すくすくと育つ植物たち
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盛夏の候、 残暑お見舞い申し上げます。(;´Д`)ノ
もう立秋を過ぎたから残暑見舞いだけど、これだけ猛烈な暑さが続いていると、残暑なんて言葉を使う気がしない。(>ω<)
もうお盆ですよ、お盆。
だいたい毎年決まってお盆の頃が一番暑くて、お盆を過ぎると次第に朝晩の気温が下がってくるんですが、今年は下がったと言っても平年とは異なり暑さが延々と残りそうな予感。
この里山は都心の平野部とは異なり、森を通り抜ける爽やかな風が吹いて来ますが、それでもうだるような暑さに包まれています。
栗のイガが大きくなってきた。 今回もこの山小屋の環境を改善すべく、細々と作業に取りかかります。
屋外で連続で作業する時間は1時間まで。
時間が来たら作業途中でも一旦中止して屋内で涼む。
熱中症予防のため、自分に課したルール。
それでは今日も頑張って参りましょ~!!
母屋を出る前にベランダに出て先日取り付けたエアコンの仕上げ。
排水のドレン管を持ってきました。
壊れたエアコンを処分する際に、配管類だけを1セット分予備として取り置いた物。
買っても3mで400円ぐらいしかしない物だけど、あるのに買うのはもったいない。
配管のテープを剥がしてドレン管のきれいな部分だけカットして持ってきました。
これを長さが足りなかったリビングのドレン管に継ぎ足します。
これでOK。
作業服を着込み、植え込みの中に入るのでスプレー式防虫剤を体に吹きかけます。
これを必ずやっておかないと、あらゆる害虫に刺されて1週間は痒みでもだえることになる。
植木バサミやらノコギリなどを携えて表に出ます。
まずは病気の桜のお手入れ。
大きく傷つき樹皮が半分以上めくれてしまったこの桜。
傷口にたっぷりと癒合剤を重ね塗りします。
傷の周辺の組織が、前回より更に盛り上がりが出てきて良い感じ。
自分で治そうと努めているようです。
枝葉も先日より伸びたようで、少ない日の光を懸命に浴びようとしているかのよう。
去年から、植物にとっては良い環境のようで、このまま治癒が進んでくれたらありがたいのだけど、幹の中心部が露出していて、径が半分しかないので油断は出来ません。
おそらくずっと薬剤を塗り続けなきゃいけないでしょう。
残った部分が成長していって、傷ついた場所をカバーしてくれるぐらい太くなるといいのですが・・・
ここ数日、雨が降っていないのでジョウロで水分も与えておきます。
桜の木の手入れを終えて上の道路に上がります。
石段途中で生えてきているこの植物。
怪しげな葉っぱの不気味なヤツ。
これはたぶん『ヌルデ』の若木。
葉の表面に付いたブツブツはダニが寄生したために出る
虫コブという物らしいです。
下手に乱雑にむしり取って樹液が肌に付くとかぶれる恐れがあるので、そっと切り取って森の中へ投げ捨てます。
(毒性が低くかぶれないという話もあり。)
植え込みの中にサルトリイバラが多数出てきて、木々に巻き付いているのでことごとく刈り取っていきます。
ついでにススキなどの雑草も刈っていきます。
八重桜の木の下に来てふと上を見上げると・・・
あれ? このさざんかこんなに大きかったっけ!?(*。*)ホヨ?
いつの間にか八重桜の2倍以上の高さに成長しています。
今年は本当に植物の成長が早い。
ツツジの植え込みにも生えている木がぐんぐん伸びてきて、ツツジの日当たりをじゃましてきているので全部伐採してしまいました。
↓
この木は確かアセビだったような・・・・
ま、いいか。f(^ー^;
前のオーナーさん、木をいっぱい植えるのはいいけど、密度が濃すぎ。
木同士の間隔が狭すぎてどれかを間引かなきゃいけなくなる。
八重桜なんか杉とサザンカの真ん中にあって、半日も日が当たらない。
どうしたもんかね。(´ヘ`;)
母屋の方に戻り、敷地を巡回してみます。
こんなの生えてたっけ?
母屋の脇に生えている植物もすくすくと伸びてきて背が高くなっています。
幹に鋭いトゲがびっしりと付いていて、見るからにおどろおどろしいんだけど。(・ω・;)
危険を感じるので根元から刈り取ります。
調べたら「ジャケツイバラ」という植物らしい。
きれいな花が咲くみたいだけど、ツルが伸びて絡みつくので庭木に向かないらしい。
母屋に絡みついたら後がたいへん。
敷地には椿の木がたくさん生えていますが、一番大きな椿を見ると、たくさんのみがたわわに実っています。
椿油など出来そうなぐらいたくさんの実がなっている。
椿油は100ccで1000円ぐらいする高価な油。
商売になんえねかな~。(゚∀゚ )
だけど、一般家庭で椿油を搾り取るのはかなりたいへんらしい。
5時間ぐらいかかって、1kgの種から100ccも出来ればいい方だとか。
敷地北側の斜面は椿だらけ。 今年の4月撮影の写真。
植え込みを一巡して、一通り樹木の手入れを終えたら一旦母屋に入って休憩します。
毎度のごとく上半身は汗でずぶ濡れ。
草にすれたのか肘のあたりがかぶれてきたので、石けんで洗い流します。
次回辺りから先日抜根をした小さな平場を耕していきましょう。
年末には若木を植えて来年の春に備えたい。