山の古別荘のDIY記

なにやってんだか・・・

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 午後からは荒れ荒れになってしまった床下の傾斜面に手を加えていきます。
 乾燥した土が雨とかで流れ出すのを防ぐため、床下の全斜面に「土留め」を構築します。









 ベランダで使用されていた部材のうち、手すりや柱の中で使えそうな物はこうして物置の下に積み上げてありました。







 これらは、シロアリやキクイムシに目を付けられる前に、物置内部へ移動させておかないといけませんね。
 もう少し片付いたら塗装を剥がして、何か家具などを作ってみようと考えています。



 さて、床下には前オーナーさんの時からと、私が集めておいた丸太がゴロゴロと転がっております。







 一旦これらを片付けて、基礎土の土留めを構築していくのですが、けっこうな広さなのですぐには出来ません。
 段階を経て構築していきます。



 特に床下最上段は、今回の工事で踏み荒らされて土砂が崩落してしまい、急傾斜面となってしまいました。







 土砂がボロボロと崩れ落ちてくるので、歩くどころか立ち入ることすらままならない状態になっています。
 杭と丸太で作るような簡単な土留めではダメと思うので、本格的に重労働になりそうです。(>ω<)

 鉄筋とコンクリートで構築するのは資材調達から考えなきゃいけないので、石を組んでいこうと思うのですけど、必要な量はおそらく㌧単位になると思う。
 肝心の石がね・・・・
 近辺に大量に落ちていないかしら。(´ヘ`;)

 谷底に行けば沢筋にいい大きさの石がいっぱい転がっているけど、それらを担ぎ上げてくるのは至難の業。
 コツコツ構築するしかないか。




 杭を作るためにチェンソーを持ち出します。







 少し切れ味が落ちていたので刃を研いでから現場へ持っていきます。


 手頃なサイズの丸太を拾い上げて、長さ60センチほどにカットして杭を数本作ります。

 これをハンマーで斜面に打ち込んで行きます。


 少し打ち込んで安定させてから、おもいっきりハンマーを振り下ろして打ち込んで行きます。

 ところが・・・


 30センチほど打ち込んだ地点から入って行かない!Σ(゚д゚lll)


 たぶん石か何かに当たったんだろうと思って、引き抜き少しずらした位置に再度打ち込み直します。


 ここも同じ・・・_| ̄|○







 杭の上部がびょーんと飛び出したまま。

 試しに大きく位置を変えて、複数箇所打ち込んでみましたが、杭が入って行く場所と入って行かない場所とがあります。
 たいていは入って行かなくて、砂礫の下に固い岩盤の層があるのか、それとも基礎のコンクリートが埋まっているのか?

 打ち込む度に一定の深さで止まってしまうので、どんなに力強くハンマーを振り下ろしても無駄。
 しまいには杭の頭部が裂けてしまう状態。




 体力だけがどんどん失われていく。




 もしかして、これは何かのワナか!?(;´Д`)ノ





 やむを得ないので、浅く打ち込んだままで作業を進めていきます。








 杭を数本打ち込んだらその間に丸太を沿わしていきます。
 とりあえず無造作に数本ずつ置いてみて形が決まってきたら後から針金で固定する予定です。


 順番に杭を打ち込んで、丸太を沿わせて端から端へと作っていきます。








 一段目が出来たら斜面に登って二段目の構築。
 まずは基礎のコンクリートブロックに沿うように配置してみました。




 一心不乱に作業していたのでこの時点で数時間が経過。
 動いていたので寒さは感じなかったけど、そろそろ疲れが溜まってきました。


 一息ついて現場を見渡します。








 ん~、何だか違う気がする・・・。(・ω・;)









 なぜ斜面の上に杭を打ち込んでるの?




 ↓こういう風に構築しなきゃ意味ないだろ。









 これじゃ、歩く幅に沿って木を這わせただけだ!(;´Д`)ノ




 こっち側もだよ。







 3時間も4時間もかかって体力消耗させて、


 しかも疲れてきたせいか、丸太をぶん投げたら塗装したばかりの鉄骨に当たって、数カ所ペンキがはげちゃったし。_| ̄|○
 下地の錆止めまではげちゃったよ。




 何やってるのかなあ、オレは。。。(ノД`)・゚・






 下から上まで幾段も段差を構築していかなきゃならないのに、貴重な一日を棒に振ってしまいました。




 空間を見つめて呆然とするばかり。



 これは一気にやろうとしちゃいけませんね。
 必ず失敗する。

 基礎土は簡単に崩れていくことはないからムキになって作ることはやめよう。


 ペンキがはげた部分は同色のペンキが無いので、黒マジックを持ってきて応急処置で塗り塗り。
  φ(◎_◎;)ヌリヌリ

 新しいペンキ買ってこなくちゃ。
 マジックで塗っておくと少しの間は錆び付くのが回避できます。




 次の雨シーズンまでにやっておかなくちゃいけないのは、この一番下に出来たスペース。







 このエリアを放っておくと、雨だれで掘れていってしまうので、雨だれ除けの何かを作らなくちゃいけません。

 屋根に雨樋が無くて、今までは植物たちが雨だれの落下の衝撃を和らげてくれていたのだけど、その植物たちはもう無い。
 一度刈り払った植物は1年やそこらでは元に戻ることはありません。
 って言うか、歩いて回って踏み固めてるから、雨除けになるほどの高さの草なんてなかなか育たない。


 砂利を撒くならば膨大な量が必要だし、一度地ならししなきゃいけないし。

 玄関前の通路に撒いてある分量だけでも、全部で600kgの砂利が撒いてあります。
 化粧砂利でなくてもいいけどここはそれよりも広いので、必要な砂利は約1TON強。(;´Д`)ノ
 どこで拾って来ようか。

 雑木の枝で矢来でも作るか、キクイムシが増えるのを覚悟の上で丸太を並べるか・・・
 何かいいアイデアは無いかな~。(・ω・;)






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