山の古別荘のDIY記

植木の手入れは時間がかかる

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 森に緑が戻ってきました。(゚∀゚)

 今が新緑の一番美しい時期。
 今日はあいにくの曇天ですが晴れていれば眩しいばかりの緑で輝いていることでしょう。

 昨夜の雨は明け方にはやんで、しっとりとした森が広がっています。







 今日も朝から敷地の樹木の整備に精を出します。

 今回の課題は、敷地一番上の道路上に面した場所の樹木。

 道路に沿って電線があるのですが、電線にもたれて押しのけている木があります。
 以前から少し気になっていたのですが、電線を押しのけるようになってきたので剪定することにします。




 
 道路沿いにはみ出した樹木の枝は、この別荘地の管理会社が剪定していってるのですが、個人の所有地に生えている木については、よっぽど交通の障害になるか、電線が切断の可能性が高い場合にしか剪定してくれません。
 それと、この木は南西の位置にあって庭に太陽光が降り注ぐのを邪魔している存在。
 少し枝を間引いてやって風通しを良くします。





 この木の名前は何というのかわかりません。
 根本から幾本もの幹が生えていて、上部の枝は複雑に絡んでいます。
 木自体は細いので倒れても電線を切断するようなことは無いとは思いますが、直下が道路なので切って引っかかった物をそのままにしておくのはちょっとまずいです。
 結構な本数の枝をほどくように切り落としてから主幹を切ります。


 物置から高枝ノコを持ち出してきて少しずつ切っていきます。





 手の届くところは脚立に上って手ノコで切っていきます。
 
 どれぐらいの枝を切り落としたか覚えていません。
 けっこうな時間が経過しました。
 徐々に腕が疲れてきています。

 朝は肌寒かったけど、今は汗が流れるほど暑いし!

 来ていた上着を脱いで長袖Tシャツ1枚になって頑張ります。


 ようやくすっきりとしてきました。




 この木が立っている位置は敷地境界の端っこぎりぎり。
 境界杭より向こう側の樹木はみだりに切るわけにはいきません。

 切り落とした枝は森の中にポイポイ放り投げ。
 ちょっともったいないかなと思ったのですが、バラして太い部分を集めても階段杭ぐらいにしかならない太さです。


 最後に主幹を切断して終わり。




 木を完全に殺してしまいたくないのでこれぐらいの高さにしました。
 枝が伸びてきてまた障害になるまで数年は大丈夫でしょう。


 木を根本から切断して殺してしまわないのは、道路横の地面の土留めの役割のため。
 ここら辺の地質のせいだと思いますが、樹木の無い場所では道路下の土石が雨などで流出していて道路下部に穴が開き始めています。
 急傾斜の斜面地での道路沿いの樹木は、よく考えて切らないとどんどん土が流出していきます。
 放置しておくとクラックが入り崩れてしまいます。

 そんな穴や亀裂は石や土を補充したり、枯れ葉や木の枝を上に重ねて覆うようにしています。
 木や葉などが腐食して土になっていくはずなので、流れ出た土の分補充していくよう工夫しています。

 動画:


 この後、この木の他の枝を高枝ノコで間引きます。

 作業を終えたらもう昼飯時になってしまいました。
 こういう作業は時間がかかります。(>ω<)


 母屋に戻る前に庭木を観察します。
 玄関前のツツジは満開。





 ハナバチのお母さんたちやミツバチ姉さん達がブンブン飛び回っています。
 蜜を取るのに夢中で人間には興味なしのよう。





 クマバチを小さくしたようなハナバチはすごく大人しい蜂。
 20センチぐらいの近くまで顔を寄せても威嚇もされませんし刺されもしません。
 頭の上をかすめて飛び回っています。
 巣に近づいたり手で攻撃でもしない限り襲ってくることはありません。


 ウツギは小さな花を咲かせ始めました。




 木がちょっと大きくなったかな?
 今年もたくさんの花を咲かせるでしょう。




 昼食を終えて再び表に出てきました。
 午後からの作業はこいつの手直し。




 みかんを囲っている防虫ネットの支持杭が折れちゃって不格好になっています。
 葉の一部がネットに当たっているのでもう少し大きな物にしつらえ直します。

 クリップを外し、ネットを取っていきます。





 折れた杭を抜き、中に生えた雑草を刈り取ります。
 周囲をもう少し整地して、広くネットを張り直します。

 100均で新しい杭を購入してきました。




 最近の100均は品揃えが豊富ですね~。
 園芸コーナーも商品が充実していました。
 以前なら園芸店かホームセンターとかで購入していた物とほぼ同じ物が100均で1個\110円で入手出来ます。

 コロナで自宅勤務になった方が増えたせいでしょうか、春なので園芸をやり始めた人が多いからでしょうか、種類によっては品切れが目立っていました。





 今はまだ小さな早生みかん君。
 新芽がいっぱい出てきています。
 あっと言う間に大きくなってくるかも。

 みかんの回りに新しい杭を立てます。





 今度は高さがあるので横方向にも補強の桟を渡します。




 この骨組みにネットを巻き付けていきます。

 インシュロックで止めて、地面にはピンを差していきます。


 

 ツツジが真横にあるので、頭の横をハナバチがかすめて飛び回りますが、気にせずお構いなしに作業を続けます。
 ハナバチと人間は共存出来ますね。(^ω^)

 天井部分のネットと横幕のネットを繋ぐのは文房具!

 ホッチキス!!




 前回は全てインシュロックで止めたので、数もいるし大変な作業でした。
 このホッチキスならばパチンパチンと止めていくだけ。
 ホッチキスの針は錆びやすくて外れやすいので要所要所はインシュロックを使用します。

 最後に全面の開口部をクリップで止め、裾の周囲に土や砂利で塞いで出来上がり。





 文字にすると簡単に出来たような感じですが、これを組むのに

 2時間半ほどかかってしまった!!(;´Д`)ノ
 ケッコウツカレタ。


 農家さんはこれのもっと大きな規模のものを作るんですよね。
 たいへんだよな~。

 もう一つのみかんの木は次回構築し直します。
 今度来る時は既に暑くなって害虫も増えているでしょうからたいへんです。




 
 早くこのネットが狭くなるぐらい大きくなってほしいな。
 みかんは実が成るのに3年ぐらいかかるって言うからまだまだ先かな?


 非常事態宣言のせいで飲食店とかスーパーが早めに店を閉めます。
 夕食の都合があるので早めに帰宅します。

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