八重桜
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夕べちょっと飲み過ぎたようだ。
頭の芯に時折ピリッと痛みが走る。(>ω<)
年を取るとお酒は弱くなっていけない。
昔はボトル半分ぐらい開けても平気だったが・・・
二日酔いになっていないだけマシだとつぶやきながら、爽やかな山の空気で頭を冷やします。
山は少しずつ若葉が芽生えてきて、グレーから明るい緑へと色づき始めて来ました。
山ツツジが今年も咲き始めています。
今年の春はだらだらと長雨が続いて肌寒い日が多い。
ソメイヨシノはもう散って葉桜となってしまっているけど、開花時期の遅い山桜や八重桜は今が満開。
山の家に来るまでの沿道で、他の方の敷地の八重桜や山桜が目を楽しませてくれます。
ベランダから見える谷の向こう側の家に、大きな大きな見事な桜の木が満開になっています。
朝早くに目覚めてしまい、することもないので午前中は様々な作業に没頭します。
前回、上水管の上に施設してしまった外階段のルート変更を手がけます。
前回施設したステップ。
物置からシャベルとハンマーを取り出し、現場へと運びます。
おっと、そうそう。
ペンキを塗った場所はどんな具合だろうか?
塗りすぎて泡が吹いて垂れてしまって汚くなってます。
おまけにホコリでゴミが舞い上がったのでしょうか、小さなゴミ
(葉や木屑)が点々と付着してますます汚くなってしまっている。∑(´□`;)
塗る前はめくれと赤錆で汚かったけど、今度はホコリと塗りムラで汚い。
プロならお金貰えるどころか罰金ものだ。
鉄骨脚部のひどい錆があった場所はと・・・・
うっすらと赤茶色が出てきて、錆が浮き上がってきている。(;´д`)トホホ
錆が浮いてきているのはこの場所だけ。
塗膜が薄かったのかな?
塗膜が乾く前に浮き上がって来たのならば上から二度塗りするけど。
これ以上サビが浮いてくるようなら、もう一度錆落としからやり直さないといけない。
サビ鉄ペンキ・・・・・
錆の上から塗れるって書いてあったけど・・・
ダメかもしれんね。(;・∀・)
もう少しこのままで様子を見よう。
前回塗装作業をして1週間後に、鼻がグズグズし始めました。
放っておけば鼻水が垂れてくるほど。
最初は花粉症かな?
オレもとうとう花粉症か~って、
一日中ティッシュの箱を抱えてたんですけど、次の日から喉がいがらっぽくて咳き込み始めました。
あ~、風邪ひいたかも~~(>ω<)
って思って咳止め飲んでました。
あれから3週間。
鼻水はかなり収まったんですが、咳が取れない。
塗料を塗ってた時、スプレー缶から飛び散る細かいペンキの粒子を、かなり吸い込んでるんですよね。
喉がデリケートなもんで、粘膜が弱っちゃったんでしょうね。
喉が治るまで塗装作業は中断です。
土木作業を開始します。
まずは施設する斜面の草むしりから。
草刈り機を持ち出すまでもないので、園芸用ノコギリでシダ類や小さな木を刈っていきます。
杉の木の右サイドの下部がストンと落ち込んでいて穴ぼこが開いた様になっています。
こういう木の根元の穴や凹みって怖いんですよ。(・ω・;)
雨がかからない場所ならスズメバチの巣があったり、湿気のある場所ならヘビが冬眠していたり。
ムカデなんかもいたりする。
下手に手や足は突っ込めない。
穴に枯れ枝やら刈り取った草を詰め込んで、上から踏みつけて平らにしていきます。
このままだとキクイムシやシロアリのエサ場になるので、シロアリ退治用の薬剤も同時に放り込みます。
次に、前に施設したステップのうち、杉の木の左サイドの物をシャベルを使って抜いていき、新たに斜面に打ち込んでいきます。
やっぱりこの穴の部分だけ段差が大きいですね~。
余分な丸太が出来た時に、ここに敷こうっと。
こちら側を通るのに杉の枝がじゃまにならないかと、ふと上を見上げると・・・
あっ!!
こっ、これはっ・・・!!!
さくら!!! ( ̄□ ̄;)!!
自分の敷地内に桜は植わって無いものと思っていました。
でも、目の前にあるのは
八重桜。
さざんかと杉の大木に挟まれてひょろひょろと細い枝が伸びて、可憐な花が咲いています。
下ばかり見ていたので今まで気付きませんでした。
わ、わからなかった・・・・( ̄▽ ̄;)
↑植物はとんとわかんないヤツ
前のオーナーさん、さざんかやツツジだけじゃなくちゃんと桜も植えていたんだ。
でも、こんな場所に植えるって、どうかしてる。
せっかくの桜が自宅の窓から眺められない。
大木の間に挟まれているので、木に光や栄養が届かなくてひょろひょろ。
オレ・・・、前回の作業の時、この木の枝切ったよなあ。∑(´□`;)
「サクラを切るバカ、梅切らぬバカ」
だいじょうぶかなあ。
切ったところから病気にかかって死なないかなあ。ヽ(TдT)ノアーウ…
しばらく八重桜の花に見入っていました。
隣地境界ギリギリのラインですが新たにステップの施設を終えました。
杉の木の根元をぐるりと回って下に下りていくことになります。
最後に、むき出しになった給水管の紫外線劣化を防ぐため、上から土砂をかけていきます。
そしてこの場所に立ち入らない様に、枯れ木や草で覆いをしてカモフラージュして終了。
道具を片付けた後、小さな板きれに「八重桜」と書いて、桜の木に吊しました。
間違って枝を切ってしまわぬように。