山の古別荘のDIY記

斜面に階段の新設と補修

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  伐採と植樹のために前庭の斜面に頻繁に入って往復するようになりました。
 今後も手入れのために頻繁に通行することになるでしょう。

 この斜面は結構な急傾斜で、落ち葉や枯れ草でよく足を滑らせます。





 私もそろそろ老人!。・゚・(つД`)・゚・

 足を滑らせるだけならまだしも転倒して骨折でもしようもんなら、下手すると後遺症が残ることになります。

 最初はこの場所は作業が済んだら草花など植えて元に戻そうかと思っていましたが、思い切ってここに階段を構築することにしました。
 ついでに、桜の木の近くに設けた階段の木材が腐ってきて、ステップの意味をなさなくなってきたので、こちらも杭を入れ直す補修を行います。





 会社から木材などを持ってきました。




 これは押し入れ解体時に出た木材や、リフォームの工事で出た廃材などなど。

 工務店だったらこういう木材は全部捨てちゃうんですよ。
 古民家などに使われている古い木材や、太い梁や柱のような稀少な材料でないとリサイクルはしません。

 もったいないので自然に還っていくまで最後まで使ってやります。 


 ベニヤ板は・・・たぶんステップなんかには使えません。
 ベニヤ板の中身は隙間だらけなので、水に濡れたら接着面があっと言う間に剥がれて朽ちていくでしょう。
 これは、母屋の下の基礎の雨のかからない場所の踏み板にするつもりです。


 木材切断のためジグソーを出してきます。
 棒を適当な長さに切って、先端を尖らして杭を作ります。





 で、また作業に夢中になって写真を殆ど撮っていません。(;´Д`)ノ

 作業の中身は後ほど動画をご覧ください。


 作った杭を斜面に打ち込みますが、地面の下に木の根が縦横に這っている部分があったり、大きい石が隠れている場合があります。
 そのため、下穴を開けて地面の中身を探ります。

 またもや活躍するのがハンマードリル

 一番長い45センチのビットを付けて地面に穴を開け、杭が入るかどうかを確認すると同時に、杭の誘導穴を作ります。
 そして切り出した杭をハンマーで打ち込んでいきます。





 ハンマードリルなんて必要無いんじゃないの?

 と、思われるでしょうが、この杭打ちでは過去に何度も障害物にぶつかって苦闘した過去があります。
 一発で杭を入れるということは、体力も時間も浪費せずに済むんです。
 楽がしたい、楽がしたい、楽がしたい・・・手を抜きたい・・・(;゚◇゚) 


 杭を打ち終わったら間に木を並べていきます。
 こちらの斜面はとりあえず三段だけ。






 大活躍のハンマードリル。



 前の斜面に新しい階段を作り終えたら、以前作った桜の木の方の階段の補修を行います。

 ここの杭は前回使った素材が悪かった。
 ちょうど五十肩で腕を振り回すのがままならぬ時だったので、細い木を選んで打ち込んでました。
 おかげで腐ってしまうのが早かった。(;´Д`)ノ

 ボロボロで折れてしまっていて、手で掴んで軽く引っこ抜くことが出来ました。


 同じ位置に新しい杭を打ち込みます。





 今回杭に使用している木は、押し入れの前框、後框に使用している太い材木。
 ちょっとやそっとでは折れませんが、防腐塗装をしていないので腐敗は早いでしょう。
 塗料を塗ったとしても、この森の中では3年も持ちません。

 防腐剤を浸透させた樹脂木でも使わない限り、腐朽菌や昆虫たちの餌食になります。
 腐ったらまたやり直します。


 階段の上の方は、傾斜角を考えずに作ってしまったのでやり直し。
 新たに杭を打っていきます。





 今日はよい天気だし少し暖かい。
 もう汗びっしょりで、頭に巻いたタオルの許容限界を超えて汗が落ちてきます。


 動画




 僅か数段なので小一時間ほどで完成。(^○^)







 この2つの階段を上がった場所は、少し傾斜が緩む平場になっています。
 この平場を起点にして少しずつ庭造りしていくつもりです。


 辺り一面を踏みつけて植物が無くなって剥げてしまったので、表土の流出を防がなければいけません。
 そこでグランドカバーとなる踏みつけに強い草の種を撒いていくつもりです。

 ディコンドラ(和名:アオイゴケ)という草が多年草で強いそうな。
 他の雑草が生えてくるのを抑える効果もあるらしい。
 
 傾斜面に使えるかな~?



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