山の古別荘のDIY記

物置ステップ補修 材料切り出し

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 今回の作業は床下物置のステップ補修の続きです。
 まずは材料の切り出しから。

 この従来の物置に使用されている木材は、柱が100x100㎜というサイズ。
 根太は50x50㎜

 ところが、ホームセンターなどで販売されている木材のサイズは90x90㎜、角材で45㎜角で尺寸サイズが一般的。

 おそらく、この別荘地を開発した時に、一気にたくさんの別荘を造り、現場の大工さん達がやりやすいように自分たちの規格としたんでしょうね。
 このサイズの違いが、この冬私を悩ませました。

 同じサイズをホームセンターなどで切り出してもらうと、端材がたくさん出てしまって高価な物になってしまいます。
 なんとか、市販の寸法の材料で組み立てられないものだろうか。



 苦肉の策として、前回取っ払った角材や板の使える部分を利用して、パーツとすることにしました。
 もちろんある程度段差が生じるのは覚悟の上です。
 いずれにせよ雨の当たる場所で、数年おきに作り替える箇所なので、臨機応変に対応するということにしました。



古い材料を活用



 100㎜角の古い木材の腐食部分を切り取ります。
 100㎜を切断できる電動工具など持ち合わせていないので、最初はノコギリで手引きで・・・・

 運動不足のなまった腕がすぐに悲鳴を上げてしまい、じきにノコギリの往復運動が辛くなってきました。


 やってらんねえ!(;´Д`)ノ




 ここで電動工具の登場です。(゚∀゚)
    ↑根性の無い奴


ジグソー


 会社から持ってきていたジグソーを使います。
 刃の長さが全く足らないので、最初はノコギリで切れ目を入れておいて、ジグソーでカットしていきます。

 
 
ジグソーの切断面



 見事に段差! (;´Д`)ノ



 *木材のカットは長い距離で直線を出すならば「丸ノコ」の方が格段に精度は上です。
 現場が山の中で、もし事故が起きた場合、助けを呼べないことと、作業立地条件が良くない、丸ノコの扱いに不慣れなことから、ジグソーを選択しました。


 短いカット程度ならばジグソーでも十分です。



 切断した木材はかなり腐食が進行しており、もっと切らなければダメでした。
 結局、1mほどあった材料は、まともな部分は50㎝ほどしか残りませんでした。
 段差はサンディングで修正することにしました。


腐食した木材


 
 あらかじめ購入してきた防腐剤注入SPF材(SPF材とは、SPRUCE(スプルース・えぞ松)、PINE(パイン・松)、FIR(ファー・もみ)の3種類の頭文字をとってつけられた名称です)も、採寸して切り出していきます。

 今回購入したSPF材もそうでしたが、ねじれや反りが大きくて使いにくいですね。
 手すりやステップの補修に用いるので、安価にまとめましたが、ウッドデッキの床板などには使えそうにありません。


 次回は切り出した材料と、現在のステップ周りのサンディングと腐食防止塗装を行います。






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