山の古別荘のDIY記

木灰って高いんだ!!

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 週末、分割した囲炉裏テーブルをうんとこさと車に積み込み、別宅へと運びました。

 木製品は乱暴に扱えないので、降ろすときは車のステップの下に段ボールを敷き、玄関にはボロ布を敷いて運搬に取りかかります。

 天板は真ん中に大きな穴が開いているので、肩に担げば簡単に持ち運びできました。
 本体部は重い上に大きいし、持つところが不安定。
 階段の途中で落っことしたら破損してしまうでしょう。
 気合いを入れて一気に別荘の玄関口まで持ってきました。
 ボロ毛布の上に置いたので、あとは毛布ごと滑らすので楽です。


 室内の置く予定の場所を整理して、組み立てにかかります。


 あ、ネジの予備忘れた。(;´Д`)ノ


 絶対に失敗できなくなってしまった。


 前回のようにネジを折ったり曲げてしまったら、その時点で組み立て延期。(汗

 あとでひっくり返すときに手が入るように、天板の下に当て木を入れて天板を下にして、本体を上に置き、正確にネジ穴位置が重なるように調整します。

 おっとその前に、ネジを折って掘り出した箇所の穴に接着剤を注入。 
 天板と本体部の最初に付いていた方向を間違えると、ネジが入らなくなるので慎重に。

 本体が重いのでなかなか組み合わないのですが、それでも1本目のネジは抵抗なくスルスルと入ってくれました。
 ネジの長さは8㎝程もある長ネジ。
 1本目を一旦仮止め。
 2本目のネジを入れるときに、少しだけ本体位置を微調整します。
 2本目がきちんと入ったらあとは簡単で、全部で8本のネジをセットしました。


 さあ、これから本締めしていくぞ! (^◇^)/オーッ!


       ・
     プラスドライバーで・・・
       ・
     うんせ、うんせ・・・
       ・
     ねじ山潰さないように・・・・
       ・
 あ、握力が・・・・どんどん・・・消えていく・・・・



 1本目を根本までねじ込み終えた時点でGive up!! (;´Д`)ノ




 インパクトドライバーという便利道具があることをすっかりド忘れしてました。
 困ったときの電動工具です。
 インパクトで一気にねじ込み、最後に手でしっかりと増す締めしていきます。


 出来上がった囲炉裏テーブルを、満身の力を込めてうんこらしょとひっくり返します。
 立てたときに倒れたら床が抜けるかもしれないので、ゆっくりと倒して一度ソファの上にもたれさせてから、無事着地。


囲炉裏テーブル
 
 

 囲炉裏を使わないときの蓋をして、全体を眺めてみます。

 あひゃ~! いい感じ!(^ー^)v


 かわいいよ、囲炉裏テーブル、かわいいよ・・・


  痛っ!・・・・(--#





 釘が出とるやんけっ!!! ( ̄□ ̄;)



 さすが安物。
 テーブルの端に釘の先端が飛び出ていました。
 金槌を持ってきて先端を潰して、マジックで黒く塗り塗り。φ(゚〇゚;)

 中に入れる灰も何も無いのでこの日はこれで終了。
 




 翌日から、灰はどうしようかと一思案。

 まず、必要な灰の量がわかりません。
 「砂か砂利でも入れようかなあ・・・」
 と考えながらもネットでいろいろと検索してみます。


 いろいろ探して、見つけたのがこのページ。

 囲炉裏・火鉢・七輪のうんちく - 炭火道
 http://7rinhonpo.jp/
 ものすごい情報量です。
 おそらく、これ以上囲炉裏や火鉢に関して詳細に説明されてあるページは無いでしょう。



 このページの中に、必要な灰の容量計算がありました。

 計算してみると・・・最低でも30リットル!!! ~(°°;)

 重量にして約30kg(木灰の場合)。

 大丈夫かぁ? 別荘の床抜けないかな??


 最初は、炭を燃やし続けていればいつかは満杯になるだろう、なんて甘い考えでいたのですが、どうやらとんでもないことのようです。
 文中には、「1トンもの原木を燃やしても、わずか10kg~20kgほどの木灰にしかなりません。」とあります。Σ(゚д゚lll)ガーン



 オークションなどで木灰が売られていますが、1Lとか2Lを1000円とかで出品されています。
 30Lも購入するとなるとすごい金額になってしまいます。

 しかも、このページを読み進めていくと、”砂利は入れない方がいい””危険な灰に注意”、と丁寧に解説されてあります。
 木灰にもいろんな種類があって、現代ではもはや貴重品だったんですね。
 ものすごく勉強になりました。



 予算があまり無いので木灰はあきらめて人工のセラミック灰をまとめて購入することにしました。
 純粋な木灰よりは安価だけど、それでも予備に置いておく量も含めて40L、1万円が吹っ飛びました。もうやだ~(悲しい顔)

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 セラミック灰の購入はこちらへ
 囲炉裏本舗さんのページ。





 あとは備品。

 オークションでいろいろと物色して落札していきます。
 鉄瓶を乗せる五徳(1500円)、ステンレス製の灰ならし(830円)、炭にコンロで火を付けるための穴の開いた鍋の火起し(1550円)。
 いずれも手数料・送料込みの値段。
 火箸は別荘に置いてあった小さな鉄バサミで代用。


 こうなると粋な鉄瓶も欲しくなります。
 岩手のブログ友さんに南部鉄器のお店でも教えてもらおうかと考えましたが、鉄瓶はこまめなメンテが必要ということで、私はずぼらな性分なのであきらめ。

 
 囲炉裏テーブルで焼き肉を楽しみたいから、焼き網を乗せる台を自作します。
 ホームセンターへ行って、ステンレスのステーなどを購入(2800円)。

 テーブルはカーペットの上に直置きなのでちょっと不安。
 そこで断熱のため炉の中に敷く断熱材代わりの天井ボードを1枚購入(159円)。


 やはり、別宅を持ってからの一番高価な家具となってしまいました。(T_T)



 次回はこれらの備品を持って、別宅へGO!



 特設ページ: 囲炉裏テーブルについて




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*文中に紹介している各社の製品は、これはいいなと思ってカタログより抜き出して紹介している物です。
 全てを使用したわけではありませんので品質や特徴を質問されてもお答えできません。






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