山の古別荘のDIY記

少しだけ木を間引く

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 午前中で終える予定だった作業がお昼をまたいでしまった。
 いろいろと行おうと考えていたけど、また時間が無くて次回に延びそう。

 ベランダで一息ついて初夏の景色を堪能します。
 里山には夏の日差しがさんさんと降り注いで、気温もぐんぐん上がってきています。





 ふと、南端の軒天を見上げてみると・・・



 
 え?あれは?(;゚◇゚) 





 げっ!! カビが生えてる!!

 雨漏りが始まったのか!?



 がーん!~~~(((;T▽T)


 2015年の暮れに屋根を再塗装して水切り板も全て交換したのに、たった2年半ほどで屋根塗装がダメになってきたのか?
 それともスレートが古いから劣化部分に亀裂が入ってしまったんだろうか?

 工務店の保証は効くんだろうか?
 普通こういう建築は5年保証が通常なんだけど。
 面倒くさいなあ。
 また足場を立てなきゃいけないのか。
 帰ってから検討しよう。( i ◇ i )





 少々精神的にダメージを受けましたが、ここで考えていても仕方がないので、次のことに移ります。

 デッキ板がずいぶん汚れてきました。
 梅雨が明けたら掃除と塗装のチェックが待っています。


 今回取り付けたダイキンのエアコンは、室内機と室外機の両方からドレン管(排水管)が出ています。

 そうそう、ドレン管の穴がむき出しだと管の中に変な虫が巣を作っちゃうな。
 次回までにキャップを買わなくちゃ。



 森の木々は今年もすくすくと育って、いつもの年より成長が早い。

 病気になった桜の木なんだけど、全然倒れる様子もなく、枯れる様子もなく、盛んに枝葉を伸ばしてきている。
 幹が半分になってるのに、植物って生命力が半端ねえ。




 午後からはこの桜の木に全く日の光が当たらなくなるし、新たに木を植える予定の場所も日陰になってしまう。

 周囲を取り巻いている無数の雑木。
 まだ細いからいいやと間引くのを控えていましたが、ずんずんと幹が太くなり背が高くなっています。
 切り倒すのに苦慮するほど太くなる前に切り倒してしまいましょう。

 電気屋から園芸屋に変身です。





 剪定道具とチェンソーを出してきて準備をします。

 まず最初は階段にまで張り出してきたツツジの木の剪定。




 それから、

 ここはツツジ様の領地だぞ!

 と、訳のわからんことを呟きながらツツジの木の中に入り、
  ↑人が通りがかったら頭のおかしい人に見られるだろうな。
 ツツジ以外のシダやススキなどの雑草と名前もわからない小さな木をことごとく切っていきます。


 ツツジが植わっている反対側も雑草がぼうぼう。
 こっちは傾斜面の崩れを防ぐために計算しながら切らないといけません。
 ちょいと厄介なので、手入れは秋にする予定。
 小さな松が育ってきて大きくなりつつあるので、年内にはやってしまいたい。



 この奥にもう1本もう少し大きな松が育ちつつある。


 次に、チェンソーと電源ケーブルを担いで上の道路に上がります。
 道路から敷地境界の木々の方へと入っていきます。
 本当はこの暑い時期に森に入るのは嫌なんだけど、今の時期から手を付けておかないと次の行動が出来ない。
 獣道らしき道筋が付いているので高確率でマダニがいるだよ。



 母屋の西側は午後からはずっと日陰になってしまう。


 この斜面の日の光を遮っている木は10本以上。
 一つの切り株から5本ぐらい生えている名前のわからない木がたくさんあります。

 山ツツジの木を避けてチェンソーで次々と切っていきます。 
 敷地外へ倒れるように切っていくのですが、倒す側にはこちらより太くて背の高い木がたくさんある雑木林ですから、引っかかってことごとくかかり木になります。
 直径10センチほどで引っ張れば持ち上がる程度の重さの木は、引っ張って引きずり倒し、真っ直ぐな幹の部分だけを切断します。
 幹の部分は丸太資材として回収。

 何だかこの頃腕が太くなったような気が・・・

 いや、子供に言わせると、ムキムキの腕に見えるみたい。
 ただでさえ大柄の男なのに、ますます女性が近づかなくなる。(;´Д`)ノ


 枝葉の部分は敷地外の木に引っかかったまま放置。( ̄▽ ̄;)

 



 直径20センチぐらいある木はさすがに持ち上げられない。
 太いコナラの木に引っかかって動かないので、敷地内に倒れてこないように足で蹴りとばして、倒れた角度を調整。
 手前の木も切る予定なので、倒せる余地が出来たら、ロープで引っ張って回収する予定。


 上空を見上げると切り倒した木の分だけぽっかりと空間が出来て空が見えた。





 気温が高いのでもうすっかり汗だく。
 一旦丸太を回収して母屋の下に運んだら、もうやる気が無くなってしまいました。(>ω<)


 一番日を遮ってしまっているこの木を剪定しないとどうもダメみたい。





 たくさんの木があるように見えますが、これは実は1本の切り株から生えてきている木。
 しかもやっかいなことに電線が間を抜けています。
 枝払いノコギリを使いながら少しずつ切っていくつもりです。


 300坪という敷地は本当に広い。
 たった5m四方にたくさんの木が生えていて、それらを切って片付けするだけでも半日費やしてしまいます。
 今までにやってきたことなんてごく一部に過ぎない。




 母屋に入る前に増設部分の塩ビ配管破損修理の現状を再確認してみます。
 本来は今日行う予定だったけどもう時間が無くなってきた。





 物置からすぐの部分が折れてしまって配管が途絶してしまっています。
 塩ビ管と継ぎ手を買ってきたのですぐに修理出来ると思いきや。

 手前の部分にも破断箇所発見!∑(´□`;)





 で、よーく配管全体を見ると、吊り下げる箇所が少ないため、配管が垂れ下がってしまっています。
 固定していた場所に配管の重みが大きく加わってしまっていたのが、経年劣化で耐えられなくなったのが破損の原因のよう。





 2本だけ塩ビ管を買ってきたけど、ぜんぜん足らない。
 きちんと水平を出して管の一部に加重が加わらないように、全部やり直すことが必要だとわかりました。

 配管の保持をどうするか。
 鉄骨に穴開けるわけにもいかないし、何かいい手を考え出さねば。

 帰ってからの宿題。





 道具類を片付けたら疲れがどっと出てきました。

 汗だくになった衣類を脱いで手と顔を洗って着替えをします。
 時間はもう夕方近く。
 最後にベランダに出て山の景色を眺めます。


 あ、あれは?

 目の前の一番背の高い木のすぐ向こう側に1本の木が花を咲かせています。
 白い獣の尻尾のような花がふさふさと風に揺れています。




 どこかで見たような葉っぱ。

 栗? もしかして栗の木か?


 自分の家の敷地内に栗の木があるとは思いませんでした。
 今まで栗のイガすら落ちていなかったので、栗は無い物だと思っていました。



 2011年撮影の栗の木、明日香村にて。


 いままで何かの影響で花も咲かせず結実しなかっただけで、大きくなってきてようやく花を咲かせたのか?
 花を咲かせるけど結実はしない木なのか?





 この栗の木の回りも間引いて、栄養や日差しがいっぱいになるようにしなくちゃ。\(^▽^)/

 この山小屋に新しい仲間が増えたような気分です。
 秋がやってくるのが楽しみです。





 後記

 一番上に記述した軒天のカビですが、2016年に撮影した同じ部分の写真を輝度を上げて見てみたら。




 この時からこの状態でした。
 この部分は全くいじってなかったようです。
 見積もり段階で経費削減でいろいろと工事箇所を削減したので触らなかったようです。

 湿気のせいで緑の苔みたいな物が付いてきているので、今度ホウ酸をたっぷり塗ってみようと思います。
 ホウ酸の効果が間近に見られるいい機会です。



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