山の古別荘のDIY記

細い木を三本伐採

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 昼間の時間が徐々に長くなってきました。
 暑さ寒さも彼岸まで。
 あと2週間ほどぐらいで暖かな気候が戻ってきます。








 山はまだまだ冬景色ですが、命は春が近いことを感じ取ってその準備を始めています。

 4月中旬頃に花を咲かせる八重桜の枝にはもうぷっくらとした芽が膨らんできています。
 この桜は先に葉が出てから花が開花します。









 もう1本の細い、ソメイヨシノと思われる桜の木も芽が出ています。
 でも、これは花のつぼみじゃないですね。
 今年も花を咲かせそうにありません。
 永久に花を咲かせることは無いのかも。(T_T)











 ヘルメットに安全靴。
 スネガードも装着して物置からチェンソーを取り出してきます。






 新しく若葉が出てくる前に幾つかの木を切り倒します。

 玄関前の大きな木、庭のナラの木を切った後、日当たりが良くなったせいか小さかった木々がぐんぐんと背を伸ばしています。
 放置しておくと何本かがまた大木になってしまって、家に落ち葉を降らせたり、他の木の発育の阻害となるので間引きます。


 今日は山小屋の西側。
 庭の周囲の3本の木を伐採します。





 まずは1本目。

 庭の中央よりに生えている木。
 高さは10mぐらいか?








 樹種は何かわかりません。
 こいつが変な伸び方をしている。







 手すりの方に曲がって伸びて、途中から方向を変えて上に。
 先端は母屋の方に向いています。

 根元から切断すると倒れる際に手すりにぶち当たって、手すりが破損する可能性があるので、手すりと同じ高さぐらいの位置に受け口を作ってやります。







 こんな高い位置を切るのは本当は危ないんですよね。
 倒れる際に跳ね上がったりして、ぶつかれば大怪我の元になります。
 追い口を慎重に切り進めていって、傾き始めたらすぐに避難。





 ・・・・・・・・・(-""-;)



 やっちまったあっ!









 思いっきりかかり木。(;´Д`)ノ


 伐倒方向をコントロールしたつもりなんですけどね。
 傾倒木は理想通りにいかない。


 先端が3本の木に絡んでいて容易に倒れそうにない。
 そんなに大きな木ではないけれど、人間の力で持ち上がるような重さではないし、下敷きになればかすり傷程度では済まない。
 仕方がないので幹にロープを付けて引っ張ってやることにしました。









 これがまたなかなか手強い。(;´Д`)



 引っ張る方向を変えたり、揺さぶったりして何とか引きずり出します。

 







 木の幹がようやく手すりに着地したところで、木の姿勢が安定したと判断しました。
 根元に近い方から玉切りしていきます。

 柵を乗り越え、手が届く範囲で分かれている枝を切り落としていきます。
 重たい幹の主要部分を切り離すと、どんどん木の重量が軽くなり、ようやく先端部分を引き抜くことが出来ました。
 気温は10度を超えていないのに汗びっしょり。(×_×;)



 引き抜いた先端部分は後ほど細かくするとして、枝捨て場に横たえておきます。






 残った根元部分も地面直上から切って、使えそうな丸太を一箇所に集めます。
 軽いかと思ったらこれらが意外に重いんですよ。




 一番長いのは最終的に二分割した。





 続きまして2本目。








 階段の横にひょろひょろと生えた1本の背の高い木。

 コイツは簡単。
 階段方向に倒せばいいだけ。

 慎重に切れ目を入れてやって切り倒します。








 ハイ!見事にかかり木。♪ヽ(⌒∇⌒)♪




 (;´д`)トホホ




 ちょいと押してやったら簡単に外れたので助かった。











 最後に、上の道路の電柱際に生えているシイの木。
 こいつを放置しておくと大木になってしまって手に負えなくなる。
 たやすく扱える大きさの今のうちに伐採します。 







 電線方向に微妙に傾いているので、伐倒方向に気を使います。
 念のため枝にロープをかけて倒れる方向に制限を加えてやります。



 この木は完全に枯らしてしまいたくないので、腰の位置から切断。
 (残った根元を生かして土留めの役割にします。)








 少しかかり木気味ですが幹から外すと安定しました。
 重量もそんなに重くないのでこの場で玉切り。
 順々にバラしていきます。
 小さな細い木ですけど、始末をするだけで一汗かきます。



 ちょうど昼時になったので午後からこの続き。








 母屋の周囲がずいぶんすっきりになりました。





 あとは山の家の日記で記述します。





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