山の古別荘のDIY記

雨のち晴れのち雨

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 梅雨も終わりかけの夏の日の早朝・・・



  寒いっ!!!( ̄□ ̄;)!!



 シャツとパンツ1枚で寝ていた私は、震えるような寒さで目が覚めてしまった。

 時計を見ると午前5時。
 カーテン越しに見る外はもう明るくなっています。
 エアマットのベッドから起き上がって窓を全て閉めます。

 もう一眠りしようかなと思って再び横になりましたが、既に起きて活動している森の住人達の鳴き声がやかましくて眠る気になれません。


 耳を澄ますと、小鳥や蝉の鳴き声に混じってバラバラと雨が降っている音がします。


 え?雨??


早朝の森



 どうりで寒いはずです。
 雨によって蒸された森がすっかり冷やされたみたいです。


 もう一度起き上がり、ベランダに出てみます。
 まだ太陽は昇っていない時刻ですし、曇天ですので少し薄暗い山間の谷です。

 バルコニーから見る早朝の高原の動画。
 鳥と虫達が鳴いているだけの動画です。(5分間)




 バルコニーの手すりの上を何かもそもそと動く物がいました。
 近寄ってみるとゴマダラカミキリ君でした。

 君は雨宿りかい?


ゴマダラカミキリ君







 すっかり目が覚めてしまいました。

 昼間に眠気を催したら、ソファで居眠りでもしようと考えて、ヤカンを火にかけてコーヒーを作ります。


 この雨止むのかな?
 止まなかったら今日一日の予定が全部狂うな・・・・(・ω・;)



 椅子に座って外を見ながらぼけっと景色を眺めます。


雨降りの森




 今日はバルコニーのペンキ塗りと、床下物置の高圧洗浄とペンキ塗りを行う予定。
 バルコニーは屋根の下ですから雨が吹き込まない限りいつでも可能です。
 物置は外に立たなくてはいけないので、雨だと延期になります。



 朝の音楽は何がいいだろう?

 持ってきている音楽ファイルを物色します。
 この景色に似合う朝の曲。
 クラシックつーのもなぁ・・・



 やっぱり・・・・こいう時は・・・





 ヴァン・ヘイレンだな。

    (゚∀゚)





 ヒグラシの声に負けじと、ユー・リアリー・ガット・ミーのギターサウンドがスピーカーから流れてきます。
 

 けっこう合うよ、これ。(*゚∀゚)=3








 軽く朝食を取って少し片付けをしていたら、雨が止んで日射しがさしてきました。

 朝の涼しい内にバルコニーのペンキ塗りを済ませておこうと、ペンキ缶と塗装道具をバルコニーへと出します。
 コテバケでは塗ることの出来ない、隅っこや柱の向こう側などをハケで塗っていきます。


 雨が降って涼しいとは言っても真夏の気候。
 すぐに気温が上昇して、汗だくになってしまいます。

 バルコニーが済んだら玄関から表へ出て、壁のペンキが薄くなった場所や、軒天の補修部分の板材などに重ね塗りをしていきます。



 家の周りの木々を見て回ると、小さい木だからと放っておいた苗木がそれぞれ大きくなってきています。
 松の小さな木があったんですが、気がつくと高さが約3mほどになってます。
 大木になったらやっかいな場所なので、近々間引きします。

 松の木は、この谷のアカマツが虫害にやられてしまったようで、大きな物は殆ど立ち枯れしています。
 出来れば、別の場所に植林したいぐらいなんですが、ノウハウ有りませんし、一人じゃ無理ですね~。


 玄関先の階段の直ぐ横に生えている、直径5㎝、高さ6mほどの木をノコギリで切りましたよ。
 これ以上大きくなると手に負えなくなるので、早めにやっちゃいました。







 木はあまり切りたくないですよ。

 山の神様が怒っちゃう。


 切りすぎると木と木の間隔がスカスカになっちゃって、どんどん広がっていくような気がします。
 事実、小道を作ってる場所が、妙に広がってきています。


 この山の地質が岩と砂ばかりで脆くて乾燥しやすく、木や草が無くなってしまうと保湿できなくて、サラサラと崩れやすくなるのです。

 記録的な大雨なんか降って、土砂災害が起きて山崩れが起きたら目も当てられない。
 乱伐で保水力を失った山は崩れやすいですからね。

 伐採のせいで山の家が流されたりしたらたいへん。




 兵庫県には「フェニックス共済」という住宅再建共済基金がありましてね。
 阪神淡路大震災の教訓を生かして作られた制度です。

 加入しておくと大規模災害で家が倒壊した場合に、再建のための給付金が貰えるんですよ。
 別荘でも会社ビルでも対象となります。
 私も加入しております。


 全壊・半壊で600万円。

 
 そう言えば、この家は280万円で買ったんだっけ。(´・ω・`)















 午後からは床下物置のステップや扉の洗浄と塗装を行います。


 高圧洗浄機で古いペンキを落とす。

 高圧洗浄機で古くなったペンキを落とすと言っても、家庭用のあまり圧が出ない洗浄機ですから、この程度しか落ちてくれません。


高圧洗浄をする



 高圧洗浄を終えたぐらいから、空模様が怪しくなってきました。

 遠くの空からゴロゴロと怪しい音が近づいてきます。
 これはまずいかもしれないと感じて作業の手を早めます。

 コテバケで一気にペンキを塗っていきました。



床下物置



 ほぼ塗り終えたところで、雨が降ってきました。(T_T)

 乾燥が間に合わず雨水で垂れてしまった場合は次回に再塗装することにします。


 で、この塗装を行っている間に重大な事実を発見!!


 その模様はこちらで!



 このことが理由でこの日は予定より遙か早めに帰ることになりました。






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