)

 車を洗っても洗っても次の日には細かい砂だらけ。
 社内もフィルターを通してか何となくほこりっぽい。
 4月末頃まで、喉の弱い私には辛い季節。









 まず最初に、家に着いた時に気付いた変化。







 軒に木が引っかかってるし。( ̄□ ̄;)!!


 周辺にも何本か1~2メーターほどの同じ大きさの木の枝が落ちています。
 どうやら家のすぐ横にあった細い木が枯れてしまったらしい。







 何だかひ弱で殆ど葉っぱも付けずにひょろひょろと立っていたのだけど、日当たりよい場所だったのにな~。

 この木は電話線やらアンテナ線が枝の間を通っており、枝を切りたくても脚立も立てられない場所に生えていたので、今まで手入れさえできなかった木。
 とうとう枯れてしまったみたいです。

 まずい、やばい。
 折れたら電線類に沿って間違いなく家にぶつかるだろう。

 まーた一つ問題が出てきてしまいました。(´ヘ`;)



 それわ後回しにして。
 ブロワーを出してきて玄関前の落ち葉や枯れ杉の枝を掃除します。







 玄関前は昨年の工事の前から一度も掃除していません。

 落ち葉を大量に降らせる樫の木が無くなったので、いつでもいいやと思っておざなりになっていました。
 だけど、長期間放っておいてはいけませんね。
 細かい葉っぱの破片が砂利の隙間に入り込んでなかなか吹き飛んでくれません。


 丁寧にブロワーで葉っぱを吹き飛ばし、最後は熊手箒でかき出していきます。







 屋根の枯れ枝を取り去り、周辺に散らばった枝を始末して、雨樋に降り注いでいる杉の小枝をかき出します。

 ふと桜の木に目をやると、もう芽吹いてきています。







 今年も桜の開花を見ることが出来るかな?
 いつもより早いだろうな。


 町内の役員になったせいで、桜の開花時期は新年度の役員変更やら催し物が満載。
 3月から4月にかけての毎週日曜日の大事な時期に行事が目白押し。(▼、▼メ)
 町内の役員なんざやるもんじゃないですよ。
 主要な業務は肉体労働とカメラマンだし。

 都市郊外なのに過疎が進んできて役員のなり手が激減しているから、10年ぐらい解放させてもらえないだろうな。
 前任者も10年勤めた、今の会長さんは7年目。

 逃亡出来ないもんかな~。(;´Д`)ノ





 さて、くだんの枯れ木。
 2月中旬の春の嵐が吹き荒れた時に小枝がいくつも折れたんでしょうね。
 細い木なので腐ってくると根元から折れてしまう可能性が十分にあります。

 折れて倒れたら家の屋根を傷つけてしまうので、家の方向に倒れないように対策をしておきます。







 余っているロープをくくりつけ、後方に立っている杉の木につなぎます。
 こうしておくことで、根元から折れても折れた場所が完全に破断してしまわない限り、家の方には倒れてきません。
 木の上の方の枝は軽いので、ちぎれ飛んで少しぐらい屋根に当たっても大丈夫。
 電線類はテレビも電話も通じていないので切れたら切れた時です。





 電線類は切断防止のため丈夫なワイヤーが添えられて電柱とつながっています。
 このワイヤーは取り外すことが出来ないぐらい高い位置に繋がっているので、この木を伐倒できないのです。




 家の周囲の掃除が終わったら、今度は玄関前階段の横に立っている木の剪定。







 これも樫の木。
 道路上に枝が伸びてきているので、高切りバサミで枝を落とします。
 今は小さな木ですが、大きくなってきたら屋根に落ち葉を降らせるでしょうね。
 近いうちに切り倒すかもしれません。

 ただ、切ってしまうと「索道システム」の運営に支障が出るので、しばらくこのまま残しておきたい。
 伸びのないロープの入手が遅延しているので、索道システムは開店休業状態だが。(×_×;)
 いつになるかわからん。


 今は斜面上の木が少なすぎてこれを切っちゃうと斜面崩壊してきます。
 低木を植えればいいのですが、手入れできなくて痩せ地のこの地ではなかなか育ってくれません。
 前のオーナーさんが植えたツツジなんてひょろひょろです。(;´Д`)









 周囲の作業を終えてひと休みのため屋内に戻ってきました。

 ベランダに出ると暖かな日差しと、涼しい風が心地いい。(°∀°)
 このまま椅子を出してきてぼーっとしておこうかという誘惑に駆られます。


 でもね、一部の虫達がもう活動を始めているのですよ。
 森の中に入るとヤブ蚊が寄ってきます。
 今年は何もかも早い。



 風邪引きと雨天が続いたせいで今冬の予定が大幅に狂ってしまってます。
 クモとか蜂たちが出てくる前に森の手入れを行わなければとまた作業に戻ります。





 本日の最終目標は庭の半枯れのナラの木の伐倒。

 屋根に落ち葉を降らすし、スズメバチは来るわ、アリは巣を作るわ、一日中日陰になって薄暗いわで、ちょっとコマッタちゃんの木でした。
 この庭が出来た頃から有る、樹齢約30年ほどの太い木。
 枯れかけていて悪影響が出すぎているので、昨年から伐倒を予定していました。



 問題は切り倒す方向にいっぱい立っている雑木。
 斜面下からナラの木の方向を見ても肝心の木が見えないほど雑木が立っている。







 かかり木になったり、倒れる際に木にぶち当たって方向が変わって家に当たる可能性があるし、後始末もたいへんなので、まず最初にこれらの木を全て伐採します。


 これが悪戦苦闘の重労働の始まりでした。(;´Д`)ノ





 初っぱなからかかり木!Σ(゜д゜;)

 しかもツタ絡み!! (ノД`)・゚・



 細くてなんとか担ぎ上げられる程度の重さの木だったので、強引に力技で引っ張って何とか倒しました。





 そして、何本か細かい雑木を伐採した後に伐倒したのが、直径15センチほどの背の高い木。



 またもやツタ絡み!∑(´□`;)



 今度の木は重くて、ツタもしっかりと巻き付いていて、人力で倒せるような木ではありません。

 バールを持ってきて切り口から外します。








 あかんやつや!



 バールで根本から外したら、地面に食い込んでしまってますますひどい状態に。.( _ _)



 とても持ち上げられる重量ではないので、ガチャリン(荷締め機)と荷掛けバンドを持ってきて、機械の力で引き倒します。







 プロの林業の方だと「チルホール」という無限にワイヤーを引っ張れる道具があるのですが、私のはトラックの荷締め機なのでワイヤー長は1.5mほど。
 倒すまでに何度かベルトを張り直さなくてはいけません。


 もう昼食タイムですが、とりあえずこの木だけは片付けておきます。




 ベルトの片方を近くの太い木につなぎ、機械のレバーを操作します。


 ガチチチ!ガチチチ!ガチチチ!


 ラチェット音が森の中でこだまします。


 少しずつ動いてきて、出したワイヤーが全て巻き取り終えたら、足場の悪い森の中、再びベルトを張り直しに行きます。
 そして格闘すること約25分。
 軽くなってきたので、最後はベルトを持って引っ張り、これまた力技で強引に引き倒します。








 先端までしっかりとツタが絡みついていた。



 気温はこの時20度近くまで上がっていたと思います。
 もう、全身汗だく。
 頭に巻いたタオルの飽和水量が限界に来て汗が流れ落ちます。
 目に入って視界がかすむ。(×_×;)


 腕にも力が入らなくなってきたので、昼食休憩取ります。
 残りは午後から。


 ツカレテキタヨ (;´д`)






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