山の古別荘のDIY記

前庭に草の苗を植える

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 母屋の前の植え込み。
 日陰の畳一畳分ほどのスペース。
 前回、電動工具を使って耕して、腐葉土やら半分腐った落ち葉やらを混ぜ合わせた場所。





 今回はここに新しい草の苗を植え付けます。


 ここ数ヶ月で雨が降って再び固まっているだろうし、土壌改良も併せ持って行うのでスコップで一面を掘り起こします。
 予想通り固い!(;´Д`)ノ





 ハナから悪戦苦闘しそうです。

 スコップで掘っていくと意外にも小石が多い。
 小粒のはふるいでもかけないと分けられそうにないので、大きめの石だけを手で拾って撥ねていきます。
 木切れなどのゴミも多いし、すぐさま他の木の根っこに当たってなかなかはかどりません。
 石だと思ったら土が固く締まっていて塊になって持ち上がるので、一つ一つを潰していきます。

 深さ約20センチ。
 畳1枚にも満たない面積の土をほぐすのに30分以上かかりました。
 それにしても、今日は暖かい。
 空は雲一つ無い快晴です。


 土をほぐし終わったら「パーライト」を撒きます。





 パーライトとはガラス質の火山岩(真珠石など)を高温で加熱した物だとか。
 近い物に「ゼオライト」がありますね。
 性質はほぼ似たようなもので、吸湿性、排水性、保水性に優れていて、微生物が住み着き土壌改善に役立つそうな。


 パーライトを撒き終わったら次に「土の再生材」を撒きます。





 これは土の酸性を中和し、加えて植物に必要な栄養分が入っています。
 従来の土とこの再生材を4:1の割合で混ぜればいいと書いてあるのでコスパがいい。

 地植えで従来の土のほうが多いのでこの割合にはならなくて少なすぎる。
 しかし、そこは適当。(^^ゞ
 何もしないよりマシでしょうという気持ちです。


 きちんと土壌改良するなら、全部土を掘り出して、天日干し、ゴミや小石のふるい分け、赤玉土を入れたり、石灰入れたりして手間ひまかけないとダメなのだと思います。
 でも、今回植えるのは農作物じゃないし。

 今日、植えるのは言わば、

 雑草!

 高級そうな草花などとは違う。
 名前を付けられて、園芸店でお金出さないと入手出来ないので特別な草のような気がしますが、海外での繁殖地ではそこら辺にいくらでも生えている雑草。

 結局、草花の類はガーデニングをする人の個々の認識の違いに過ぎない。
 野草が邪魔だと思えば雑草になるし、大事だと思えば繁殖させるし。

 と、ガーデニング初心者が偉そうにのたまう。(^^ゞ




 で、今回買ってきた草は、

 リシマキア・リッシー
 リシマキア・ミッドナイトサン
 リシマキア・ペルシアンチョコレート


 の三種類。


 ミッドナイトサンって何か格好いい。
 深夜の太陽。(゚∀゚)
 名前に釣られて買いました。

 名前の由来はおそらく、褐色の葉から黄色い鮮やかな花を咲かせるからだと思います。
 ペルシアンチョコレートはミッドナイトサンを選んだつもりが1本だけ混ざっていました。
 
 いずれも半日陰、冬場でも常緑、放っておいても増えるという特徴。





 グランドカバーとして増えてくれることを願います。
 大きく伸びてきたら株分けして他の場所にも移していきます。





 昨年春に種を撒いたディコンドラ。
 一年半経った今でもこんな貧弱な状態です。





 この囲ってある場所一面に種を撒いたのですよ。

 土が悪ければちっとも育たないという見本。(×_×;)

 オレガバカダッタ


 ここも下半分の何も無い場所を耕し直して一部移植します。





 土をほぐして土壌改良。
 すぐ横に生えているディコンドラの株を掘り起こして、ふかふかの土に移植します。


 ディコンドラを掘りかえして気が付きました。
 すごくきちんとした根が地下に根付いています。
 土さえ良ければもっと大きくたくさん増えていたことでしょう。





 数株を密にならぬよう耕した地(左半分)に植え替えました。
 残りは様子を見て下側、上側、別の場所と耕して移植していきます。
 順々にやっていこうと思います。
 それはまた来年になるでしょう。 


 ここまでの動画: 6分34秒




 土壌改良とか苗の移植とかネットで覚えてきました。
 勉強になったのがYoutubeのカーメン君さんのチャンネル。
 
 面白いし、情報満載だし。
 めっちゃオススメです。
 お店が近所にあったら毎週通いそうだわ。(^ω^)

 注:私はカーメン君さんとは何の縁もゆかりもございません。





 もうお昼ですが庭いじりを一気に終了させておきます。
 最後に冬支度

 今年は一つしか実が実らなかったみかん。
 冬の間に枯れぬよう不織布をかけておきます。





 不織布を適当な大きさに切って。
 青島温州はまだ小さいから楽。






 早生温州はけっこう横に枝が張ってきたので大きく被せます。





 両方ともネットで囲ってあるので、直接霜が降りたり、雪が当たるということはないのですけど、冬の山は低温になるので念の為。

 青島温州のほうが短くて寸足らず。
 次回もう一度かけ直そうかと考えていたら、先程ご紹介したカーメン君のチャンネルの動画にいい情報がありました。

 不織布のスーツカバー!!

 クリーニング店などでかけてくれるあの不織布です。

 なぜ、そのアイテムに今まで気が付かなかったのだろう。φ(゚〇゚;)

 100均で安く売ってるし。
 次回、それに変更します。




 来春はポリゴナムも植えたいな。
 近所のホームセンターではなぜか今の時期にしか売っていないから一年後になるかな。
 少しずつ手掛けていきます。


 さあ、メシにしましょう。



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