苔と塗膜劣化

　雨ですわ。
　昨夜からの雨。

　昨夜けっこう激しく降ったらしくデッキの端は吹き込みの雨でびっしょり濡れている。
　ベランダの塗装を行おうと思ったけど、雨がやまないとちょっと出来そうにない。

　午後にはやむという天気予報なので午前中は別のことをしておこうと考えるけど、特段することがない。(-。-;)
　困りましたね。

　こういう時は悠久の時間を楽しむもんだ！
　と言う人がいるけれど。

　悠久の時間って退屈なんだよ。(;´д｀)ノ
　

　何も考えずに景色に見とれて時を過ごす。
　私は5分も保たない。

　ひっきりなしに波が押し寄せる海だって見ていたら飽きてくる。
　砂浜なら何か流れ着いていないか探したり、磯辺なら小動物を捕まえられないかと岩場をごそごそしたり。
　結局、貧乏性なんだわ。

　とりあえずコーヒーでも飲んで動画でも見て過ごすかね。
　と、お湯を沸かしてコーヒーを入れてソファに腰掛けたら・・・

　めちゃめちゃ降ってきたーっ！(〇o〇;)

　動画見てもらえばわかると思うけど、映像に映り込むほどの雨ってすごく激しいですよ。
　雨の音が響いてそれ以外の音がかき消されてしまう。
　こんな時は楽器の演奏は近所迷惑にならなくて済むかもしれん。

　屋根のあるベランダにいても細かい霧のような水滴が吹き込んでくる。
　作業なんかもっての外。
　ほぼ諦めムード。

　こりゃ今日はダメかもな。
　
　今日は一日何すっかなあと考えていたら。
　突然雨がやんで、小鳥たちの鳴き声も戻ってきた。

　しばらくしたらベランダのデッキ板も乾いてきたので、予定の作業が出来そうだ。
　早めの昼食を取ります。
　作業服に着替えてベランダ塗装を開始します。

　しばらく放置していたものだから手すりの南側の面した部分に苔が生え始めています。
　これを放置しておくのは流石にまずいだろう。

　まずは苔とデッキ板に積もった汚れを取るために雑巾がけ。

　この苔は鉄骨部の表面にも付着してきます。
　山の中で雨水がかかる部分はどうしてもこうなってしまう。
　塗膜を劣化させる要因になるのでひどくなってきたら除去します。

　苔を拭き取りは水だけでは簡単に取れないので中性洗剤を使用します。
　お掃除用のマイペットで十分。
　洗剤を吹きかけて濡れ雑巾で拭くと簡単に取れます。

　デッキ板の表面もとんでもなく汚い。(×_×;）
　単なるホコリではなくて触るとジャリジャリとした細かい砂粒のような感触。
　主な原因は黄砂によるものだと思う。

　最初に手すりから開始します。

　流石に塗膜の劣化が著しい。
　雑巾でこするとポロポロと劣化した塗膜がめくれてきます。

　前回塗装したのはいつだったかな？(-。-;)
　帰ってきて昔の写真を見返していたら2022年の11月にやっていた。
　2年半ほど放ったらかしていたので劣化するのも無理はないか。

　使用している塗料は某ホームセンターのオリジナル品（中身は関西ペイントのリーズナブル品と思われる）。
　性能は従来の木部用塗料とあまり遜色はないが、耐久性に乏しい。
　だいたい1年半でダメになってくる。
　苔が付くのも仕方ないか。

　手すりとエアコン周りを手作業で拭き終えたあと、広い面は雑巾モップを使用して一気に拭いていきます。

　ちょうどベランダの半分のところで拭き終えます。
　今日は時間的にもこれぐらいまでしか出来ない。
　かなり汚れていたのであまりきれいになった気がしない。
　高圧洗浄をすれば早いのだけど、根太周りについた水分は乾ききらないので腐敗菌をはびこらせる原因を作ってしまう。
　意外とデリケートなんですよ。

　拭き掃除が終わったら塗料を塗っていきます。
　コテバケを使用してムラなく塗っていきます。

　単純な作業だけど塗る箇所が多くて結構時間がかかります。

　ベランダに置いてある物を移動させながら床も塗っていき予定の箇所まで塗布して終了。

　梅雨入りまでに全面を終わらせたかったけど、午前中雨だったので仕方ない。
　半分でも出来たので良しとしましょう。
　残りの部分を夏場の暑い時期にやるの嫌だな～。(;´д｀)ノ

　ここまでの動画：*動画の内容は記事とは少し異なります。

　先日、「水質保全センター」ってところから葉書が来たんだわ。
　
　お前のところの浄化槽を検査してやるから覚悟しろよ！

　という内容。

　別荘の浄化槽設備は保守会社に依頼して定期的に清掃と検査をしてもらっています。
　10数年間、一度もこんな検査をしたことがないし聞いたこともない。
　
　また、やべえ組織が違法なことやってぼったくってんのか？

　と思って保守会社に聞いてみたら、県がやってんだと。
　今までやったこともないのに年に一度検査を受けなきゃいかんとか。

　新しい天下り組織の資金源じゃねえの？(ﾟДﾟ)ｱﾔｼｲ

　だいたい月に一度ションベンと、少しばかりの食器用洗剤を垂れ流すぐらいの浄化槽。
　水質汚染につながるほどの排水流してないよ。

　構わねえからやってくんなと電話で回答したら、『お代は5,500円でございます。』と来たもんだ。

　やっぱ資金源じゃねーか。
　県内にどれぐらい浄化槽あると思ってんだ。
　巨額のマネーが動く闇を感じたわ。
　某国営放送と同じ匂いがする。

　で、検査結果が先日送られてきました。

　『不適格』

　浄化槽の送風ポンプが故障してます。だってさ。

　ああ、それな。
　この別荘は落雷多発地帯で、コンセントに繋いでたら電気製品はことごとく破壊されちまうんだわ。
　しかも送風機はぺったりと地面においてあるし、誘導雷から保護することが非常に困難。
　壊れてうんざりしてたところなんだわ。
　そういうとこは、関係ないよって言われてお構いなしだもんなあ、配慮もなんにも無いもんなあ。
　なんかすっきりせんなあ。

　ま、ついでの折に交換しとくわ。

　と言うことがありましたとさ。