鹿が嫌がるように
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鹿に桜の木が囓られないように幹にネットを巻き付けます。
100均で買ってきたネット。
幅80センチx高さ180センチの小型のネットです。
袋から取り出してみてびっくり! 目がものすごく粗い!!(;´Д`)ノ
粗いと言うよりこんなの網ではない。
ラインの間隔がおよそ10センチぐらい空いてます。
握り拳が余裕で入るぐらいスカスカ。
ホームセンターで購入したネットは、網の間隔が3センチ程度なのと比べたら、役に立つかどうかわかりません。
充分に鼻先を突っ込める隙間です。
ホームセンター購入のネット。
所詮108円程度の物。
でも、何もしないよりマシです。
幹に巻き付けたら多少の防御網にはなってくれるでしょう。
敷地北側のソメイヨシノから始めます。
桜の木に近づいたら・・・。
また副え木が崩されかかっています。(`△´+) しつこいですね。
副え木を元に戻してやって、木をよく見てみると。
幹に亀裂が・・・( i ◇ i )
弱り切ったソメイヨシノです。
病気を克服しきっていないのかも。
原因がわからないですが、亀裂部分はまだ腐ったりしていないので、今のうちに癒合剤を塗って保護しておきます。
帰って調べたら、「幹割れ」という症状らしい。
枝が伸びて葉が多く茂ってきていて、細い幹に重い負担が加わったために起きているみたい。
幹が斜めになっているのも一因。
次回、更に副え木してやる予定ですが、頭の高さを遙かに越える位置なので、上手く出来るかどうか・・・。
癒合剤を塗ったら下部の副え木の周囲にネットを巡らしていきます。
鹿が首を突っ込むのが嫌がるようになればいいのですが。
ソメイヨシノの根元部分の幹は3年前と比べるとずいぶん太くなってきました。
えぐれた傷跡の周囲の組織が盛り上がって頑丈になってきています。
でも、まだ油断は出来ません。
台風なんか直撃したら、簡単に折れてしまうでしょう。
折れたら折れたで仕方がない。
枯れたら枯れたで仕方ありません。
お世話出来る間は力を尽くします。
ソメイヨシノが終わったら、次は南側の
八重桜の番。
杉の木から、八重桜の根元に近づくために足を踏み入れた時に、
あることに気づきました。
この場所は外構ステップを作る際に一度草刈りをして、ステップ場所の移設後に斜面崩壊を防ぐために、杉の枯れ枝を積み上げた場所でした。
北側のソメイヨシノが鹿に囓られているのに、南側の八重桜には傷一つ付いていないのは何故だろう?
鹿の食害対策を調べるために、ネットでいろいろと検索していました。
見つけたページを読んでわかったことがありました。
ネットを垂直に張り詰めるだけでなく、
斜めに垂らすように這わせていくと、足が絡むため嫌がると。
足が絡む場所は苦手なんだ。(゚〇゚;)
*猪も嫌がるようです。
桜の幹に近づくために足を踏み入れると、思いの外深くて足がずぽっと入っていきます。
深さは約40センチぐらい。
足の細い鹿ならすぽすぽ入るはずです。
足を入れたら杉の枝がじゃまになって歩きにくいでしょう。
更にこの周囲はサルトリイバラが多く生えている地帯。
サルトリイバラは根元の方まで切っていません。
雑草の下に棘が生えた幹の部分が残っています。
おまけに、杉の木の周囲に生えていたサルトリイバラを切ってはここにぽいぽい捨てていました。
鹿が近付かなかったわけです。
鳥獣保護区でこの山域は殆ど手つかずの自然の里山。
住む鹿にとって食料はあるので、大きな危険を冒してまで摂取しようとは思わないようです。
ただ、厳しい冬が訪れたりして飢えてきたらどうなるかわかりません。
桜の幹の周囲の下草を刈ってネットを巻き付けます。
やっぱり、このネットスカスカやし!(;´Д`)ノ
あんまり意味ないかもしれん。
下草部分を元の状態に戻します。
ついでにサルトリイバラを何本か切ってきて、上に乗せておきます。
鹿はジャンプ力があるのでこの幅ぐらいは飛び越えるでしょうが、ぴょんぴょん跳びながら餌を食うわけではないので大丈夫でしょう。
敷地境界の獣道も同様に杉の枯れ枝を敷き詰めて、鹿が嫌がるようにしてやろう。
今は森の中に入りたくないから年末から冬場にかけて行います。
庭全体を緑色のネットで囲うようにしているのは、他の別荘でもよく見かけます。
別荘地という性格上あまり見栄えの良い物ではないので出来ることならやりたくはないです。
ネットでの防壁は頑丈な物を作ってしまうと、鹿がネットをくぐろうとした時に体や角に絡んで抜け出せなくなり、死んでしまう例があるそうです。
鹿がその場で死んでしまうのはそいつの寿命だろう。
運が無かったと思って諦めて欲しいのだが。f(^ー^;
だけど、死体がいつまでもそこにあって腐っていたりしたら溜まらない。(;´Д`)ノ
だからあまり頑丈な物は構築出来ません。
農耕地じゃないんだから。
庭の手入れが進んできたら食害に合わないように、要所要所にこういうトラップのような物を配置していきます。
今回はダイカンドラを繁殖させる新たな場所を作ります。
母屋の玄関前の植え込み。
ツツジが植えられてある下側の僅かな場所を利用します。
名も知らない雑草や何の木かわからない草が生えていますが、総じてまばらにしか植物がありません。
この場所は一日のうちで数時間しか日が射しません。
今、種を撒いているダイカンドラは半日陰でも充分に育つ「
レペンス種」。
ただ、ここまで日陰だと育つのかどうか自信がありません。
とりあえず蒔いてみて様子を見ます。
写真左下に写っているのが、100均で買った「
忍者熊手」という園芸ツール。
レーキ、とも呼びます。
これ、すごく使い勝手がいいです。(*゚∀゚)
108円で売っているので
費用対効果抜群!!
早く買っておけば良かった。
潮干狩りにも使えるよ!
地面を引っ掻くようにして落ち葉や枯れ枝を取っていきます。
雑草も根元から強引に引っこ抜いていき、地面を耕していきます。
約1平米ほどを耕しました。
落ち葉が分厚く積もっていて、下の方は充分な腐葉土となっていて、肥料を撒く必要がありませんでした。
ここにダイカンドラの種を均一に撒いて、土を被せて水を撒いて終わり。
今度来た時に若芽だらけになっていることを願います。
雨はちっとも降ってきません。
時々晴れ間がさしてきて蒸し暑いです。
昼食を取るために母屋に入り休憩します。
ベランダに出て森の涼しい風に当たります。
栗の木が花を咲かせていました。
今年も少しばかり実を付けるかな?
こちら側の斜面を開拓するのはいつになるかな~。