森の中の花見台
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前回はこごえるほどに凍てついた山でしたが今日は少し暖かい。
まだ2月中旬ですけど春がやってきたかのような錯覚にとらわれます。
室内に日の光を入れるために雨戸を開けて、止水栓を開けて水を通し、ストーブに火を入れて屋内を温めておきます。
作業着に着替えたら前庭を一巡。
さっそく見に行ったのはしだれ梅。
花は咲いているかな・・・・
たった一輪!(;´Д`)ノ
よっぽど土が悪いのでしょうか。
それとも栄養が足らないのでしょうか。
他に蕾が3つあるだけ。
年々咲く花の数が減ってきています。
この土地と相性が悪いのかな?
暖かくなったら土壌改良を兼ねて手入れしてやりましょう。
で、ちっとも高さが大きくならない。
なぜでしょうね~?
*帰ってきて調べたら、芯止めしてあるしだれ梅は枝が下降する性質があるので、この状態のままではこれ以上伸びないそうな。
伸ばしてやるためには、先端付近の上に向かって伸びる新芽に添え木をして、それが真直ぐに上に伸びるように誘引しなければいけないそうな。
シラナカッタ。
次回、枝に添え木してやります。
ソメイヨシノもまだまだ数は少なめですが花芽が膨らみ始めています。
先端が尖った葉芽のすぐ下に付いている先端が丸みを帯びた芽が花芽。
今日は木々に
”寒肥”を撒きます。
買ってきたのは粉や粒状ではなくて大きな粒状の肥料。
一つ一つの粒のサイズは直径が2-3センチぐらいあります。
粉状のような即効性のある肥料ではなくて雨水などに溶けてからじわじわと効いてくる遅効性の肥料。
これを木の周囲の適当な位置に埋め込んでやるのです。

物置からバールを持ち出してきて、地面の根があるだろう位置に刺していきます。
開いた穴に肥料を1つずつ埋め込んで土をかぶせます。
最初は快調だったのですが・・・
バールが重い。(×_×;)
埋め込む数が多い。
庭をあちらこちら移動していく間に嫌になってきました。
最後はもう適当。
粒を袋から出しては木の根があるだろう付近にポイッポイッ!
これでいいじゃろ。( ̄▽ ̄;)
前回草刈りをした新領域のエリアの整備をします。
整備と言っても傾斜地に椅子が置けるように平らな場所を作るだけ。
ここから作業に夢中になって写真を撮っていませんでした。(;^_^A
不要になってここへ持ってきていた子供机の天板と数本の丸太を運んで並べます。
倒木や切り株、石などを用いて丸太を固定してその上に板を敷きます。
天板がツルツルで滑りやすいのがちょっと気にかかる。
キャンピングチェアを持ってきて置いてみます。
さっそく座ってみます。
ああ・・・・・、こりゃええわ!(゚∀゚)
何でしょう?
爽快感でもないし充実感でもない。
澄み切った空気の森に包まれて、木の間から見える青空を眺めているだけで非常に心地よく感じます。
いつまででもぼーっと座っていられそう。
このエリアの前方には2本の山桜の木が立っています。
春になればここでぼっち花見が出来ます。
桜との間の数本の木が邪魔なので切っておきます。
チェンソーを持ち出すのが面倒なので手ノコで切り倒します。
それから十数分。
直径10センチほどなのにめちゃ固い木で手こずります。
チェンソーを出してこなかったことに後悔を覚えました。(;´Д`)ノ
強引に切り倒して枝をばらしていきます。
暖かさも相まってすっかり汗だく!
もう1本同じような太さの木に取り掛かります。
こちらは立ち枯れしていて根元付近が半分割れています。
容易だと思ったらこっちも固い。(;´Д`)
木が傾いてきてもう少しで株から切り離せる状態になった時、木を掴んで株から落とそうと大きく揺すりました。
木が倒れる重みでとっさに上体が引っ張られ、急な傾斜面だったのでバランスを崩してそのまますってんころりん。
痛ったああ~!
したたかに切り株に内腿を打ち付けて転倒しました。スリキズニナッタヨ
やばかった。(-""-;)
もし、先の尖った枝なんかあったら体のどこかを貫いていたかもしれません。
森の中の作業はこれだから怖い。
椅子を置いただけでは何か物足らないので板の横に杭を打ち込みます。
杭に小さな板を打ち付けて脇机の出来上がり。
『花見台』の完成です。
飲み物を取ってきて椅子に座ります。
足を乗せるアームを伸ばしてどっかりと腰を下ろします。
最高!
この後、もう何もする気がしなくなりました。
しばらく椅子に座って幸せな時間を過ごします。
一連の動画:
桜の開花が待ち遠しいです。