山の古別荘のDIY記

植物育てるってなかなか難しいのさ

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 食糧危機が来るんだってさ。(´・∀・`)ヘー

 ロシアとウクライナの戦争で小麦とか飼料とかの輸出が停滞して、穀物相場がうなぎ登りなのが事の発端ですけどね。
 主食の米や保存のきく小麦製品なんかを1年から2年分、家庭内に備蓄しなきゃって食料を買い集めている人をネット上で見かけます。


 いいんじゃないかい。


 本当に食糧危機なるものがやってくるかどうかは別として・・・。
 地震や津波などの大規模自然災害で物流や地域が混乱に陥ったときのために、食料をある程度備蓄しておくのは大いに勧めます。
 食料の販売店も儲かるし、回り回って農家さんにも恩恵があるかもしれんし。

 いざ災害が起こったら分け合うことも可能だし。

 
蓄えられる人、買える人は、買えるだけ買っちゃいましょう!ヾ(*´∀`*)ノ♪


 蓄えながら食べていく「ローリングストック」というやり方をすれば消費期限切れを気にしなくていいし。


 問題はどれぐらいの量を蓄えるか?だね。

 2年分って相当な量だよ。
 保存方法とか購入資金とか。
 あまり現実的じゃない。


 そうだね・・・・1ヶ月か2ヶ月分が理想的じゃないかな。

 かく言う私も自宅に少しばかり、別荘にも災害時に備えて少し備蓄はしているんですよ。
 一家4人が10日間は食いつなげる分量をキープしていて、今は別荘の方を1ヶ月か2ヶ月分まで増やそうとしております。

 *1年も2年もこの国の食料が枯渇する状況なら、経済も物流も市場も大混乱で元に戻る見通しなんて立たないんじゃないかな。
 仕事が、とか、給料が、とか言ってる場合じゃない状況ですよ。
 備蓄を消化してしまったらその先どうすんの?
 私なら速やかに自給自足で生きていくスタイルに移行しますよ。

 この機会にこの国の農業や食料事情がどういう仕組みになっているのか、理解を深めることをお勧めいたします。
 


 ぐだぐだ書いていないで別荘の方の話をしましょう。(;^_^A





 これまでこの別荘では元から生えている既存の植物の育成や、新しい植物の繁殖にチャレンジしてきました。

 菜園を手掛けなかったのは月イチの通いでは無理があるから。
 最低でも週イチ通いでないと難しいから。

 それと、樹木の一つも満足に育てられないやつが菜園作っていろんな野菜を作られるとは思えない。
 と言うのも理由の一つ。

 
 この敷地内でこまめに手を入れているのは母屋より上の傾斜地の庭。
 下の傾斜面は殆ど手を入れていない原生林です。
 




 この地に最初から自生していて大きくなったと思えるのが、
 桜(品種不明)、栗、椿、ミヤマツツジ、ガマズミ、萩、コガクウツギ。




 栗がたくさんの花を咲かせていたよ。 今年はいっぱい実が実りそうだ。


 その他に、コナラ、トウネズミモチ、ヤマウルシ、とか自然に生えてる雑木がいっぱい。
 勝手に生えてきている雑草も多種多様。




 前庭が萩だらけになってきた。 確認できているだけで6本ある。


 前のオーナーさんの時から植えられていて今も残っている植物は、
 ヒラドツツジ、サツキ、サザンカ、ソメイヨシノ、八重桜、そして杉。




 ヒラドツツジもどんどん増えてきている。


 私が庭いじりを始めて植えたのが、
 しだれ梅、みかん、ユキヤナギ、ディコンドラ、リシマキア(三種類)、ポリゴナム(ヒメツルソバ)。


 4年ほど前から順番に植えてきたのだけど、そのうちの幾つかが

 
育たない。枯れてしまう。 (ノД`)シクシク




 
ディコンドラ。

 育て方を書いてあるサイトでは『種をまいてから1ヶ月もたてば地面を覆うほど生長も早く、手間をかけずに育てていけます。』とある。
 草丈3~10センチ。
 繁殖力がとても高く、庭に種をばらまいただけでも育つ、強い品種です。

 
嘘だ!





 何年経ってもこのありさま。
 背丈は2センチぐらいしか無いですよ
 小さな芽は出るのだけどそこから大きくならないし増える気配もない。

 土が悪いのだろうと思って、一度掘り返してやり直したんだよ。
 種も100粒以上は撒いてる。 毎年撒いてる。
 大きくならない、花も咲かない、増えない。



 
リシマキア

 植えたのはリシマキア・リッシー、リシマキア・ミッドナイト・サン、リシマキア・ペルシャンチョコレート。

 『半日陰でも十分に育ち、暑さ・寒さにも強いのでとても育てやすいカラーリーフです。
 『乾燥や強すぎる日差しにはやや弱いようなので、半日陰くらいがいいかも。

 
こんな文句を信じた私がバカだった。





 リシマキア・リッシーは枯れかけで風前の灯。
 リシマキア・ペルシアンチョコレートはほぼ枯れて形骸だけ。
 リシマキア・ミッドナイト・サンにいたってはすぐに消滅して今やどこに植えたのかもわからない。



 
みかん

 植えた苗は早生温州みかん。
  温かい地方に育つ植物ですから、さすがにこれは無理かもしれないと感じていました。
 2019年に植えたのだけれど、昨年今年の冬の厳しさに耐えられずとうとうこのありさま。





 葉っぱは1枚も無いですよ。 枝も枯れかけています。
 下の方からヒコバエではない新しい葉の新芽が出てきていますが、こうなったらもうダメでしょう。(T_T)
 完全に枯れたら別の果樹に変えようと思っています。



 とにかく育たないんですよ。 枯れなくても大きくならない。
 色々と試していますが土壌が悪いのか、気候が悪いのか、それとも日照条件が悪いのか、わからない。

 この別荘の土地は本当に厳しいんだと思います。


 菜園なんてとんでもねえ。
 やるなら、土を持ってきて全部入れ替えるか、上に乗せるかしないと作物なんぞ全く出来ないでしょう。
 植物を植えて育てるのってそんなに甘いもんじゃねえって実感してます。


 
自給自足なんて程遠いわ!(>ω<)




 一方、少しばかり良い発見。

 しだれ梅は先端の枝を上に向けて高く伸びるように誘引しているのですけどなかなか大きくなってくれません。
 今年は開花を見逃したのですがたくさんの花を咲かせた様子。
 今回、梅の根本を見ると・・・





 
梅実が二つ落ちてました。(゚∀゚)

 小さいけれど実を実らせるようになってくれて嬉しい!
 大きくなってたくさんつけてくれたらいいな。


 それとポリゴナム
 ポリゴナムは冬場には落葉して枯れたようになります。
 根っこは生きていて暖かくなればまた育ってくる植物なんですが、マイナス5度を下回ると枯れてしまうそうな。


 庭の数カ所にポリゴナムを植えたんですよ。
 しかも、近所の側溝に生えていたのを見つけて取ってきたやつ。

 てっきり枯れたと思っていたんですけど・・・。





 ワサワサと伸びてきて小さな花を咲かせています。

 こちらの場所も雑草に負けじとしっかりと葉が出てしかも広がろうとしています。





 どうやら別荘の土壌に適しているみたい。
 強い植物ですが・・・・この後どうなるかちょっと恐ろしい。




 このページでは何度も書いてきたし、動画でも言及しているのだけど、
 「この別荘は非常時に自給自足のための基地とする。」


 志は良いんだけどねえ・・・。
 志だけは見事なんだけどねえ・・・。(,,゚ x 。)/

 全然出来ない。
 育てるどころか生かすことも出来ていない。
 自分の頭の中の理想と、実際に行動を起こして得た結果が食い違いすぎてシャレになんない。ナサケナヤ





 開墾して農作物を作り続けて数百年も続いている農地と、
 有史以来誰も耕したことさえなかった原生林とでは異なるのは当たり前だけど。

 
 
自給自足なんて、もっともっと知識と経験が必要だわ。


 大人しく2年分ぐらい食料を備蓄しておこうか・・・・。


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