外階段を作る
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沿道から山の家の敷地内に入るには、玄関前の階段1箇所です。
階段は敷地のほぼ中央にあるのですが、建物の位置から言えば向かって右側にに近い位置にあります。
家の中や物置に荷物を搬入する時は、この階段が最短距離になります。
これから行おうとする基礎部のメンテナンスには、建物の床下に様々な資材や道具を持ち込むことになります。
足場用単管類とか、基礎土留め用の資材とかを運んで、一時的に床下に保管しておく必要があります。
ところが、物置の側には下の写真のように木柵で閉じられていて、こちらからの床下への資材搬入は出来ません。
沿道から重量物を担いでわざわざ玄関前の通路を通って行くのはたいへん。
そこでダイレクトに運び降ろす階段を作る方が、労力が少なくて済むと思い立ち、新しく外階段を作ることにしました。
敷地の左端は杉の大木や電柱が建ち並んでいて、幅の広い階段を設けるような余裕がありません。
電柱の左側すぐに隣地との境界杭があるので、それ以上左に作ることもできません。
いろいろと検討した結果、電柱と境界杭との約50㎝ほどの間から斜めに下りて、杉の木の横を通って下の通路に降り立つ、と言うルートしか取れないことがわかりました。
この場所の傾斜はかなり急で、ただ単に草を刈り取れば行き来できるというような斜面ではなく、きちんと階段を設けなければ安全に荷物を持って上り下りすることができません。
コンクリートブロックを購入するか、それとも従来通り木を伐採してそれを横に並べるか、いろいろと考えていましたが、偶然にもこういう商品を見つけました。

幅は50㎝。
プラ杭が付いていて、4個で\4,200円。
重量は1つのステップで1kg弱ほど。
建築の仮設用で用途としては最適です。(*゚∀゚)
重たいコンクリートブロックを買って運んでくる必要もなく、樹木を無闇に切る必要もありません。
これを2セット8個購入して山の家に運んできました。
物置から草刈り機を持ってきて、目星を付けたルートの草を刈っていきます。
ここはサルトリイバラの密集地。
伸びてる草やツタ類を根こそぎ切っていきますが、急傾斜ということもあって少々手こずりました。


急な斜面上に一筋の道が出来ました。
次に、仮設階段を設置していきます。
歩幅を考慮しながら適当な位置に仮設階段を置いて、木槌で固定杭を打ち込んでいきます。
幾つかのステップを設置し終えて、ステップを登っている時に異物があるのに気付きました。
これ、何?

少し掘ってみると・・・・
塩ビ管??
なぜこんな場所に塩ビ管が???

地肌から僅か1㎝ぐらいの深さで塩ビ管が下へ伸びています。
も、もしかして上水管!?
土かぶりメチャ薄っ!(;´Д`)ノ
上水管経路はもっと異なる場所で、深い場所にあると思っていたのです。
建屋前の通路にある石垣を避けるためでしょうか、狭い木の隙間を縫うように配置されていました。
しかも、浅い場所に。(;´Д`)
ぜんぜん気付かずにいましたから、配管をかすめるように杭を打ち込んでしまいました。
「だいじょうぶかなあ? 配管に重量がかかっちゃうなあ。(・ω・;) 」
クッションとなる表土が薄いものですから、損傷しないかどうか気がかりです。

階段は出来上がりましたが、少し心配。
時間をかけて作業したんだけど、時間をかけて作業したんだけど、時間かけて作業したんだけど。
↑悔しかったので三回続けてみました。
次回、木の反対側にルート変更出来ないか検討してみます。(ノД`)・゚・
杉の木の下側に大きな木がもう1本立っていて、しかも地面に段差付いていて、難しいんだよね。