山の古別荘のDIY記

鉄骨塗装をやり始める

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 山の家の基礎は、コンクリート土台の上に鉄骨で組まれています。
 H形鋼、I形鋼が主要で白のペンキが塗られてあり、白ペンキの塗膜の下は鉛丹錆止め塗装の赤茶色。
 元来は鉛丹塗装のままの鉄骨で、後から白のペンキが塗られた物と思われます。


 この家が建てられてから約30年。
 塗装も最初期に行われただけで一度も手が入っていないと思われ、あちらこちらで塗装がはがれ錆まみれになっています。




 塗膜はがれ、錆だけでなくコケも付着した鉄骨部。



 塗装に関しては木部などは何度も行っていますが、こういう金属部はあまり経験がありません。
 ましてや塗膜が浮いて錆が出ている鉄骨は未経験。
 つまり、全くの素人です。

 今の段階は、手探りで試験的に行っていきます。



 足場の単管類も購入していませんので、高い場所は出来ません。
 手の届く範囲から少しずつ開始します。

 タワシと高圧洗浄機を用いて塗装剥がしをやってみます。










 まずは「塗装剥がしタワシ」でこすってみます。

















 完全に浮いてめくれてしまっている塗膜はめくれていきます。
 ですが、やはり錆まで取ると言うわけにはいきません。


 今回施工の付近を一通りこすった後に、高圧洗浄機で洗浄していきます。








 やはり高圧洗浄機の威力はすごいですね~。
 コケだけでなくタワシでこすってめくれなかった浮いた塗膜も飛ばしてくれます。
 最初から高圧洗浄やっとけば良かった。(´ヘ`;)










 白の塗膜がはがれて、下地にあった鉛丹錆止め塗装の部分が見えています。







 この場所はキッチンの真下でプロパンガスや水道の配管が密集していて非常にやりにくい。(>ω<)
 塗装する時も養生をきっちりしないと、不格好な仕上がりとなってしまいます。



 やっていて気がついた点。
 下の写真のような状態。
 塗装がブツブツと浮いてきて中が空洞になっている部分は、手でこすっても取れないし、高圧洗浄機も万能ではないようで、少し塗膜がまだ固い部分は吹き飛ばしてくれていません。


 このまま上から塗装をしても、短期間でめくれてきてしまうので、きちんと処理しておかなくてはいけません。
 サンドペーパーかサンダーをかけるしかないようです。








 グラインダー持ってないしな~、サンドペーパーはかったるいしな~。
  (;´Д`)ノ



 スクレーパーで掻き落とすの面倒だなあ。
 オービタルサンダー入るかなあ?
 どうすっかなあ~。


 次回までの課題になってしまいました。






 さて、やっかいなのがこの場所。







 草の根などがはびこってしまって、基礎のコンクリートすら見えてません。

 この場所を集中的に洗い流します。



 ・・・が!
 根がボルト回りに絡んでしまって、洗浄機では無理。Σ(゚д゚lll)




 スコップとノコギリ持ってきて、根を切断しながらの手作業で土を除去します。


 悪戦苦闘すること数分。
 手を泥まみれにしてなんとか根を除去しました。

 最後に基部の泥を洗浄機で吹き飛ばします。












 長い間、地中にあったのでもっと錆がひどいと思いましたが、意外にしっかりしてますねえ。



 仕上げに洗浄した場所の水分を雑巾で拭いていきます。








 大粒のしずくや水が溜まったままですと、錆に栄養を与えているようなものですから、おおまかに拭き取って乾燥を早めてやります。



 今回は基礎部鉄骨の手が届き、目に見える範囲、約3mほどで1時間半ほどかかりました。



 全部終えるのに何年かかるかわからんな。∑(´□`;)





 次回はこの場所に塗装を施してみます。






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