山の古別荘のDIY記

晴れ→雪→晴れ→雪

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 気温5度。
 3月に入って少しばかり暖かくなりつつあります。
 冷え切った室内を早く暖めたいため雨戸を開けて太陽の力を借ります。
 
 忍者カメムシ君の侵入を防ぎたいため恐る恐るサッシと雨戸を開けていく。





 どうやら忌避剤が効いているようで忍者の姿は見当たりません。

 今朝は風が強いけど好天に恵まれ、ベランダには陽の光が降り注いでいます。





 森はまだまだ冬の装い。
 ぼーっと森を見ていたら遥か遠くの方で鶯の鳴き声が・・・・

 
ほーほけきょっ!

 気の早いうぐいす君がもう恋人探しを始めてる。
 女の子は基本的に寒がりなんだよ。
 こんな寒い日に声に誘われておうちから出てくる女の子は・・・いないと思うけどなあ。

 などと勝手な妄想。~(^^)

 



 今日も頑張って家の手入れをしていきましょう。




 
・・・おいおい、ふざけんなよ。(;´д`)ノ

 雪降ってきたよ。
 さっきまであんなに晴れていただろ。
 雪って言うより氷の小さい粒。
 あられってやつだな。




 小さな氷の粒は写真には写らない。


 片付けものをして作業服に着替えて出てきたら空はどんよりと曇ってあられが降ってきました。
 どうしようか、屋内に戻ろうかと考えていたら次第にやんできたので作業を開始することにします。

 まず最初はお決まりの落ち葉掃除。
 雨樋に積もった杉の枝の除去。





 通路の枯れ枝の清掃。





 ささっと済ませて本格的な作業に移ります。



 前回、伐採した木が2本。
 バラバラにした材木は現場に放ったらかしのまま。
 この材料を放置して自然に還すのはもったいない。





 この丸太を使って斜面に階段を作ります。

 物置から木槌と杭の材料を取ってきます。
 またもや次第に天気が怪しくなってきて小さな氷の粒が降り始めました。





 「氷の粒だしこれぐらいいいか。
 落ちてきたあられは作業服の表面を転がってコロコロと落ちて行き、衣服が濡れることはありません。
 念のため、動画撮影機材は母屋の床下において濡れるのを防いでおきました。

 杭を地面に打ち込んでいきます。

 次第に風が強くなって、あられの量も増えてきました。
 そして本降りになってきました。
 (あられは静止画では捉えられませんので動画をご参照ください。)


 激しく降ってきますが衣服が濡れないので全く気になりません。
 作業を続行していきます。
 ただ、杭の本数が思っていたより少なくて。
 電気を使用する工具を持ち出したくなかったのですぐに作るというわけにはいきません。
 あるだけの材料では5段分しか作れませんでした。





 杭を打つ、悪い天候の中で作業をするより、斜面下に転がしてある丸太を運び上げるほうがきつかった。(;´д`)ノ

 丸太はまだまだあるけど杭が無い。
 階段のすぐ下に丸太を運び上げておいて、この続きは次回やることにします。
 少し早いけど昼食を取るため母屋に戻ります。




 一回り庭を巡回して回ります。

 ユキヤナギが芽吹いてきていました。
 小さな若葉がいっぱい。
 今年は本当に早い。





 ソメイヨシノも花芽が膨らんできています。





 これは何の木でしょう?
 小さな白い花をいっぱい付けた木がありました。




 帰ってきて調べたらアセビのようです。



 いつものようにカップラーメンの昼食。
 冷えた体にはこれが一番。






 そうそう。
 新しいヘルメットを買ったんですよ。
 使っていた白いメットは安物のメット。
 今回は目元にガードグラスが付いた少々お高いもの。

 伐採をしている時に目の下スレスレに木の枝が跳ねて当たったので、安全を考慮して顔面のガード付きを購入しました。







 食後に少し休んでいたら、天候が大荒れになってきました。

 強風と轟音とともに大量のあられが降り注いできました。(動画参照)
 こりゃ、午後からの作業はダメかなと思って反対側の空を振り返って見ると・・・。

 
晴れてやがる。(;´д`)ノ


 母屋の半分が悪天で半分が好天。
 どうしようかなと考えていたら次第にやんできました。
 今日は本当に変な天気。





 またまた天気が良くなってきたので表に出ます。
 次の作業は樹木の伐採。

 伐採と言っても太い木ではない。
 太くても直径10センチまでの細い木。
 一株から複数生えてきている。
 「株立ち」という樹形らしい。

 何と言う名前の木かはわからない。(;´д`)ノ





 ごく細い木も生えているけど主要な幹は5本ほど。
 チェンソーを使いたいところだけど、天気が怪しすぎる。
 こういう時、電気ケーブルを這わさなくてはいけない電動チェンソーは使用できません。
 仕方ないので手ノコでやっつけちゃいます。


 一番谷側の一番太い木から切っていきます。
 10センチぐらいあると、簡単に切るという訳にはいかない。
 少しだけ受け口を作ってから追い口を切っていきます。
 けっこうきついな~、と思いながら切り進めていき、押して動くぐらいになったら蹴り飛ばして倒します。
  
 
この敷地での伐採はかかり木必須。(;´д`)ノ

 ほぼ100%他の木に引っかかって倒れてくれません。

 細い木と言っても高さは6メートル以上あります。
 自分の方に倒れてきたら怪我しかねない。
 とは言え、人力で動かせるほどの重量なので力技で引きずり出します。





 1本を確実に倒したら先端の枝を始末する。
 直線の幹の部分は良い資材になるので母屋下の斜面に転がしていきます。

 重労働の部類に入るので体はすぐに暑くなってきます。
 今の時期のような冷たい気温がちょうど心地良い。
 1本終えたら次の1本に取り掛かる。
 約2時間ほどで全ての幹を倒して片付けました。
 




 いい汗かきました。(^ー^)v



 この後、斜面を降りていきます。 
 斜面の下には山桜が2本生えている。
 桜の花がよく見えるように周りの木を伐採したい。

 切ってしまいたい枯松、ナラの木などの下見をします。
 松の木は山側に湾曲している。
 ナラの木は谷側に傾いている。





 いずれも太い木なので切るのは慎重になります。
 松の木は母屋に届くことはないので山側に倒してもいいか~。
 なんて考えてウロウロします。


 桜の木の横に立ち枯れしている木を見つけました。(アカマツ)
 ついでなので倒してしまいます。
 この木、いろんな木やツタが絡みついています。
 ノコを入れて株から切り離しても倒れてくれません。





 もう少し上から生えていて先端が絡んでいる木があるので、それも切って重みで浴びせ倒ししてやろうと考え切り始めます。
 (注:かかり木など倒れてくれない木を、他の木や絡んでいる木を切って重みで倒そうとするのは林業ではご法度。
 ここのような誰も入らない場所で、急な傾斜面だからやっていること。 安全が確保できないようなシーンでは絶対やってはいけない。)


 上に生えている木を倒します。
 2本の木は重みで共に斜面の下へと倒れて・・・・
 複数の小さな木も巻き込んでしまって・・・・


 
向こう側の木に引っかかってますます複雑になってしまいました。 (ノД`)シクシク 





 もうこうなったら危なくて近寄れない。
 重いのでウィンチでも無ければ引きずり出せない。

 ここは人が入るような場所ではないので放置します。
 ウィンチで引っ張り倒すか、自然に接地してくれるまで立ち入り禁止。
 
 *私の所有地だから出来ることです。




 母屋から伐採した場所を覗いてみたら。





 また少しベランダ周囲がスッキリしました。


 天候が急変してきました。
 強風が吹き荒れています。
 再び雪が降ってくるのでしょう。
 早めに山を下ります。


 動画:

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