山の古別荘のDIY記

落ち葉掃除

★目次ページに戻る


 徐々に日が長くなり、春が少しずつやってきています。
 現地に到着して一番驚いたのは膨大な落ち葉の量。
 
 昨年末に大部分の枯葉は落ちていると思っていたのですが、予想以上の葉が木々に残っていたのですね。
 冬の間にそれらの殆どが落ちて、家の周りに積もっていました。


 玄関周りに残してある雨樋にもしっかりと降り積もり、水はけを悪くさせてしまっています。






 まず最初に雨樋の掃除から開始しました。

 山の家の前に、大きな2本の杉の木が立っていて、杉の小枝が多く落ちてきます。
 杉の葉っぱはトゲトゲでどうしても引っかかってしまうため、人の手で取り払ってやらないといけません。
 脚立に登ってスコップと手でかき出していきます。

 30分ほどで完了。






 普通、別荘などの山の家では雨樋はありません。
 特に積雪地帯の家は、雨樋は雪の重みですぐに壊れてしまいます。
 
 この家も雨樋など取り払えばいいじゃないかと考えました。
 しかし、家の周囲に排水溝が無いため、取ってしまうと屋根に降り注いだ雨水が家の床下に回り込み、基礎土を持ち去ってしまう恐れがあるため雨樋を残してあります。
 
 排水溝も単なる溝ですとすぐに落ち葉が詰まってしまうので、パイプを埋設する排水方法を行わなくてはならず、たいへんな作業なので躊躇しています。



 次に階段と家の周囲の落ち葉を熊手でお掃除していきます。

 家の周囲の通路は砂利が敷いてあったようで、落ち葉の下の腐葉土の更に下に、砂利層があります。
 腐葉土層に雑草の根がはびこっていて、全てを取り去るのはほぼ無理なので、砂利層が少し見えるところまでかき出していきます。





  







 かき集めた落ち葉の一部を軒下の地面や、床下へ敷きます。
 
 昨年気付いたのですが、全ての雑草や落ち葉を取り払ってしまうと、雨のかからない場所の土の乾燥が進んでしまい、急傾斜地のため雨水などで基礎土がどんどん流れ出してしまうことがわかりました。

 基礎土の流出を防ぐため、地面にある程度湿気を持たせることと、枯葉の腐葉により新たな土を作るという目的で、落ち葉の一部を床下に入れてやっています。





 






 あまり床下に落ち葉を積み上げてしまうと、カビやシロアリの発生、ムカデなどの害虫の大量発生を招いてしまうので、悩みどころですね。

 他の大量の落ち葉は山の木々の間に捨てていきます。


 山の家の周囲は、大量の葉っぱの山が数カ所あり、吹きだまりになって年々溜まっていきます。
 原発事故で東日本の腐葉土がホームセンターなどから姿を消したと聞いていますが、売れるなら腐葉土を生産しようかな?f(^ー^;

  

 

 この日から2週間後・・
  

 日本列島を春の嵐が吹き荒れたときがありました。
 再び山の家に行ったとき、雨樋を見てボーゼン。


 またもや落ち葉が降り積もっていて振り出しに。
 
 

 何とかならんかな~。・゚・(つД`)・゚・






★目次ページに戻る

▲このページのトップへ



トップページに戻る