購入価格
★目次ページに戻る
昨今は地方の過疎化、人口減少が進んだ上に、長い間の不況で、土地だけなら数十万円で入手可能です。
でも、土地だけ買っても家を新築するのに数千万では話しにならない。
古くてもいいから家付きが必要です。
検索して探しているとありましたね。
~100万円台、~200万円台。~(*゚∀゚)
この価格帯ならば、たやすく購入できて維持も出来そうです。
で、物件の詳細を見てみると・・・
自然あふれる山間部
近くに温泉があり、清流が流れる川のそば。(*゚∀゚)
築年不詳(修理要)、上水:井戸、下水:くみ取り
最寄りのバス停から33km! (;´Д`)ノ
こんなのばっかりです。
もう少し予算の上限を上げ、幾つか候補を挙げて、我が家の女性陣(母や相方など)に意見を聞くと、
「くみ取りは嫌! 近くに買い物できないところはダメ、虫は嫌い! 駅が近いところ!」
んなもん、数百万円で買えるかいっ! (▼、▼メ)
土地の広さ、住宅の規模、築年数によって価格が変わるのはもちろんのことですが、対象とする地域によって千差万別なのはちょっと驚きでした。
ほぼ類似の立地環境、ほぼ同じ建築条件の古民家があったとしたら、京都府では500万円の物件が、兵庫県では300万円しかしなかったり、と言うのが実際にあります。
この価格を決めているのは何でしょうね?
やはり人気度、需要の多少なんでしょうか。
山間より海に近い物件はとても人気があります。
海が見える物件なんてのは、とても高くて手の出る物ではありませんでした。
同じく、関西では「琵琶湖」がある滋賀県も人気の一つで総じて高い価格で取引されてます。
また、季節によっても販売される物件の数が異なってきます。
春から夏に向けての季節は、人の移動や定年退職でリタイヤ組が出るためでしょうね、又、アウトドアに良い季節というものあってか、需要も高くなってきます。
で、それを狙っていたかのように数多くの物件も出てきます。
取引が活発な時期は高く買わされてしまうということもあるにはありますが、物件数も多いので良い物件に巡り会えるチャンスも増えます。
最終的に決めたのは、予算は300万円前後、最大でも手数料や税金を含めて500万円まで。
築年数は問わないが、広さは2LDK以上。
当時、私の懐ではこれが限度。
そんなこんなで、こういうことがわかるまで、なかなかいい物件に巡り会えず、ネットで地域を絞って現地へ問い合わせるまで、約1年の月日を費やしました。