山の古別荘のDIY記

雨だれコンクリートをうがつ

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 2015年のお盆休暇も終わりました。
 私は例年と同じく町に居残り組みでした。
 今年は天候不順で海水浴や登山など思った行動が出来ずちょっぴり残念な休暇を過ごされた方もおられるかもしれません。

 今回の記事はお盆直前の休日のことです。








 お盆直前の週末。
 お盆休暇が早くから取っている方々の帰省も始まっているせいでしょうか。
 高速道路も各地で渋滞気味でした。




 只今午前7時過ぎ。



 渋滞多発地点を中心としてどんどんと車の列が伸びていっています。
 渋滞の長蛇の最後尾に並ぶことを避けて、迂回路を走って渋滞区間を最短で済むように回り込みます。
 帰省ピーク時にはこの迂回路すらも大渋滞を起こして無闇に突っ込むと動けなくなります。


 雲一つ無い青空。
 早朝なのですけど既に気温は急上昇して今日も猛暑を迎えそうです。



 道路情報表示板で55分かかると表示されていた渋滞ポイントを約30分で通過しました。
 渋滞区間を過ぎるとあとはスイスイ。
 一路山の家へと向かいます。







 別荘地の管理ゲートを通過する時、

 『今日は日帰りしマース!』
 と、言うと、
 『え!? 日帰り? もったいない・・・』
 と、管理のオジサン。

 苦笑いしながら会釈して山の中へ車を進めます。


 ニイニイゼミの声がこだまする森の中の道を走り抜け山の家に到着。







 日射しがハンパねっす! (,,゚ x 。)/




 今日は体力が保つだろうか。









 屋内に入るとむっとしていて何もしなくても汗が噴き出し始めます。
 すぐに着替えをして換気とお掃除。


 掲示板で教えていただいた、
 『カメムシや小さな虫はキッチンの換気扇口から入って来るみたいです。』
 と言うありがたい投稿を参考にして、初夏の頃にキッチン上部にある換気扇口に虫コナーズを外と中から吹きかけておきました。
 そのせいか今年は室内にカメムシやら小さな虫などの死骸を殆ど見ません。
 大正解のようで感謝いたします。




 掃除を済ませたら前回手入れした木を見に行きます。







 コナラの根元にたかっていた昆虫達はいません。
 染みだした樹液も薬剤で固まっているようです。

 上を見上げたら心なしか枝葉がしなっとしなだれていて元気がないです。
 この木はダメかもしんない。(ノД`)・゚・
 冬を越すことが出来るだろうか?




 周囲に櫓を組んだ桜の木は、何者かに櫓を崩されることもなく無事。







 写真ではわからないのですが、この組んだ櫓は高さが1.5m以上あり、上端はちょうど私の胸上部ぐらい。
 鹿が首を伸ばしても届かないと思える高さにしてあります。
 前足をかけてまで食わないだろうと判断してます。

 上部は木を三角形に組んで、桜の幹が生長して太くなるのを阻害しないようゆとりを持たせてあります。
 それぞれの木は軽く地面に突き刺してあるだけなので、強い力が加わると簡単に崩れるでしょう。
 鹿が強引に押し倒してまで囓ることはないと思ってます。








 庭一巡した後は今日の本題の作業に取りかかります。


 この山の家はまだまだ問題が山積み。

 少しずつ少しずつ補修と改良を加えています。
 ひたすらゆっくりとくつろぐという状況までに至ってません。

 と言うか、良かれと思って私が行った作業が次の弊害を生み出してしまって、作業が永遠に続いてしまうと言う悪循環に陥りかけてます。(;´Д`)ノ



 家の雨樋は、落ち葉が積もって詰まってしまい水があふれて軒の破風板を腐らせてしまうので、脚立が届かない範囲の雨樋を取り去りました。






 屋根からダイレクトに落ちる雨だれは地面に穴を開けてしまうので、落ち葉を積み重ねてクッションにしてきました。
 ベランダ側の軒下は草や樹木をわざと刈らずに雨だれ受けにしています。

 大雨が続くと重ねた落ち葉も流れだし、その下に隠れていたコンクリートに直接かかってしまうようになり、それが次第にコンクリートを壊し始めました。







 また、頑丈だと思っていた散水栓下部の洗い場のコンクリートも、崩壊が始まってきています。







 雨だれの威力って想像していたより遙かに力強いのに驚かされます。

 これ以上の崩壊を食い止めるために、玄関先と同様に砂利を敷き詰めることにしまして、購入してここへ運んできました。







 白の砕石80kg、御影石のブロック4ヶ、コンクリートブロック10ヶ、土留め用コンクリート花壇柵2ヶ。
 コンクリートブロックは雨水タンク設置時の土台用です。


 合計約130kg。



 私の車は貨物車なのでこれぐらい積み込んでも運転には支障ありません。1tonまで積めるよ


 ですが、この猛暑!
 車から降ろすだけで汗びっしょり。

 めげそうになりましたが階段上に放置出来ないので、玄関先へ一人でもくもくと運びました。(;´Д`)ノ
 そう言えば玄関先の玉砂利敷きもお盆前だった。




 まず最初に砕石を3袋ほど玄関先に撒きます。
 玉砂利を敷いた玄関先が、踏み固まってきたせいか、土の流出のせいか何かで地面が下がってきたからです。







 もともと少ないとは思っていたので、下がった分補充してやります。
 ブロアーで落ち葉を除去した後、袋を開封していきます。








 色が違いすぎ!(;´Д`)ノ



 最初に敷いた玉砂利も最初はもっと白かったんですけどねえ。('◇')ゞ
 同色の玉砂利が品切れだったので、白い砕石にしたのが間違いの基。
 そのうち混ざってわからなくなるか・・・



 それから洗い場回りの敷設作業に移ります。
 ブロアーと箒で落ち葉をかき出した後、地面をシャベルで整地します。

 御影石と花壇柵を適当に配置して、砕石をぶちまけていきます。




 花壇柵と石の間に隙間を空けているのは落ち葉を排除しやすいようにするためです。



 ちょうど軒下の雨がしたたる場所に砕石が来るように馴らしていきます。








 あかん! 少なすぎやっ!! (;´Д`)



 非常に不格好な状態になってしまいました。(ノД`)・゚・

 この階段には最初からグレー色の砂利が敷いてあったようなのですが、長い年月に落ち葉の腐葉土や泥に埋もれて殆ど見えなくなっていますがそれでも階段の表面を覆っています。
 グレーの砂利と、白い砕石と、色が違いすぎて違和感丸出し。

 メチャ中途半端ですね~。
 洗い場全面と階段全域にも撒かないと非常に見栄えが悪い。



 均一に見えるようにするには、あと200kgは必要かも。ガクッ!!_| ̄|○



 既に全身汗でびっしょり。
 Tシャツを絞ればボタボタと水が落ちるぐらい汗をかいています。
 今日はこれぐらいにしといてやります。ΣΣ(゚д゚lll)


 室内に入って500mlペットの飲料水をがぶ飲み。
 1本をあっと言う間に飲み干してもまだ喉が渇きます。



 次回、新たに追加の玉砂利を購入してきて、白い砕石を一旦回収して見栄えの良いように敷き直す予定です。
 無駄な労力がどんどん増える。(;´Д`)









 近年、日本各地を襲う集中豪雨はこの山間部も無縁ではありません。

 私が地形に手を加えた場所に影響が出始めてきました。


 ここは家の端に当たる場所で、今年の春に最初に階段を設置するために雑草類を刈り取った場所。
 斜面がどんどん崩れてきて通路が埋まり始めてます。







 石垣の終端部分で、雑草類の根の力で地形が保たれていたのでしょう。
 草を刈り取ったために土が流れ出し始めたようなのです。







 早い機会にこの場所の土留めと雨水の流路作りの処置を施さなくてはいけません。

 この家のある山は水はけが良すぎて、地形を保っている樹木を切り倒してしまうとたちまちこのように土砂が流出してしまいます。
 脆く崩れやすい地質です。


 って言うか、雨水がどこから流れ込んでくるかというと、


 上の道路からだろ!∑(´□`;)


 さすがに道路の側溝まで作る気にはなれない。

 こちらも不格好にならないように土留めしなくちゃ。
 細い塩ビ管も通っている場所なので、配管に傷をつけないようにしなきゃいけない。
 塩ビ管は水道ではなくて電気ケーブルが中に入っているのかも。
 電気は電柱から一旦地中に潜って、床下から家の中に入るように配線されています。


 どのように施工するかは検討中。

 コマッタモンダ。(;´Д`)ノ






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